東南アジアへの進出を検討する小売業の約6割が、テストマーケティングに「対面(現地)販売」を検討 現地でのコミュニケーションを重視
〜「費用がかかる」「現地販売員の確保が困難」という課題も〜
調査サマリー
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調査概要
調査概要:東南アジア進出前のテストマーケティングに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年3月11日〜同年3月15日
有効回答:東南アジアへの進出前にテストマーケティングを検討している小売業の経営者・役員・マーケティング担当者・テストマーケティング担当者100名
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社GCCジャパン」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.gccjapan.co.jp/
約6割が、テストマーケティングに「対面(現地)販売」を検討
「Q1.テストマーケティングを行うにあたり、「オンライン販売」と「対面(現地)販売」のどちらを検討していますか。」(n=100)と質問したところ、「オンライン販売」が33.9%、「対面(現地)販売」が22.0%、「どちらも検討している」が33.0%という回答となりました。
・オンライン販売:33.9%
・対面(現地)販売:22.0%
・どちらも検討している:33.0%
・わからない/答えられない:11.0%
オンライン販売でテストマーケティングを行いたい理由、「広い地域や異なる市場セグメントにアプローチすることができるため」が最多
Q1で「オンライン販売」「どちらも検討している」と回答した方に、「Q2.オンライン販売」でテストマーケティングを行いたいと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=67)と質問したところ、「広い地域や異なる市場セグメントにアプローチすることができるため」が64.2%、「比較的低コストで始めることができ、コスト調整も可能なため」が58.2%、「ウェブサイトやSNSを通じたプロモーションの効果を確認できるため」が56.7%という回答となりました。
・広い地域や異なる市場セグメントにアプローチすることができるため:64.2%
・比較的低コストで始めることができ、コスト調整も可能なため:58.2%
・ウェブサイトやSNSを通じたプロモーションの効果を確認できるため:56.7%
・データを通してユーザーの行動や反応を詳細に分析できるため:49.3%
・準備期間がほとんどなく、すぐに始めることができるため:26.9%
・その他:4.5%
ー55歳:コンサルからのアドバイス
・わからない/答えられない:1.5%
対面(現地)販売でテストマーケティングを行いたい理由、「現地の人とコミュニケーションが取れるので会話の中での発見や気づきがあるため」が最多
Q1で「対面(現地)販売」「どちらも検討している」と回答した方に、「Q3.対面(現地)販売」でテストマーケティングを行いたいと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=55)と質問したところ、「現地の人とコミュニケーションが取れるので会話の中での発見や気づきがあるため」が72.7%、「消費者から直接フィードバックが得られるため」が61.8%、「文化的感受性や地域特有のニーズを理解することができるため」が43.6%という回答となりました。
・現地の人とコミュニケーションが取れるので会話の中での発見や気づきがあるため:72.7%
・消費者から直接フィードバックが得られるため:61.8%
・文化的感受性や地域特有のニーズを理解することができるため:43.6%
・競合他社との差別化ポイントを顧客に直接アピールできるため:36.4%
・オンラインよりもブランド認知度を高めることができるため:30.9%
・その他:1.8%
ー55歳:コンサルからのアドバイス
・わからない/答えられない:1.8%
「日本商品の受容性や味覚嗜好を知りたい」や「収益を得られるかギリギリの商品を現地で確かめる事が出来るので」などの理由も
Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、「対面(現地)販売」でテストマーケティングを行いたいと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=54)と質問したところ、「日本商品の受容性や味覚嗜好を知りたい」や「収益を得られるかギリギリの商品を現地で確かめる事が出来るので」など41の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・51歳:日本商品の受容性や味覚嗜好を知りたい。
・51歳:収益を得られるかギリギリの商品を現地で確かめる事が出来るので。
・49歳:お客様ニーズを直接聞ける。45歳:リアルな情報が得られる為。
・45歳:リアルな情報分析を行いたい。
・56歳:現場の雰囲気が、わかるため。
・41歳:現地の人と実際コミュニケーションを取ってどういう商品が販売しやすいのかなどオンラインではまだまだ分からないところを現地販売で試したいから。
「対面(現地)販売」でテストマーケティングを行うに当たって感じている課題、「費用がかかること」が約6割
Q1で「対面(現地)販売」「どちらも検討している」と回答した方に、「Q5.対面(現地)販売」でテストマーケティングを行うに当たって感じている課題を教えてください。(複数回答)」(n=55)と質問したところ、「オンラインでのテストマーケティングと比べ、費用がかかること」が58.2%、「現地の言語に対応した販売員の確保が必要であること」が50.9%、「海外にリサーチャーを派遣する必要があること」が40.0%という回答となりました。
・オンラインでのテストマーケティングと比べ、費用がかかること:58.2%
・現地の言語に対応した販売員の確保が必要であること:50.9%
・海外にリサーチャーを派遣する必要があること:40.0%
・海外で販売するための店舗の確保が困難であること:38.2%
・商品在庫を保管する倉庫が必要であること:38.2%
・その他:1.8%
ー55歳:現地人とのコミュニケーション不足
・特にない:1.8%
・わからない/答えられない:1.8%
「信頼出来るコーディネーターがみつからない」、「言葉の壁」などの理由も
