プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

株式会社プレスマン
会社概要

【開催レポート】日本最大級「NoCodeサミット 2020A/W」発表内容まとめ記事(3)

一般社団法人NoCoders Japan 協会の代表理事を務めるプレスマンCINO高橋らが主催する「NoCodeサミット 2020A/W」の発表内容レポート最終回である(3)を公開!

株式会社プレスマン

2020年12月5日に、国内最大規模のNoCoderコミュニティを運営する一般社団法人NoCoders Japan協会、および株式会社ガイアックス、Creww株式会社、Studio ENTREの4社が主催となり「NoCodeサミット 2020A/W」が初開催されました。その発表内容を全3回に分けてレポート。今回は発表内容(3)のレポートをお届けします。

株式会社プレスマン(本社:東京都中央区、代表取締役:関口 茂、以下「プレスマン」)は、本イベントの協力企業として後援させていただきました。


本記事では、各登壇者の発表内容(3)をレポートしていきます。約5時間に渡る長時間のサミットのため、発表内容は3回に分けて公開しています。

ご参加いただいた方も、ご参加できなかった方も、参考になれば幸いです。

▼詳しい登壇者情報はこちら
https://www.summit.no-coders-japan.org/

▼(1)のプレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000055008.html
 (2)のプレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000055008.html

今回のまとめ記事(3)は、以下3つの内容をレポートしていきます。


■今回レポートする内容

  1. プロポーザルトーク
  2. ライトニングトーク
  3. 企業プレゼン 株式会社For A-career / 株式会社ディー • エヌ • エー 
  4. STARTUP STUDIO事業者によるトークセッション


1. プロポーザル 〜有志の方々によるトーク〜
プロポーザルトークでは有志の方々による3名方にお話しをいただきました。

▼有志の皆さん
(1)株式会社LikePay 代表取締役 ヴォロシオフ•イーゴリ氏
(2)アールスリーインスティチュート 取締役 CIO 金春 利幸氏
(3)株式会社Napps Technologies 代表取締役 榎本 友幸氏

(1)ノーコードでオンラインサロン/スクールの立ち上げ方
株式会社LikePay 代表取締役 ヴォロシオフ•イーゴリ氏

  • ヴォロシオフ•イーゴリ氏はノーコードツール(Webflow)でオンラインサロンを運営し、Webflowを主軸にノーコードを教えるLikePay.dev Academyを運営。
  • LikePay.dev Academyでは、ノーコードの教育とメンタリングでスタートアップ•新規事業者の挑戦を応援している。
  • 動画教材を主に展開しており、メンタリングでは作りたいサービスの「アイディアブラシュアップ」、「開発相談」をオンラインとオフラインで対応している。
  • Webサイトの制作ツールでは機能性で最も優れているツールだと主張しており、デザインの自由度とCMSが強く、本格的なサイトが制作可能。また、Webflowbの強みとしてコードを加えることができるので他社サービスとの連携を行うことが可能。
  • 他のサービスと連携することで開発の労力や時間を短縮して、開発を行うことができる。
  • ノーコードに対する考え方として、「コーディング」という壁を乗り越えて自分でサービスを作れるコンテンツである。ただ、コーディングは省いたとしてもプログラミング的に思考は必要であり、設計や他のツールとの組み合わせ、発想力などは必要になる。

LikePay.dev Academy URL:https://academy.likepay.dev/
株式会社LikePay HP:https://www.likepay.co/about

(2)kintoneの「できない」を「できる!」に。kintone連携サービスのチカラ
   アールスリーインスティチュート 取締役 CIO 金春 利幸氏

  • アールスリーインスティテュートはサイボウズの公式パートナーで5つのkintone関連サービスを提供している。
  • 現在kintoneの拡張の手段は「プラグイン」、「JavaScript」、「連携サービス」の3つである。
  • 金春氏の観測ではkintoneのプラグインは250種類以上に及び、プラグインだけでも開発できる幅は広がっている。また、連携サービスは100種以上ある。
  • kintoneのメリットの強みとしてシステムを継続しながら改善を行うことが簡単。最初は活動履歴だけを確認するシステムだったとしても、サイトのボタンを押せば電話をかけられるようにしたり、文字起こしの機能を追加したりなど継続しながらカスタマイズできる。
  • アールスリーインスティテュートが提供している連携サービス「gusuku Customine」ではJavaScriptを書く必要があるカスタマイズをノーコードで行えるようになる。方法としてはIF(なら〜)THEN(こうする)のように、やることと条件などを組み合わせることによってカスタマイズを行う。

アールスリーインスティチュート HP:https://www.r3it.com/

(3)MagicInstructions(マジックインストラクションズ)で魔法を体験しよう
   株式会社Napps Technologies 代表取締役 榎本 友幸氏

