足立区の小学校で「がん」について学ぶ出張授業を、城北ヤクルト販売株式会社が実施
本授業では小学生に向けて分かりやすく表現した、がんという病気についてと生活習慣の大切さ、そしてがん検診の重要性を伝える講義が開かれました。
がんは1981年より日本における死因の第一位であり、現在では年間37万人以上が死亡する原因となっています。しかし現代においては助からない病気ではなく、早期発見で治療を行った場合には95%もの人が完治しています。
当社は地域の健康を守る「ヘルスケアカンパニー」として、がんを早期発見できる有効な方法であるがん検診の受診率を上げるためにさまざまな活動を行なっています。
それらの社会貢献活動が評価され、2021年に足立区と城北ヤクルト販売(株)が「がん対策に関する連携協定」を締結。
さらにがん教育授業を通して、検診の重要性を若い世代に知ってもらう事も重要であるとの思いから、2022年に足立区教育委員会監修のもと足立区内の中学校でがんについての出張授業プログラムを作成・実施してきました。
今回は小学校において、「がんという病気は決して怖い病気ではない」と知ってもらうこと。「がんについて学ぶ時間を通して、他の様々な疾病の予防や望ましい生活習慣の確立を含めた健康教育の充実を図る」ことを目的として授業が行われました。
■がんは誰もがなる可能性のある病気
小学生の皆さんから見ると、「がん」という病気はまだ身近にある存在ではなく、漠然と怖い・命に関わる危険な病気と捉えているケースがほとんどです。
そこで、がんとはどんな病気であるかを知ってもらうため、スライドを通して講義を行いました。
・実はがん細胞自体は、全員の身体の中にある。しかし、免疫細胞の活動によって、がん細胞が増えないしくみができている。
・がんを事前に予防するということは、がん細胞を増やさないようにすること。
・がんを予防するには、生活習慣を整えてがん検診を受けることが重要
・塩分が多い食事や肉ばかりなど偏った食生活は、がんになりやすくなる。
・食べる物に偏りがなく、バランスよく食べることが大切。
・たばことお酒を同時に摂ると、30倍から70倍がんになりやすくなる。
・1日15分くらいの運動を続けることで、がんになりにくい体質に。
・がん検診が必要な理由は、がんを初期の状態で見つけるため。
がんの腫瘍が1cmになるまで10年〜30年かかるのに、2cmまでには1〜2年で到達してしまう。
※がんの大きさ1cm〜2cmの段階が、初期とよばれる状態
■生徒の皆さんの感想
今回の授業を受けた生徒の皆さんからは、以下のような感想が寄せられました。
「大人になったら、毎年がん検診に行こうと思った」
「一日の食事をしっかり取り、早寝早起きなどバランスの良いしっかりとした生活、睡眠を大切にしていきたいです」
通常の授業とは異なる内容が2コマ続いたにも関わらず、講義中は集中して話に聞き入り多くの生徒さんが質問に挙手をして答えてくれました。
がん検診の重要性を子どもたちに伝える出張授業は、今後も継続し実施してまいります。
今後の開催予定は、決まり次第SNS・HP等でお知らせいたします。
※城北ヤクルトの地域社会へのがん対策活動について、詳しくはこちらをご覧ください
城北ヤクルト販売(株)が足立区と協定。北千住にて、「がん予防イベント」開催。ライブ配信も実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000080382.html
ヤクルトが、がん検診率向上のため 足立区の中学校で出張授業を実施
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