"抗糖尿病作用"・"抗炎症作用" のある新しい生理活性物質 FAHFAが、"玄米・米糠発酵食品" に含まれていることが明らかに ~山形大学医学部付属病院 と(株)玄米酵素の共同研究
この度、山形大学 医学部附属病院教授・薬剤部長 山口浩明先生の研究により、”抗糖尿病作用”、”抗炎症作用” のあるFAHFAが、”玄米・米糠発酵食品(FBRA)” に含まれていることが明らかになり、研究成果が学術誌「Food Chemistry Advances」に掲載されました。
「玄米食は健康に良いことは分かっていても、続けられない」という課題を克服するために、1971年から製造されている玄米・米糠を麹菌で発酵させた「玄米・米糠 発酵食品(FBRA)」。
これまでの医学的な研究により、”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)" には、多臓器での発がんを抑制する作用、炎症を抑制する作用、Ⅰ型糖尿病の発症を遅延させる可能性があることが示されてきました。
多くの機能性を有する "玄米・米糠 発酵食品(FBRA)" には、どのような健康に役立つ成分が含まれているかを調べた結果、以下の成分が含まれていることがすでに明らかになっています。
・美白効果、脳機能改善や高血圧予防も期待される フェルラ酸
・コレステロール低下作用、抗糖尿病作用が期待されている アシル化ステロール配糖体
・神経系疾患の予防効果が期待される エルゴチオネイン
・加齢性疾患の予防効果が期待される ポリアミン
・保湿効果や抗アトピー作用が期待される グルコシルセラミド
・メラニン色素の生合成を抑える作用がある コウジ酸配糖体
今回、山形大学 医学部附属病院教授・薬剤部長 山口浩明先生の研究により、
”抗糖尿病作用”・”抗炎症作用” のある新規の生理活性脂質である脂肪酸ヒドロキシ化脂肪酸(fatty acid esters hydroxyl fatty acid; FAHFA)が、
”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)” に含まれていることが明らかになりました。
FAHFAは、リンゴやブロッコリー、牛肉、鶏肉、卵黄に含まれることが報告されていますが、”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)” に含まれているFAHFAの量は、野菜・肉中に含まれるものに比べて、極めて多く含まれていることが示唆されました。
例えばFAHFAの一種である9-ヒドロキシステアリン酸のパルミチン酸エステル(9-PAHSA)は、”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)” 1 g中に1.05 μg含まれています。
1 g中に含まれる量を比較すると、リンゴの約5,000倍、ブロッコリーの約1,100倍、牛肉の480倍、鶏肉の1,600倍という結果でした。
掲載論文 : Food Chemistry Advances 1 (2022) 100040
■玄米・米糠 発酵食品(FBRA)について
玄米・米糠 発酵食品(FBRA)は玄米・胚芽・表皮を麹菌で発酵させた ”手軽に玄米の健康成分を摂取できる食品” です。
これまでの動物実験の結果、
・花粉による鼻炎を抑える機能、
・皮膚炎を抑える機能
・大腸炎を抑える機能
・肝炎を抑える機能
・1型糖尿病の発症を遅延させる機能
・さまざまな臓器での化学誘導発がんを抑える機能
などが示されています。
すでに30本以上の学術論文が発表されています。研究データは、学術研究解説サイト「ふぶらぼ」から閲覧可能です。
ふぶらぼ : https://fbra.jp/
■株式会社 玄米酵素について
株式会社 玄米酵素は 1971年の創業から、”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)” の製造・研究だけでなく、玄米自然食を基本にした食の教育活動にも力を入れています。
セミナーや自然食料理教室を全国で開催、玄米自然食のレストラン、自然栽培の農園の運営も手掛け、国民の健康増進に貢献してきました。
最近では、医師・歯科医師のファンも増えており、200名以上の医師・歯科医師が ”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)” をご利用されています。 医師を講師に招いたオンラインセミナーを開催したり、医療との連携を通じた健康事業に力を入れています。
医療との連携についてはこちらから https://www.genmaikoso.co.jp/company/medical.asp
株式会社 玄米酵素 公式企業ページ https://www.genmaikoso.co.jp/
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