  • Napps Technologiesは「世界中の人が、ビジネスにアプリを使える未来をつくる」をビジョンとして掲げている。
  • MagicInstructionsとはNapps Technologiesが提供しているノーコードプロダクトであり、絵コンテを作成するだけでアプリを作成することができ、ネイティブアプリケーションなども開発を行うことができる。
  • 実際に新型コロナ感染症の影響で売り上げが落ちてしまった店舗などに対して、消費喚起するアプリを制作した。開発体制は「広告代理店」、「雑誌編集者」、「デザイナー」、「テクサポ」各1名で構成され、1週間で開発、2週間でローンチするといった素早い開発を叶えた。
  • プロダクトの仕様で最終的には絵コンテを作成する形となり、スプレッドシートの表にデーターなどを入力して作成する形となる。
  • プランは無料のものとベーシック、プレミアムで分かれている。無料プランではPWA利用を使用できる。

 

MagicInstructions(ノーコードツール URL):https://magicinstructions.app/

株式会社Napps Technologies HP:https://fukuoka.startupnews.jp/company/nappstechnologies/

5. ライトニングトーク 〜有志の方々によるトーク〜
ライトニングトークでは、5名の有志の方々にお話しいただきました。それぞれの項目と要点について紹介させていただきます。

▼有志の皆さん
(1)エンジニア 松鵜 達哉氏
(2)App Auto 代表 あぽと(金)氏
(3)K.S.ロジャース株式会社 代表取締役CTO 民輪 一博氏
(4)株式会社QED 取締役 阿部紘凡氏
(5)NoCode Walker 運営エンジニア Ryu氏

(1)エンジニアから見たNoCodeの有効な使い方
   エンジニア 松鵜 達哉氏

  • APIとは他のサービスと他のサービスをつなげ、利用できるようにする概念であり、BubbleとAWS Lambdaをつなげることにより、開発の幅が広がる。また、Bubbleはデータベースの中身を外部でいじることが可能なため開発の幅を広げることが可能。
  • Bubble × AWS Lambda × API Gatewayの組み合わせ、BubbleのAPIコネクタからAPI Gatewayに接続し、API Gatewayから受け取ったデータをAWS Lambdaに流し、AWS Lambdaで受け取ったデータをスクリプト実行、計算したテータを、API Gatewayを中継してBubbleに返す。
  • AWS Lambdaではゴリゴリにコードを書くのが前提なので、開発方法としてはエンジニア向き。


(2)Bubble開発案件の事例紹介 〜不動産のオンライン内見アプリ〜
   App Auto 代表 あぽと(金 俊太郎)氏

 

  • Bubbleで実際に不動産のオンライン内見アプリを制作。1ヶ月で要件定義から納期まで終えた。
  • 機能としては「物件の検索機能」、「物件の詳細ページ」、「物件の一覧ページ」、「物件の中をストリートビューで見学する機能」、「物件の外をストリートビューで見る機能機能」、「内見をしながらオペレータと通話をすることができる機能」と多機能な仕様となっている。

(3)実際の新規事業の実務にて各NoCodeサービスを利用して感じたこと
   K.S.ロジャース株式会社 代表取締役CTO 民輪 一博氏

  • NoCodeを利用するにあたり、べータ版開発などの工数を省きたいタスクを、効率的に行いたいといった背景からNoCodeツールを使用するといった経緯があった。
 


(4)開発の外注見積を依頼したら高額だった。そこでノーコードで自分で開発してみたら、ノーコストで、かつ開発期間を10分の1にできたスタートアップの話を今日はする。
   株式会社QED 取締役 阿部紘凡氏

 

 

  • 外注時は見積もりが350万、期間が3ヶ月だったのに対して、ノーコード開発を行ったことによりコストを押さえ、期間を10日で抑えることが可能になった。
  • サービス改善に大きな効果があり、外注の場合期間が3人日必要だったのに対して、ノーコードを使用したことにより2~3時間で対応することが可能になった。


(5)料理店のオーダーシステムにおけるbubbleの活用事例
   NoCode Walker 運営エンジニア Ryu氏

 

  • オーダーシステムを開発するにあたって、「厨房と店員の連携ミスが相次いだ」ためBubbleでシステム開発を行った。開発期間は2週間で、ローンチまで行った。
  • 機能としては、「チャット機能」「商品の注文や削除などを行い、厨房側にオーダを送信する機能」「ToDoリストのように提供した注文にチェックをつける機能」「注文の履歴機能」「注文内容の詳細を表示、記入する機能(ご飯大盛りなど)」「合計金額から決済する機能と団体のお客様に対して個別で決済を行う機能」などオーダに関して必要な処理をBubbleで開発。


6. 企業プレゼン
企業プレゼンでは、株式会社For A-career社と株式会社ディー • エヌ • エー社の2社にお話いただきました。それぞれの項目と要点について紹介させていただきます。

 


