地元目線で検証!九州・沖縄在住者が選ぶ、地域内での移住希望地ランキング
地元だからこそわかる、九州・沖縄の“住みたい人気エリア”を紹介!アクセスの良さや利便性、自然環境とのバランスを重視した、地域密着型の移住希望地ランキング
株式会社cielo azul(本社所在地:福岡県福岡市、代表取締役:大泉 聡)は、20~50代の九州・沖縄地方在住で県内での移住を検討している方を対象に、「九州・沖縄それぞれ地元内で選んだ「住みたい移住先」に関する調査を実施しました。
理想とする環境で暮らすために、移住を考える方もいるでしょう。
移住先を検討する際、遠い場所よりも、現在住んでいる場所に近いところの方が情報を集めやすく、そこでの生活を想像しやすいのではないでしょうか。
では、20~50代の九州・沖縄地方在住で県内移住を検討している方は、どの地域を選ぶのでしょうか。
そこで今回、暮らし密着メディア「ふるさとめぐり」を運営する株式会社cielo azulは、20~50代の九州・沖縄地方在住で県内での移住を検討している方を対象に、「九州・沖縄内での移住」に関する調査を実施しました。
調査概要:「九州・沖縄内での移住」に関する調査
【調査期間】2024年10月4日(金)~2024年10月7日(月)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】929人
【調査対象】調査回答時に20~50代の九州・沖縄地方在住で県内での移住を検討していると回答したモニター
【調査元】株式会社cielo azul(https://www.cieloazul.co.jp)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
九州・沖縄地方で選ばれる!地元民が支持する移住先ランキング
はじめに、現在住んでいる県のどの地域に移住を検討しているかについて聞いたところ、県別で以下のような回答結果になりました。
福岡県に住む移住検討者が選ぶ“住みたい街”【福岡県:134名に徹底調査】
はじめに、福岡県在住の方134名に「同じ県内のどの地域に移住を検討していますか?」と質問したところ『福岡市東区(23票)』が最も多く、次いで『福岡市西区(9票)』『福岡市中央区(9票)』『福岡市博多区(9票)』『糸島市(6票)』という結果になりました。
1位 |
福岡市東区 |
23票 |
---|---|---|
2位タイ |
福岡市西区/福岡市中央区/福岡市博多区 |
9票 |
5位 |
糸島市 |
6票 |
1位:福岡市東区(23票)
福岡市東区へ移住したい理由として「都心へのアクセスが良いから」という理由が最も多く挙げられました。
特に再開発が進んでいるアイランドシティでは、福岡の各地を結ぶ福岡高速6号線(通称・アイランドシティ線)の開通や、今年の春に3つ目の小学校である「照葉はばたき小学校」が開校し、今後さらなる人口の増加が期待されていることが人気に繋がっていると考えられます。
2位:「福岡市西区」「福岡市中央区」「福岡市博多区」(9票)
「福岡市西区」「福岡市中央区」「福岡市博多区」の3地域は、それぞれ9票で同数の支持を集めました。
これらのエリアはいずれも福岡市中心部に位置し、利便性が高いことから、居住地としての人気が高いと考えられます。
5位:「糸島市」(6票)
「糸島市」は、自然に囲まれた環境や美しい海岸線が魅力であり、最近ではリモートワークの普及に伴い、落ち着いた生活環境を求める層から人気が高まっていることがうかがえます。
熊本県に住む移住検討者が選ぶ“住みたい街”【熊本県:112名に徹底調査】
次に、熊本県在住の方112名に同様の質問をしたところ、『熊本市中央区(15票)』が最も多く、次いで『熊本市南区(6票)』『熊本市東区(11票)』という結果になりました。
1位 |
熊本市中央区 |
25票 |
---|---|---|
2位 |
熊本市南区 |
13票 |
3位 |
熊本市東区 |
11票 |
1位:熊本市中央区(25票)
移住したい理由として「都心にアクセスが良いから」という理由が最も多く集まりました。中央区には「熊本城」があり、歴史的な観光地としても知られています。
