環境に優しいオフグリッドのバイオトイレ・トレーラーハウスを、つがいけマウンテンリゾートに初導入！
つがいけマウンテンリゾート：https://www.tsugaike.gr.jp/
エリアノ：https://areano.jp/
＜設置の背景＞
株式会社エリアノは、⾃社開発のデザイン・トレーラーハウスの提供（スタイルキャビン事業/トレーラーハウスをはじめとした動産のデザイン・企画・製造）を通じて、地域の新たな魅⼒開発⽀援を⾏っています。
本プロジェクトは、移動ができるオフグリッドなデザイン・トイレトレーラーの設置により、つがいけマウンテンリゾートのサステイナブル・リゾートの取組と、年間を通じた観光魅力度の向上の取組を同時に目指したものです。
スキー場では、麓ではトイレが整備しやすく設置されていますが、中腹より高地になると上下給排水設備の設置が難しいという課題があります。そのため、高地での清潔なトイレや手洗環境の整備が難しいとされてきました。
このたび、観光庁の補助金【令和3年度補正訪日外国人旅行者周遊促進事業費補助金（スノーリゾートの整備）】に採択されたことにより、計画を実施いたしました。
エリアノがデザイン・設計を行い、オフグリッド設備の製造は各メーカーに協力を依頼し実現しました。なおオフグリッド設備は有名大手企業からも引き合いがあり、今後施設への導入が進む可能性があります。
本プロジェクトにより、つがいけマウンテンリゾートにおいて、冬はスキー場の高地での衛生環境改善に貢献し、夏は麓でのグリーンリゾートでの衛生環境改善に貢献いたします。また、災害有時では、トレーラーハウスのため牽引運搬して、避難所等の衛生環境改善に貢献いたします。
【バイオトイレ・デザイントレーラーハウス movie（ｸﾘｯｸでyoutubeにて御覧いただけます)】
https://www.youtube.com/watch?v=rvyCXQVWWsE
<山小屋を意識したデザイン >
山の風景に溶け込むことを大切に、シンプルな形状でありながら、細かいディテールに配慮した勾配屋根のトレーラーとしてデザインしました。
また、スキーヤーや登山者の出入と風通しを配慮し、大きな開口で開放的な作りとしています。外装は耐久性に配慮したガルバリウム鋼板で仕上げ、実際に利用する内部空間は温かみがありつつも耐候性のあるレッドシダーを全面に採用し、長く愛着を持っていただけるプロダクトを目指して設計しています。
＜オフグリッド設備＞
高地での利用を想定し、給排水配管設備の施工を伴わない、バイオトイレと循環水型手洗器を採用いたしました。
■バイオトイレ
「バイオトイレ」は水を使わず、人の排泄物を 微生物（バイオ）の力で分解・処理する、水洗トイレの概念とは全く異なるトイレのことです。また、当社のバイオトイレに採用した基材は、「アシドロ コンポスト分解方式」は、東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻の西野徳三教授（現名誉教授）、中山亭教授と当社の共同開発から生まれた、画期的な堆肥化（コンポスト化）方式です。
■循環水型手洗器
電源をつなぐだけで、綺麗にろ過された水を再利用することができる、洗面器です。逆浸透膜の特性を活かし、独自のろ過システムで水を循環させることで、蛇口からは常に「きれいな水」を提供いたします。手垢や髪の毛などはもちろん、菌やウィルス、洗剤などもしっかりと除去します。循環利用型のため、わずか12Lの水で利用が可能です。
なお、水交換は200回程度の利用が目安で交換いただきます。フィルター交換は１～３カ月に一度程度が目安となります。
＜トイレトレーラーの計画概要＞
男女各２部屋のトレーラーハウスです。
サイズ：長さ約7.2m x 約幅2.4m
仕様：バイオトイレ４ケ、循環水型洗面器２ケ、LED照明、カウンター
■ つがいけマウンテンリゾートとは
「つがいけマウンテンリゾート」は、HAKUBA VALLEY長野県北安曇郡小谷村にあるスキー場です。
上級者からデビューまで広大ゲレンデは全てのユーザーに楽しんでいただけるスキー場です。
夏は中部山岳国立公園へのアクセスとしてゴンドラ、ロープウェイを運行しており、高原内には「TSUGAIKE OUTDOOR VILLAGE」があり、刺激的なアクティビティー施設「白馬つがいけWOW!」をはじめテントサイトキャンプ場、グランピング施設も併設されております。
今回のスタイルキャビンとの出会いが、サステナブルリゾートを目指す当スキー場のメッセージとしてお客様にお伝えできれば幸いです。
■ スタイルキャビン事業について
スタイルキャビン事業は、地域や事業者様の課題や魅⼒創出をスタイルキャビン（デザイントレーラーハウス）の企画を通じて解決の⽀援をする事業です。具体的には、課題のヒアリングからご提案、スタイルキャビンの設計・製造・販売、宿泊オペレーション⽀援等を実施しています。現在は、法的な問題や予算の問題で宿泊施設の開設、滞在拠点の増床が簡単にできない魅⼒のある地域のお客様から、たくさんのお問い合わせをいただいております。加えて、スタイルキャビンは、エリアノがゼロからオリジナルで企画・デザイン・設計を実施しており、今までのパッケージングされたトレーラーハウスとは⼀線を画すプロダクトとなっています。
つがいけマウンテンリゾートに関するお問合せ先
https://www.tsugaike.gr.jp/
株式会社エリアノ、トレーラーハウスに関するお問合せ先
https://areano.jp/
お問合せ先：info@stylecabin.net
〒107-0061 東京都⽬⿊区下⽬⿊1-8-31-204
※新規のトレーラーハウス設置に関するご相談も、お気軽にお問合せください。
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