【CO₂削減、地球223周分】
──環境ベンチャー次の灯が示す“循環経済の実装力”

地方から世界へ。循環経済の“実装”を進めるベンチャー
岡山発の環境ベンチャー「次の灯株式会社」は、廃棄されるはずだった自動車部品を再生し、CO₂削減「地球223周分(約8,600万kg)」を実現した。
同社が挑むのは、単なるリサイクルではなく“循環経済の社会実装”。
ディーゼル排気を再資源化するDPFリビルト事業を中心に、EVバッテリーや産業廃棄物リサイクルへと領域を広げている。新本社「グロリオサオフィス」誕生
次の灯株式会社は、環境負荷を減らす循環型ソリューションを展開する岡山発の環境ベンチャーです。
DPF(ディーゼル微粒子フィルター)やハイブリッドバッテリーのリサイクル、CO₂削減技術の開発などを通じて、廃棄を“資源”へ変える挑戦を続けています。
地方発GXモデル企業「次の灯」とは
岡山を拠点に、ディーゼル車の排気を浄化する装置「DPF(ディーゼル微粒子フィルター)」を再生・再販するリビルト技術を確立。
従来は廃棄されていた部品を再資源化し、CO₂排出を最大45%削減。
創業8年で導入企業は全国5,171社を超え、再利用総額は8.6億円にのぼる。
「環境と人の関係性という難問に、異端な解を実現し続ける」をミッションに掲げ、技術と情熱の両輪でGX(グリーントランスフォーメーション)を推進している。

CO₂削減「地球223周分」の裏にある“現場主義”
この数字の裏には、現場の泥臭い努力がある。
全国4,000社を超える運送会社・整備工場と連携し、独自の「DPF循環ネットワーク」を構築。
洗浄・再検査・再組付けまで一貫対応することで、品質×スピード×環境性を両立している。
代表の黒川聖馬氏は語る。
「便利さを追い求めるほど“もったいない”が増えている。
私たちは“もったいない”を価値に変える会社でありたい。」
挑戦は次のステージへ──EV・産廃・国際展開
2025年、同社は「EVバッテリーリサイクル」「触媒リユース」「産業廃棄物コンポスト化」など新規事業を本格始動。
さらに、埼玉・名古屋・九州に続き、アジア圏でのリサイクル・物流拠点開設も予定している。
地方発ベンチャーとして、サーキュラーエコノミー(循環経済)のグローバル実装に挑む。
数字で見る「次の灯」

|
項目 |
実績 |
|---|---|
|
CO₂削減量 |
約86,000,000 kg(地球223周分) |
|
導入企業数 |
5,171社 |
|
累計再利用額 |
8.6億円 |
|
年間削減DPF数 |
約18,000個 |
|
社員数 |
約70名(平均年齢29歳) |
新オフィスが象徴する“挑戦の軌跡”
本社オフィスのコンセプトは「環境 × ベンチャー」。
壁面には、これまでのCO₂削減量やリサイクル実績を「数字のデザイン」で可視化。
シンボルフラワーは「グロリオサ(花言葉:勇敢・燃える情熱)」──挑戦と成長を止めない企業文化を体現している。


■会社概要
会社名:次の灯 株式会社(Tsuginohi Co.,Ltd.)
所在地: 岡山県総社市真壁1448‑1 (本社)
東京都品川区北品川1-1-11 第3小池ビル5F(東京オフィス)
代表取締役:黒川 聖馬
設立年月日:2018年7月2日
事業内容:自動車部品リサイクル・環境関連技術開発
ブランドステートメント:「めぐる、つなぐ、地球にイイコト」
関連リンク
【公式ムービー】https://youtu.be/6uDLHdLkZyk
【YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/@tsuginohi_okayama
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