そのため交通網が発達しており、熊本駅や市電、バスなどを利用することで市内外へのアクセスが非常に良好なことが人気に繋がっていることがうかがえます。
2位:熊本市南区(13票)
「熊本市南区」は、農地や緑地が多く自然環境に恵まれたエリアです。今後の開発に伴う利便性の向上も、移住希望者から注目されていると考えられます。
3位:熊本市東区(11票)
「熊本市東区」は、比較的静かな住宅街が広がるエリアでありながら、生活に必要な施設が充実しているほか、熊本インターチェンジが近いため、市内外への移動がしやすい点が人気の理由となっているようです。
佐賀県に住む移住検討者が選ぶ“住みたい街”【佐賀県:106名に徹底調査】
佐賀県在住の方106名に「同じ県内のどの地域に移住を検討していますか?」と質問したところ、『佐賀市(29票)』が最も多く、次いで『鳥栖市(20票)』『唐津市(8票)』『武雄市(8票)』『小城市(8票)』という結果になりました。
1位 |
佐賀市 |
29票 |
---|---|---|
2位 |
鳥栖市 |
20票 |
3位タイ |
唐津市/武雄市/小城市 |
8票 |
1位:佐賀市(29票)
移住したい理由として「お店などが多く便利だから」という理由が最も多く集まりました。
商業施設や飲食店、生活に必要なサービスが集中しており、特に、ショッピングモールや大型スーパーが点在しており、日常生活の利便性が高いことが人気の理由と考えられます。
2位:鳥栖市(20票)
「鳥栖市」には九州各地を結ぶ鳥栖インターチェンジや、九州新幹線が停車する鳥栖駅があり、アクセスの良さが人気の理由と考えられます。
3位:「唐津市」「武雄市」「小城市」(8票)
最近では「武雄市」にも西九州新幹線が開通し、他県への移動がさらに便利になりました。
また、「唐津市」は観光地として人気があり、玄界灘で取れる海の幸が豊富ですし、「小城市」は自然豊かな環境に恵まれていることから、落ち着いた生活を送りたい層に支持されているのではないでしょうか。
長崎県に住む移住検討者が選ぶ“住みたい街”【長崎県:116名に徹底調査】
長崎県在住の方116名に同様の質問をしたところ、『長崎市(43票)』が最も多く、次いで『大村市(16票)』『諫早市(13票)』という結果になりました。
1位 |
長崎市 |
43票 |
---|---|---|
2位 |
大村市 |
16票 |
3位 |
諫早市 |
13票 |
1位:長崎市(43票)
移住したい理由として「交通の便が良いから」という声が最も多く集まりました。
長崎市は県の中心都市で、路面電車やバスが発達しており、通勤や観光地へのアクセスが便利です。
再開発により商業施設も充実しつつ、海や山の豊かな自然環境、歴史や異国情緒あふれる街並みが共存していることが、移住先としての人気を高めている理由として考えられます。
2位:大村市(16票)
「大村市」は長崎空港があるうえ、西九州新幹線が開通したことで、県内外へのアクセスがさらに良くなりました。
3位:諫早市(13票)
「諫早市」は、大村市とともに西九州新幹線が開通したことで、県内外へのアクセスがさらに良くなりました。
どちらとも長崎市に近く、都市機能と自然がほどよく調和した生活環境が人気の理由と考えられます。
大分県に住む移住検討者が選ぶ“住みたい街”【大分県:118名に徹底調査】
大分県在住の方118名に「同じ県内のどの地域に移住を検討していますか?」と質問したところ、『大分市(57票)』が最も多く、次いで『別府市(14票)』『日田市(8票)』という結果になりました。
1位 |
大分市 |
57票 |
---|---|---|
2位 |
別府市 |
14票 |
3位 |
日田市 |
8票 |
1位:大分市(57票)
移住したい理由として「お店などが多く便利だから」という理由が最も多く集まりました。
商業施設や飲食店、医療機関、教育機関が充実しているため、生活の利便性が高いことが特徴です。
特にファミリー層やシニア層にとって安心して暮らせる環境が整っており、近年では再開発が進み、新しいマンションや商業施設が続々とオープンしているため人気を集めていると考えられます。
2位:別府市(14票)
