【出演者オーディション開催】 第7回暮らしの小説大賞受賞作『世界から守ってくれる世界』を前田直樹監督が映画化。12月1日よりオーディション参加者募集を開始。
オーディションは、撮影地でもあり、監督の出身地・愛知県と都内近郊の2拠点での開催を予定しています。本映画製作の趣旨にご賛同いただける企業さまからの企業協賛もお受けしております。

刈谷市制施行75周年記念PRムービーなど地域との連携によるエリア活性化につながる映像作りに力を入れている株式会社dnuof(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:前田直樹)は、第7回暮らしの小説大賞受賞作『世界から守ってくれる世界』の実写映画化プロジェクトを進めています。
2025年12月1日より映画『世界から守ってくれる世界』の出演者オーディションの参加者募集を開始します。開催にあたって、事務所所属の有無を問わず、多くの才能ある俳優との出会いを求めています。俳優の皆さまにはご自身が希望する役でオーディションに参加していただきたいと考え、事前に台本閲覧を行う予定です。私たちと一緒にチームの一員として本映画を盛り上げてくれる方を熱望しています。奮ってご応募いただけたらと思います。
詳細は、映画「世界から守ってくれる世界」公式X にて、12月1日 10時に発信いたします。
フォローしていただき、詳細をお待ちください。
前田監督コメント
従来のオーディションでは、まず監督やキャスティング担当者が役のイメージに近い方を応募者の中から選定して、演技オーディションの上でキャストを見つけることが多かったと思います。それは必ずしも応募者が希望した役で演技オーディションに参加できるというものではありませんでした。
今回のオーディションでは、一次選考通過者に台本閲覧をしていただき、希望する役に応募していただきます。二次選考通過者には、ご自身が選んだ役で演技オーディションを受けていただきます。脚本に書かれた人物を私と共に「血の通った、人間らしい魅力的なキャラクター」に作り上げてくれる仲間と出会えることを楽しみにしています。
映画『世界から守ってくれる世界』企画について
本作では、マイノリティーに属する子供たちが苦悩しながらも、ありのままに生きることを選んで一歩を踏み出す少年少女の姿が瑞々しく描かれます。
思春期ならではの感受性は、時に周囲の願いとは異なる道を選ぶこともありますが、まずは大人たちがおおらかに彼らを見守り、「大丈夫だよ。少なくとも私はあなたの味方だよ」と声をかけてあげられる社会であってほしいと願っています。そして、誰もが『ありのままの自分』でいられる社会になってほしい。そんな想いを込めて製作します。
子どもは、親の庇護の下でしか生きていけない弱い存在です。少なくない子どもたちはそのことを理解しており、だからこそ親から愛されるように、親の期待に応えられるように、親や社会が良しとする常識や通念と言われるものの枠の中に『本当の自分』を押し込めて生きています。
学校と家庭という狭い世界の中で、嫌われないように、周囲から外れないように、「親や社会が求める自分」という役を自らに課し、その役を演じながら生きているのです。これからの子供たちに同じような思いはさせたくないと考えています。
この映画をきっかけに、少しでも社会が本当の意味での多様性を認め、自分とは異なる人たちを理解できないまでも、受け入れて共に生きていける社会の構築の一助になったら嬉しく思います。
CSRにも繋がる社会的意義のある映画です。
皆さまからの温かいご支援‧ご協力を心よりお願い申し上げます。

映画『世界から守ってくれる世界』作品概要
【企画・監督・プロデューサー】前田 直樹 【プロデューサー】山﨑歩
【原作】塚本 はつ歌 【脚本】進藤 きい
公式HP https://seka-mamo-movie.com
岡崎市、刈谷市、西尾市など西三河地方での撮影を予定。
完成後は、国内外の映画祭出品を予定しており、2028年に劇場公開を想定。
東京での封切り後、全国順次公開(20〜25館程度)を目標としています。
あらすじ
喧嘩が絶えない家庭のなかで息を殺し生きる14歳の薫子。心のなかにはたくさんの思いがあるが、それを言葉にすることへのおそれがあった。
自分が発した言葉で誰かを傷つけてしまうくらいならと言葉を飲み込んでしまい、自分を押し殺してしまうことを選んでしまう。
そんなある日、クラスメイトの中鉢章雄がセーラー服姿で登校する。中鉢にどう接していいかわからず距離をおいていく友人たちのなかで、薫子だけは以前と変わらなかった。
教師にとめられても、果敢にセーラー服姿で校門を駆け抜けていく中鉢に勇気をもらう薫子。中鉢もまた、薫子の誰にも迎合しない強さに憧れを抱いていた。
ふたりのあいだに少しずつ生まれる同志のような関係。だが、それはある日突然、終わってしまう。
中鉢には薫子に知られたくない秘密があったのだ。
14歳のふたりが傷つきながら探し出していく、自分らしくいられる場所とは―――。



原作小説『世界から守ってくれる世界』

世界から守ってくれる世界
【著者】 塚本 はつ歌
【出版社】産業編集センター
第七回暮らしの小説大賞受賞作!
誰かに認められたい。でも自分は自分—
不仲な両親の間で、体と心が2つに裂かれるような痛みを味わう薫子。
性的違和を感じ、ある日突然セーラー服で登校し始めるクラスメイトの中鉢。
それぞれが抱える戸惑いにシンパシーを覚え、心友となった2人が見つけた
「居場所」とは……。
獨協埼玉中学校の第一回試験・国語の入試問題に使用。
【原作】塚本 はつ歌

コメント
前田監督とお話したとき、「ああ、この方の中にはすでに薫子や中鉢が生きているのだ」とわかりました。「原作」というものはいろんな意味をまとってしまうものですが、本作の場合は「前田監督というクリエイターに0→1のインスピレーションを与えたもの」、つまりトリガーであることが、その意味であると思います。ですからすでに役目は終えているわけで、私はあとはわくわくと完成を待つだけなのです。なんて、無責任に読めるような書き方になってしまいましたが、そんなふうに信頼できる方に見つけていただけた本作は、兎にも角にも果報者であります。薫子や中鉢だけでなく、そこに出てくる大人たちも、前田監督の真摯なまなざしによって命を得ていくのでしょう。
小説と映画はもとから別物ですが、「愛ある別物」ほど、原作にとって幸せなことはないのかもしれません。
株式会社dnuofについて
2024年1月に神奈川県川崎市で誕生した映像制作会社で、国内外向けの多彩な映像コンテンツを手がけています。
【堅い官公庁・公共機関の映像、企業PRなど多数制作】
経済産業省・総務省・習志野市・刈谷市、NTT DATA・SGホールディングス・TIATなど。
【映画で国際的評価を獲得】
長編映画「マリッジカウンセラー」(ダッカ国際映画祭 ベストアクター賞を受賞)
短編映画「Needlewood Antiques」(小津安二郎記念蓼科高原映画祭 短編映画グランプリを受賞)
【テレビ・海外コンテンツの制作経験豊富】
NHK「ダークサイドミステリー」、NHK World「Catch Japan」、カナダ観光局「Nana’s Diary」
BSミニ番組「英国名画のロケ地を訪ねて」(衛星放送協会オリジナル番組アワード最優秀賞を受賞)

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法人さま、個人さまからの支援金を映画公式HPよりお受けしております。
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*目標金額に達成しなかった場合でも返金することなく、撮影規模を合理的に縮小して予定通り、製作いたします。
*目標を超えるご支援をいただいた際は、完成後に必要となる宣伝費の追加補強にあて、劇場公開規模の拡大を目ざします。
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