【2025年6月調査】日常生活での環境貢献に対する意識と実践について
株式会社エネワンでんき(本社:東京都千代田区、代表取締役:吉澤正人、以下エネワンでんき)は300人を対象に、「日常生活での環境貢献に対する意識と実践についてのアンケート調査」を実施しました。
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象人数:300名
調査実施期間:2025年6月
■日常のなかでの環境問題への意識と行動
気候変動や資源の枯渇など、さまざまな環境問題が注目されるなかで、私たち一人ひとりの意識や行動が問われています。そこで今回は、環境問題に関する意識と行動についてアンケートを実施しました。
まずは、日常生活においてどの程度環境問題への意識が浸透しているのか、それによって普段の行動にどのように結びついているのかを見ていきましょう。
Q1. 日常生活において、環境問題についてどの程度関心がありますか?

この質問では、「まあまあ高い」(25%)という回答が多く、環境問題に関する意識が一定の割合で浸透していることがわかりました。 その一方で、「どちらともいえない」(30%)や「あまり高くない」(19%)、「低い」(7%)、「全く低い」(6%)といった関心度の低い層を合わせると、全体の62%となり、過半数を占める結果となっています。
また、「非常に高い」「高い」と答えた方は合計で14%にとどまり、環境問題に強い関心を抱いている層は比較的少数派であることがうかがえます。 環境問題をどの程度自分ごととしてとらえるかは、人それぞれに温度差があるのが現状といえるでしょう。
Q2. 環境問題の解決に向けて、ご自身で何か具体的な行動をしていますか?

「いくつか行動している」(28%)、「時々行動することがある」(25%)と答えた方が合わせて過半数(53%)を占め、具体的に取り組んでいる方が一定数いることがわかります。一方で「あまり行動していない」(31%)や「全く行動していない」(13%)と答えた方も多く、行動に移すことの難しさや個人の優先順位の違いが見受けられました。
また、「積極的に多くの行動をしている」と回答した方はわずか2%にとどまっていることから、環境問題への意識の高さと実際の行動量との間にはギャップがあるといえます。
Q3. 具体的にどのような環境貢献活動に取り組んでいますか? (複数選択可)

実際に取り組んでいる環境貢献活動としては、「ゴミの分別・リサイクルの徹底」(15%)、「マイバッグやマイボトルの利用」(14%)、「家庭での節電」(14%)など、日常生活に取り入れやすい習慣が上位に挙がりました。特別な準備や費用を必要とせず、すぐに実践できる行動が多くの人に選ばれていることがわかります。
一方で、「環境保護団体への寄付・支援」や「地域清掃活動への参加」など、より能動的な貢献や社会的な取り組みは比較的少ない回答数でした。全体として、まずは無理のない範囲で行動しようとする傾向が見受けられます。
Q4. 食品ロス削減のために、普段どのようなことを心がけていますか? (複数選択可)
※Q3で「食品ロスの削減」を選択した方に質問

「必要な分だけ購入する」「賞味期限・消費期限を確認する」がともに26%と最多で、次いで「冷蔵庫の中身を把握する」(22%)も多くの回答を集めました。いずれも日々の買い物や食材管理のなかで実践できる工夫であり、多くの家庭で意識されている様子がうかがえます。
その他にも、やや少なめながら「食べ残しをリメイクする」(12%)や「外食時に食べきれる量を注文する」(15%)などの回答も見られました。
Q5. 食品ロス削減に貢献できる電力サービスに魅力を感じますか?
※Q3で「食品ロスの削減」を選択した方に質問

食品ロス削減に貢献できる電力サービスに対する魅力については、「非常に感じる」(7%)、「感じる」(23%)、「まあまあ感じる」(26%)を合わせて、56%の方が魅力を感じていることがわかりました。
一方で、「どちらともいえない」が34%と最も多く、「あまり感じない」(7%)、「全く感じない」(3%)を合わせると、全体の10%が魅力を感じていないことがわかります。
電力サービスと食品ロスというテーマは一見関連が薄く見えるため、具体的なサービス内容やメリットがまだまだ広く伝わっていない可能性もありそうです。
Q6. 環境貢献活動を行なう上で、どのようなことに課題を感じていますか?(複数選択可)