「別府市」は日本有数の温泉地であり、温泉を日常的に楽しめる環境や、観光都市として充実した商業施設が整っています。
3位:日田市(8票)
「日田市」は古い町並みや伝統文化が残る街で、落ち着いた静かな生活を送りたい人々に需要があると考えられます。
宮崎県に住む移住検討者が選ぶ“住みたい街”【宮崎県:114名に徹底調査】
宮崎県在住の方114名に同様の質問をしたところ、『宮崎市(52票)』が最も多く、次いで『都城市(25票)』『日向市(5票)』『西都市(5票)』『延岡市(5票)』という結果になりました。
1位 |
宮崎市 |
52票 |
---|---|---|
2位 |
都城市 |
25票 |
3位タイ |
日向市/西都市/延岡市 |
5票 |
1位:宮崎市(52票)
移住したい理由として「交通の便がよいから」という理由が最も多く集まりました。
都市再開発に伴い、駅周辺には新しい商業施設やマンションが建設されており、交通の便の良さがさらに強化されていることでビジネスパーソンやファミリー層から人気があるのではないでしょうか。
2位:都城市(25票)
「都城市」は、移住者への支援が手厚く整えられており、移住者向けの住宅支援や、子育て世代への補助金制度などが充実していることが人気の理由のようです。
3位:「日向市」「西都市」「延岡市」(5票)
「延岡市」は商業施設や医療機関が整っているほか、「日向市」「西都市」とともに自然環境も豊かなことから落ち着いた生活を求める層に支持されていると考えられます。
鹿児島県に住む移住検討者が選ぶ“住みたい街”【鹿児島県:115名に徹底調査】
鹿児島県在住の方115名に「同じ県内のどの地域に移住を検討していますか?」と質問したところ、『鹿児島市(55票)』が最も多く、次いで『霧島市(15票)』『姶良市(8票)』という結果になりました。
1位 |
鹿児島市 |
57票 |
---|---|---|
2位 |
霧島市 |
14票 |
3位 |
姶良市 |
8票 |
1位:鹿児島市(55票)
移住したい理由として「都市部へのアクセスがよいから」という理由が最も多く集まりました。
九州新幹線の玄関口である鹿児島中央駅をはじめ、鹿児島市内には商業施設や飲食店、公共施設が充実していながら、桜島を望む美しい景観や、温泉、海岸沿いの公園など、自然を感じながらも都市生活を楽しむことができる点が評価されているのではないでしょうか。
2位:霧島市(14票)
「霧島市」は鹿児島空港があり、九州自動車道も近いため、他県へのアクセスがしやすく、温泉地としても人気があります。
3位:姶良市(8票)
「姶良市」は人気上位の「鹿児島市」と「霧島市」の間に位置し、近年は商業施設の増設や高速道路出口の開通により、静かな住宅環境と利便性の両方が支持されているようです。
沖縄県に住む移住検討者が選ぶ“住みたい街”【沖縄県:114名に徹底調査】
沖縄県在住の方114名に同様の質問をしたところ、『那覇市(27票)』が最も多く、次いで『うるま市(14票)』『浦添市(10票)』という結果になりました。
1位 |
那覇市 |
27票 |
---|---|---|
2位 |
うるま市 |
14票 |
3位 |
浦添市 |
10票 |
1位:那覇市(27票)
移住したい理由として「都市部へのアクセスがよいから」という理由が最も多く集まりました。
沖縄唯一の空港である那覇空港が近くにあり、国内外へのアクセスが非常に良好で、観光やビジネス目的での移動がしやすい環境が整っています。
さらに、ショッピングモールやレストラン、カフェが多数あり、都市生活の利便性が高いことも人気の理由ではないでしょうか。
2位:うるま市(14票)
「うるま市」は国道58号線や沖縄自動車道へのアクセスが良いほか、移住者向けに充実した地域サポートも用意されていることが人気の理由として考えられます。
3位:浦添市(10票)
「浦添市」は那覇市に隣接しており、モノレールやバスが発達しているため、那覇市中心部や空港へのアクセスが便利で、再開発により新しいショッピングモールや居住エリアも増えていることで人気を得ているのではないでしょうか。
移住先の選び方は“アクセス”重視!九州・沖縄で人気の理由トップ5とは?
