物価高騰・夏休み「ごはん問題」に一石!「お弁当カード」で子どもたちに笑顔を!

協力会社3社とNPO法人らいおんはーと、冷凍弁当無償提供で子どもたちをサポート

NPO法人 らいおんはーと

NPO法人「らいおんはーと」が運営する365日体験型子ども食堂では、夏休み期間中に昼食の利用者が増加し、さらに物価高騰によりフードパントリーで配布する食材の確保が困難となる「夏休みごはん問題」に直面しています。

この社会課題を解決するため、株式会社Tokyo Bento Labo、TOPPANデジタル株式会社、株式会社エム・ピー・ソリューションの3社が連携。江戸川区内の子ども食堂とフードパントリーの利用者250名に対し、冷凍弁当の無償提供を柱とした実証実験を2025年7月18日から8月31日までの間、実施します。この画期的な取り組みは、ひとり親家庭や共働き家庭の食の負担を軽減し、子どもたちの豊かな夏休みを支えることを目指しています。

子ども食堂とフードパントリー登録者の親子に配布するお弁当カード

夏休みと物価高騰が子どもたちの食を脅かす現状

夏休みは、子どもたちにとって待ちに待った自由な時間である一方、学校給食がないことから、普段から支援を必要とする家庭にとっては「夏休みごはん問題」が浮上します。

NPO法人「らいおんはーと」が運営する365日体験型子ども食堂では、この期間に昼食から子どもたちが利用するケースが例年増加する傾向にあります。加えて、昨今の急激な物価高騰は、子ども食堂やフードパントリーの運営に深刻な影響を与えています。寄付に頼る部分が大きいフードパントリーでは、配布できる食材が減少し、子どもたちとその家庭の食卓を支えることがより一層困難な状況にあります。

このような背景から、子どもたちの栄養バランスの確保と、保護者の経済的・時間的負担の軽減は、NPO法人「らいおんはーと」にとって課題となっているのが現状です。

給食の代わりに昼食のお弁当を用意する母親「夏休みごはん問題」イメージ

異業種連携で実現する「夏休みごはん問題」への新たなアプローチ

この課題に対し、地域食材を活かした冷凍食品の企画開発を手掛ける株式会社Tokyo Bento Laboが展開する冷凍自販機『いっぴん食堂®』、TOPPANデジタル株式会社株式会社エム・ピー・ソリューションの3社が、NPO法人「らいおんはーと」の活動理念に賛同し、協同での解決策を提供します。

この実証実験では、NPO法人「らいおんはーと」が運営する江戸川区内の365日体験型子ども食堂および15ヶ所のフードパントリーを利用するご家族、合計250名を対象に、冷凍自販機『いっぴん食堂®』で利用できる「お弁当カード」を配布します。このカードにはQRコードが印字されており、利用者は区内4ヶ所に設置された『いっぴん食堂®』の自販機で、手づくりおにぎりや弁当、唐揚げなど、最大6食分(4,200円相当)の冷凍弁当と引き換えることができます。

この仕組みには、TOPPANデジタルとエム・ピー・ソリューションが共同開発した、自販機でQRコード決済を可能にするサービス「ジハトク®」が導入されており、これにより利用者は誰でも簡単に、必要な時に冷凍弁当を受け取ることが可能となります。非接触での受け渡しは、現在の社会情勢にも適応した、安心で安全な食料提供の形となります。

冷凍自販機『いっぴん食堂®』

子ども食堂とフードパントリー登録者の親子に配布するチラシ


子どもたちの未来を育む、温かい食の支援

今回の取り組みは、単に食料を提供するだけでなく、子どもたちが「いつでも」「好きな時に」質の高い食事を選んで受け取れるという、新たな食の選択肢を提供します。
これにより、多忙な保護者の負担を軽減し、子どもたちが夏休み期間中も栄養バランスの取れた食事を継続的に摂れるよう支援します。

株式会社Tokyo Bento Laboは、「”地域と世界を『ごはん』でつなぐ”を掲げ、地域食材を活かしながら社会課題解決につながる冷凍品の企画開発を得意としている」企業です。『いっぴん食堂®』で提供される冷凍弁当は、農家直送のコメを使った手づくりおにぎりや国産食材中心の冷凍弁当、さらには江戸川区内で発生したフードロス食材を活用した「江戸川三色丼」など、安全性、美味しさ、そして社会的な意味を兼ね備えた食の提供を心がけています。

下総醤油麹唐揚げと手づくりおにぎり
彩り野菜の国産豚丼


この共同プロジェクトは、企業の持つ技術やリソースが、NPOの現場における具体的な社会課題解決に直結する好事例となる事を期待しています。NPO法人「らいおんはーと」は、地域に根差し、子どもたちとその家庭を支える活動を365日休むことなく続けています。今回の実証実験を通じて得られる知見は、今後の子ども食堂やフードパントリーの運営、ひいては地域における食のセーフティネットの強化に大きく貢献することが期待されます。

私たちNPO法人「らいおんはーと」は、「すべての子どもたちに 豊かで幸せな人生を」という理念のもと、教育格差や貧困による体験の格差の解消に日々取り組んでいます。この夏、多くの企業のご支援を得て、子どもたちの笑顔を一つでも多く守るため、この新たな挑戦に全力を尽くします。

実施概要

期間: 2025年7月18日(金)~8月31日(日)

対象: NPO法人らいおんはーと365日体験型子ども食堂およびフードパントリー利用者(250名予定)

目的: 夏休みにおける「ごはん問題」解決のための実証実験

内容: 冷凍自販機『いっぴん食堂®』で最大6食分(4,200円相当)の弁当類と交換できる
   QRコードが印字された「お弁当カード」を配布

引換場所: 『いっぴん食堂®』4ヶ所

『いっぴん食堂®』篠崎本店(江戸川区篠崎町7-11-1)

『いっぴん食堂®』江戸川区総合体育館店(江戸川区松本1-35-1)

『いっぴん食堂®』江戸川区スポーツランド店(江戸川区東篠崎1-8-1 スポーツランドプール内)

『いっぴん食堂®』江戸川区スポーツセンター店(江戸川区西葛西4-2-20)

配布チラシの裏面に記載している自販機のマップ

主催: NPO法人らいおんはーと

協力: 株式会社Tokyo Bento Labo、TOPPANデジタル株式会社、
株式会社エム・ピー・ソリューション
*「ジハトク」はTOPPANホールディングス株式会社の登録商標です。

*「いっぴん食堂」は株式会社Tokyo Bento Laboの登録商標です。

*QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。


【リリースに関するお問合せ及び取材依頼先】

NPO法人 らいおんはーと

広報担当・佐藤 すずみ

電話番号:090-6653-8227

メールアドレス:lionht810@gmail.com  

すべての画像


会社概要

URL
https://npo-lh.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
江戸川区鹿骨2-33-11
電話番号
03-6310-1048
代表者名
及川 信之
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年01月