最も多く挙がった課題は「効果が実感しにくい」(21%)でした。環境貢献活動は取り組みの成果が目に見えにくく、モチベーションの維持が難しいことを示していると考えられます。次いで「手間がかかる」(15%)や「費用がかかる」(14%)といった実行面でのハードルも指摘されています。
また、「何をすれば良いかわからない」(9%)や「情報が少ない」(8%)、「制度や仕組みが整っていない」(8%)といった声も一定数あり、環境貢献への意欲はあっても行動につなげにくい現状がうかがえます。
Q7. 環境に配慮した製品やサービスを選ぶ際に、最も重視する点は何ですか?

最も重視されているのは「価格」(52%)で、過半数の回答者がコスト面を第一に考えていることが明らかになりました。次いで「品質・機能」(20%)が続き、実際の使用感や利便性も重要視されています。
一方で、「環境への貢献度」(14%)を最重視するという声もあり、環境意識の高い層の存在も見受けられます。「デザイン」(1%)、「ブランドイメージ」(2%)、「入手しやすさ」(4%)などは比較的低い割合にとどまり、環境配慮型製品の選定には経済性や実用性がより重視されている傾向がうかがえます。
■環境貢献活動の意義について
続いて、環境貢献活動について、個人と企業それぞれにとってどの程度意義があるものと感じているのか調査しました。
Q8. 環境貢献活動は、個人の生活満足度や幸福感に繋がると思いますか?

「非常にそう思う」(5%)、「そう思う」(13%)、「まあまあそう思う」(35%)と肯定的にとらえる層が全体の過半数をやや上回りました。「どちらともいえない」も32%と比較的多く、中間に位置する回答も目立ちますが、「あまりそう思わない」「全くそう思わない」とする否定的な層は合わせて15%にとどまっています。
この質問での肯定的な回答は、Q1「日常生活において、環境問題についてどの程度関心がありますか?」での肯定的な回答の割合(計39%)よりも多くなっています。この結果から、環境問題に関心がそれほど高くなくても、環境貢献活動が個人の生活満足度や幸福度につながることを、潜在的に理解・共感している方がいると推察されます。
Q9. 企業が環境問題に取り組むことは、企業の社会的責任だと思いますか?

企業が環境問題に取り組むことを「社会的責任である」と考える層は、「非常にそう思う」(14%)、「そう思う」(32%)、「まあまあそう思う」(32%)を合わせて全体の78%にのぼりました。多くの回答者が環境対応を企業の責務ととらえていることがわかります。
「どちらともいえない」が18%と一定数存在するものの、「あまりそう思わない」「全くそう思わない」といった否定的な意見は合わせて4%にとどまっています。
■環境問題に関する情報収集
次に、環境問題に関する情報収集について質問しました。
Q10. 環境問題に関する情報について、どのような媒体から情報を得ることが多いですか? (複数選択可)

環境問題に関する情報源として最も多く挙げられたのは「テレビ」(39%)で、次いで「インターネットニュース」(33%)が続きました。従来から親しまれてきたマスメディアと、手軽にアクセスできるインターネットメディアが情報収集の中心となっていることがうかがえます。
一方で、「企業のウェブサイトやSNS」(7%)や「環境保護団体のウェブサイトやSNS」(2%)といった情報源は、比較的少数にとどまっています。 この結果から、環境問題に関する情報は、日常的に触れやすいメディアから受動的に得ている層が多いことが読み取れます。
Q11. 環境貢献に関する知識や情報を、もっと積極的に得たいと思いますか?

「環境貢献に関する知識や情報をもっと積極的に得たい」と感じている層(「非常にそう思う」「そう思う」「まあまあそう思う」の合計)は全体の56%となり、一定の関心の高まりがうかがえます。
一方、「どちらともいえない」(30%)や「そう思わない」とする層(「あまりそう思わない」「全くそう思わない」の合計)も14%と比較的多く、情報収集への意欲にはばらつきが見られました。
この結果から、環境貢献に関する知識や情報を得たいと思う方が一定数いるものの、環境問題に関する知識を深める動機づけが十分でない人も多いことがわかります。
■社会全体で取り組む環境問題
最後に、社会全体で取り組むという視点から環境問題対策について質問しました。
Q12. 政府や自治体の環境政策について、どの程度関心がありますか?

政府や自治体の環境政策への関心は「まあまあ高い」が28%でしたが、「非常に高い」「高い」を合わせても、関心度が高い層は計40%にとどまります。
一方、「どちらともいえない」が35%と最も大きな割合を占め、関心の低い層(「あまり高くない」「低い」「全く低い」の合計)も25%と少なくありません。
政府や自治体の取り組みに強い関心を寄せる人が一定数いるものの、政策としての関心は低い傾向にあるといえそうです。
Q13. 環境問題の解決には、個人の努力と企業の取り組みのどちらがより重要だと思いますか?

全体の63%が「どちらも同じくらい重要」と回答しており、バランスの取れた視点を持つ人が多数派であることがわかります。
企業の役割を重視する層も30%と一定数存在する一方で、「個人の努力」と答えた方はわずか7%にとどまりました。これは、環境課題が個人の意識だけでは解決しきれないこと、制度的・構造的な取り組みの重要性を多くの人が認識していることの現れといえます。
Q14. 今後、日常生活でどのような環境貢献に取り組んでいきたいですか? (自由記述)
環境貢献に向けて取り組んでいきたいことを自由に答えていただいたところ、以下のような回答がありました(一部抜粋)。
-
節電、節水を心がける
-
省エネ家電への買い替え
-
食品の手前取り、食品ロスの低減
-
リサイクルを徹底する
-
ゴミの分別の徹底
-
ゴミの減量
特に日常生活に密接にかかわる「節電」「節水」「食品ロス削減」「ゴミの分別」に関する回答が多く見受けられました。また具体的な行動例ではありませんが、「身近なことから」「自分にできることを続けていく」といった回答も目立っており、個人で無理なくできる範囲で取り組んでいきたいという考え方が多数派のようです。
Q15. エネワンでんきに対して、環境貢献に関するどのような取り組みや情報発信を期待しますか? (自由記述)
最後に、エネワンでんきに対して環境貢献に関して期待することを自由に答えていただいたところ、大きく3つの傾向が見られました(一部抜粋)。
-
二酸化炭素の排出削減
-
具体的かつわかりやすい情報の提供
-
安価で導入しやすいクリーンエネルギーの提供
特に多かったのは、「CO2削減」「再生可能エネルギーの活用」など、発電における環境負荷の低減に関する期待です。次いで、「具体的な取り組み内容やその効果に関する情報発信」「省エネ方法の紹介」など、実用的な情報提供を求める声が目立ちます。また、「電気代の安さ」や「コストメリット」といった価格面での配慮にも高い関心が寄せられており、環境貢献と経済性の両立を期待する傾向がうかがえました。
今回の調査結果からは、「環境貢献の重要性」に対する認識の広がりと同時に、「無理のない範囲で取り組みたい」「メリットや効果を感じたい」という率直なニーズもうかがえました。
エネワンでんきは、使うだけで環境貢献できる「カーボンニュートラルでんき」をお届けしつつ、家計にも優しい電力プランを提供しています。「環境への貢献」と「おトクな電気代」をどちらも実現したい……そんな方は、エネワンでんきの公式サイトでサービスや電力プランを一度ご確認ください。
また、具体的にどれくらい電気代がおトクになるか試算できる電気料金シミュレーションもご用意しています。4つの質問に答えるだけで簡単に診断でき、必要に応じてお申し込みも完結できます。ぜひお気軽にお試しください。
エネワンでんきについて(URL:https://eneonedenki.net/)

エネワンでんきは「あしたもツイてる」のスローガンのもと、お客さまに寄り添い、安心・安全なサービスとおトクな電気を提供する新電力会社です。ライフスタイルに最適なプランをご提案することで、お客さまの豊かな暮らしのお手伝いをいたします。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像