九州、沖縄地方在住の方がどこへ移住を検討しているのかが明らかになりました。
では、それらの地域に移住したいと思う理由は一体何なのでしょうか。
「そこに移住したいと思う理由を教えてください(複数選択可)」と質問したところ、『都市部へのアクセスがよいから(25.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『交通の便がよいから(25.5%)』『お店などが多く便利だから(22.9%)』『自然が豊かだから(20.8%)』『都市部と自然のバランスがよいから(19.5%)』となりました。
1位 |
都市部へのアクセスがよいから |
25.7% |
---|---|---|
2位 |
交通の便がよいから |
25.5% |
3位 |
お店などが多く便利だから |
22.9% |
4位 |
自然が豊かだから |
20.8% |
5位 |
都市部と自然のバランスがよいから |
19.5% |
都市部へのアクセスや交通の便がよいこと、お店が多く便利であること、さらには自然豊かで都市部と自然のバランスがよいといった回答が上位になったことから、都市的な利便性と自然環境のバランスを重視する傾向が強いことがうかがえます。
約8割が移住情報サイトを利用したいという回答
移住するためには、その地域に関する多くの情報を収集する必要があります。そこで、これらの情報を集約したWEBサイトの必要性についてうかがいました。
そこで、「移住したい地域の情報がまとまっているWebサイトがあったら利用したいと思いますか?」と質問したところ、約8割の方が『とても思う(34.2%)』『やや思う(48.7%)』と回答しました。
多くの方が、移住したい地域の情報を提供するWebサイトに対して高い関心を持っていることが示されました。
移住は生活拠点を大きく変える重要な決断であり、多くの情報を事前に把握する必要があります。
こうしたことから、情報が一つにまとめられているWebサイトが、多くの移住希望者にとって役立つと考えられているようです。
まとめ:九州・沖縄地方の移住人気エリアランキング—注目の暮らしやすい街はここ!
今回の調査から、九州・沖縄地方の各県で、移住先として特に人気のあるエリアが明らかになりました。県ごとの人気No.1をまとめました。
福岡県:福岡市東区
熊本県:熊本市中央区
佐賀県:佐賀市
長崎県:長崎市
大分県:大分市
宮崎県:宮崎市
鹿児島県:鹿児島市
沖縄県:那覇市
また、今回の調査結果で、九州、沖縄地方在住の方が移住先を選ぶ際に重視している要素が明らかになりました。
まず、多くの方が県内での移住先として県の中心部(県庁所在地)を検討しており、次いで中心部から少し離れた移住支援策が充実している地域または、都市部とのアクセスの良い自然豊かな地域も人気であることがわかりました。
これらの中心部から離れた地域に移住を検討した理由としては、都市部へのアクセスの良さや交通の利便性が高いこと、便利な商業施設が揃っていることなど、利便性の高さが挙げられました。
また、自然豊かな環境や都市部と自然のバランスを重視する声も多く、単に都市生活の利便性だけでなく、自然と触れ合える環境での生活を求める人が多いことがうかがえます。
さらに、移住先の情報を得るために、その地域に関する情報がまとめられたWebサイトを活用したいと考える方も非常に多く、移住先についてしっかりと情報収集を行い、慎重に検討する傾向が見られました。
ぜひ、移住先の情報を十分に集め、理想の生活を手に入れるための第一歩を踏み出してみてください。
地方の魅力を知るなら『ふるさとめぐり』
今回、「九州・沖縄内での移住」に関する調査を実施した株式会社cielo azulは、地方の魅力を伝えるメディア『ふるさとめぐり』(https://www.cieloazul.co.jp/furusato/)を運営しています。
「ふるさと納税に関して詳しく知りたい!」
「地方移住にはどこがおすすめ?」
このような質問にお答えするために、有益な記事を公開しております。地方への移住情報についても、さまざまな情報を提供しております。
■株式会社cielo azulについて
以下3つの事業を展開しております。
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