Q5で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、「対面(現地)販売」でテストマーケティングを行うに当たって感じている課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=53)と質問したところ、「信頼出来るコーディネーターがみつからない」や「言葉の壁」など38の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・45歳:信頼出来るコーディネーターがみつからない。
・62歳:言葉の壁。
・51歳:現地の雇った人の仕事に対する態度や能力が分からない事。
・41歳:現地の人の採用に困難している。日本人の感覚で行くと本当に痛い目にあって大変なことになるから。
・62歳:やはりコストがかかると感じる。
・49歳:経費がかかる。
・55歳:日本人との認識の違い。グローバルな視野常識感覚の違い。人種間の軋轢。
「対面(現地)販売」でのテストマーケティングの予算感、第1位「400万円以上」、第2位「50万円以下」と金額に差
Q1で「対面(現地)販売」「どちらも検討している」と回答した方に、「Q7.あなたは、どの程度の予算感でテストマーケティングを検討していますか。」(n=55)と質問したところ、「400万円以上」が21.8%、「50万円以下」が20.0%という回答となりました。
・50万円以下:20.0%
・50~100万円未満:16.4%
・100~200万円未満:10.9%
・200~300万円未満:16.4%
・300~400万円未満:3.6%
・400万円以上:21.8%
・わからない/答えられない:10.9%
「対面(現地)販売」でのテストマーケティングの期間、「3ヶ月~6ヶ月未満」が最多
Q1で「対面(現地)販売」「どちらも検討している」と回答した方に、「Q8.あなたは、どの程度の期間、テストマーケティングを行いたいと思いますか。」(n=55)と質問したところ、「3ヶ月~6ヶ月未満」が29.1%、「6ヶ月~9ヶ月未満」が20.0%という回答となりました。
・3ヶ月以下:16.4%
・3ヶ月~6ヶ月未満:29.1%
・6ヶ月~9ヶ月未満:20.0%
・9ヶ月~1年未満:10.9%
・1年以上:9.1%
・わからない/答えられない:14.5%
東南アジア市場におけるテストマーケティングで重視したい要素、第1位「商品に対して、適切なターゲットを設定すること」、第2位「現地でしか得られない情報を収集すること」
「Q9.あなたが東南アジア市場におけるテストマーケティングに関して、重視したい要素を教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「商品に対して、適切なターゲットを設定すること」が55.0%、「現地でしか得られない情報を収集すること」が50.0%、「現地文化への深い理解を得ること」が49.0%という回答となりました。
・商品に対して、適切なターゲットを設定すること:55.0%
・現地でしか得られない情報を収集すること:50.0%
・現地文化への深い理解を得ること:49.0%
・現地の顧客に寄り添ったマーケティングを行うこと:44.0%
・商品の強みをしっかりとアピールすること:40.0%
・得たデータを分析し、マーケティングに活かすこと:38.0%
・その他:2.0%
ー55歳:グローバル化
・わからない/答えられない:5.0%
まとめ
今回は、東南アジアへの進出前にテストマーケティングを検討している小売業の経営者・役員・マーケティング担当者・テストマーケティング担当者100名を対象に、東南アジア進出前のテストマーケティングに関する実態調査を実施しました。
まず、東南アジアへの進出前にテストマーケティングを検討している小売業の約6割が、テストマーケティングに「対面(現地)販売」を検討していることが分かりました。その理由として、「現地の人とコミュニケーションが取れるので会話の中での発見や気づきがあるため」(72.7%)、「消費者から直接フィードバックが得られるため」(61.8%)、「文化的感受性や地域特有のニーズを理解することができるため」(43.6%)を挙げており、リアルな環境でより信頼性の高い情報を得たい、現地顧客の反応や行動から潜在的ニーズを把握したいという狙いが明らかになりました。一方、課題と感じていることに「オンラインでのテストマーケティングと比べ、費用がかかること」(58.2%)や、「現地の言語に対応した販売員の確保が必要であること」(50.9%)を挙げていることから、現地で実際にテスト販売する際のコストや、販売員の確保に課題を抱えていることもわかりました。
今回の調査では、東南アジアへの進出前に「対面(現地)販売」でのテストマーケティングを重視している小売業の実態が明らかになりました。海外市場は、国内市場とは異なる要因があるため、市場投入前にテストマーケティングを行うことは、リスクを最小限に抑えられるでしょう。市場環境や顧客ニーズを正しく把握し、海外での販路拡大のために「対面(現地)販売」でのテストマーケティングの実施を検討してみてはいかがでしょうか。
▼本調査のレポートダウンロードはこちら
https://share.hsforms.com/1srVsQE5pS2OJJb-IgQ3Awgr2cnz
海外進出のテストマーケティングがカンボジアでもできる!GCCジャパンについて
株式会社GCCジャパンは、カンボジアに拠点を置く香港系総合企業 Golden Cambodia Century (GCC)の日本支社です。カンボジアの不動産事業、ファイナンス、情報技術、メディカル、リテールなどさまざまな事業を展開しています。日本支社では、カンボジア不動産の売買や活用、ビジネス進出サポートなど幅広い機能で日本のお客様をサポートいたします。さらに、ビジネス進出サポートを促進させるプラットフォーム「JCI LAB」(Japan Cambodia Innovation Lab)を新ブランドとして2023年8月に設立しました。
▼過去のテストマーケティングセミナー開催事例
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000085163.html
会社概要
会社名 :株式会社GCC ジャパン
設立 :2021年5月28日
代表取締役:ヤン・ファン
所在地 :〒107-0062 東京都港区南青山2-23-8 外苑ビル8F
事業内容 :カンボジア不動産の紹介及び販売代理業務
カンボジア不動産物件の現地視察に関するサポート
不動産に関するマーケティング、企画、情報提供及びプロモーション活動
カンボジアへのビジネス進出に関するコンサルティング
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