(1)日本で初めてノーコードアプリを買収した企業が見たノーコードの未来
   株式会社For A-career マーケティング•新規事業開発責任者 吉田 敬悟氏

  • Adaloで「SPOTTO」という就活アプリを買収し話題となった。「SPOTTO」はWEB説明会のプラットフォームである。
  • ノーコード、は営業会社•営業人材こそ手にするべき技術である(営業会社視点)。
  • 背景として「新型コロナ感染症で急速に変化した、市場ニーズに即時対応したかった。」といった経緯があり、就活生が企業の御説明会に行くことができない状況を打開したかった。また、「過去の大失敗を繰り返したくなかった」とも発言され、新規事業での失敗経験(開発期間やコスト)を踏まえノーコードの買収に至った。
  • 「開発や新規事業の際に一番難点だと感じるのはコミュニケーションコスト」であると明言され、新規事業を行うにあたって、「ヒヤリング担当」、「顧客」、「開発担当者」のうち、ヒアリング担当が顧客からニーズを聞き、開発担当者につたえる。また開発担当の内容をヒヤリング担当が顧客に伝える際に、コミュニケーションのミスが生じてしまう可能性が高いことを指摘。
  • ノーコードツールを用いてヒアリング担当と顧客が、ベータ版などのビジュアルがある状態でコミュニケーションをとることにより、コミュニケーションコストの課題を解消することが可能。

ノーコードで、短期&ローコストで開発を請負い新規事業の支援を行うサービス
NoCode Dash:https://nocodedash.jp/

No CodeJapanが開発した「完全日本語対応のノーコード開発プラットフォーム」
Click:https://lp.click.gmbh/
For A-career:f-a-c.co.jp

(2)【事例多数ご紹介】プログラミング不要!月額5400円のクラウド型RPA「Coopel」で業務を徹底自動化
   株式会社ディー • エヌ • エー 渉外統括本部 Coopel営業責任者 綱島 将人氏

  • メルカリなどでも導入され1ヶ月半で70以上の作業を自動化するなどの実績がある。
  • 自動化されている作業の例としては、リマインドを自動化しある条件を満たしたユーザーに対して自動でメールを送信する。
  • 経理部などでは、PDF形式の電子請求書をダウンロードし所定のファイルサーバーへ格納する作業を自動化するなどが可能となる。
  • 基本的には毎日の定常業務を自動化することが可能。

Coopel:https://coopel.ai/
株式会社ディー • エヌ • エー:https://dena.com/jp/

7. STARTUP STUDIO事業者によるトークセッション(クロージングトーク)
トークセッションでは、スタートアップスタジオ各社事業担当者よりNoCodeツールと新規事業創出の活用方法のトークセッションが行われました。

▼トークメンバー
・株式会社ガイアックス 佐々木 喜徳氏
・Creww株式会社 永野 祐輔氏
・Studio ENTRE株式会社 中村 ひろき氏

トークセッションについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
note STARTUP STUDIO by Creww:https://note.com/crewwstudio/n/n924115b15797

以上が、約250名がオンライン参加し約5時間にも及んだ「NoCodeサミット 2020A/W」のレポートとなります。

〈レポーターまとめ〉
これまでサミットの記事を書かせていただきましたが、ノーコードツールというものはそれぞれに特化した使い方があり、「開発にあたって予めコンセプトや方向性(できれば主要な仕様)が決まっていると、ノーコードツールの選択がしやすい」という印象を受けました。

そしてどのツールでも「開発コストが低い」「開発期間が短縮できる」「ITリテラシーが低くても開発が可能(ツールにもよる)」この3点が共通しており、ノーコードの本質なのだと感じました。

サミットに参加してくださった方々、ご協力いただいた方々や企業様、そして最後まで記事を読んでくださった方々、ありがとうございました。

これにて「NoCodeサミット 2020A/W」レポートを終了させていただきます。

■レポーターの紹介

梅木 政寛(うめき まさひろ)
株式会社プレスマン BizDevチーム

新卒採用で2021年からエンジニアとしてキャリアスタート。
現在はインターン生としてBizDevチームで事業開拓を行っております。将来的にはエンジニアとしてもBizDevのメンバーとしても幅広く活躍したいです。趣味は音楽と格闘技です。

■運営会社「株式会社プレスマン」について

「IT×人力で世界を変える」というミッションを掲げ、世界を変えるために、大きなイシューに取り組んでいます。

1932年の創立から今年で87年目。DTP&印刷から、web制作、モバイルコンテンツ配信、テレマーケティング、webシステム開発、webマーケティング、オウンドメディアなど、挑戦に次ぐ挑戦と失敗を重ねて来た変化に対応しつづける文化とエネルギーを持つベンチャーです。

共創、貢献を先取りした世界最大級の開発者コミュニティへも未開領域の時代から持続的に取り組み、更なるを深化を続けています。

公式サイト:https://www.pressman.ne.jp/

■本件に関する問い合わせ先

株式会社プレスマン
経営管理部 採用・PRチーム
広報担当:落合

メールアドレス:info@pressman.ne.jp
電話番号:03-5825-7170

すべての画像


種類
イベント
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社プレスマン

2フォロワー

RSS
URL
https://www.pressman.ne.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋富沢町7-1 ザ・パークレックス人形町6階
電話番号
03-4363-7957
代表者名
関口茂
上場
未上場
資本金
3270万円
設立
1932年03月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード