Proud Partners、ウズベキスタンドライバー第1期生300名をイズミ物流と共同育成
~ウズベキスタン共和国との運送業向け特定技能人材育成プロジェクトが本格始動、研修候補生はイズミ物流指定の安全基準教育を受講後、2026年末以降に日本にて就労予定~

株式会社Proud Partners(本社:東京都新宿区、代表取締役:鈴木竜二)とダイセーグループのイズミ物流株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平川 信)は、Proud Partnersがウズベキスタン共和国 内閣直属移民庁(以下、「ウズベキスタン政府」)と進める「運送業界に特化した特定技能人材育成プロジェクト」において、特定技能「自動車運送業」向けの人材(トラックドライバー)として来日予定の第1期生500名のうち約300名をProud Partnersとイズミ物流が共同で育成する契約を締結したことをお知らせいたします。
両社は、ウズベキスタン人ドライバーが来日後に即戦力として勤務できるよう、イズミ物流が定める「安全基準の教育」を現地で8か月間実施します。
イズミ物流は、製造工場や物流センターからコンビニ・スーパー・医療施設などへの個店配送や、各都道府県にまたがる幹線輸送を担い、社会インフラの一端を支える物流企業です。物流業界全体でドライバー不足が深刻化する中、2024年3月に特定技能1号にトラックドライバーが追加されたことを受け、同年8月に「外国人ドライバー採用プロジェクト」を立ち上げるなど、外国人材の採用に注力しています。
株式会社Proud Partnersは、外国籍人材が公平かつボーダレスに働き、日本社会に貢献できる仕組みを実現することを目指し、建設業・飲食業を中心に特定技能分野で延べ5,700名以上、1,381社・3,624店舗への人材支援実績を積み重ねております。2025年9月からは、ウズベキスタン政府と連携し、国内運送業界のドライバー不足解消にむけ、「運送業界に特化した特定技能人材育成プロジェクト」にも注力しています。本プロジェクトは、ウズベキスタン政府とともに、日本の交通ルールを前提とした安全運転を基礎から徹底教育することで、日本国内の運送網を支える即戦力を育成します。
ウズベキスタン共和国内では、研修候補者を応募中
現在、ウズベキスタン共和国内では、2026年1月から現地でのProud Partnersによる研修プログラム開始に先立ち、研修候補生の募集(2回目)を実施しています。今後、選抜された研修候補者はウズベキスタン共和国内の職業訓練センターに集まり、ウズベキスタン政府が提供する寮を利用しながら6~8か月間に及ぶ研修(日本語教育と運転分野で日本の基準に則ったコース)を無料で受講します。
今回、イズミ物流との大規模な共同育成契約の締結を受け、Proud Partnersは、ウズベキスタン人ドライバーが来日後に即戦力として勤務できるよう、研修期間中にイズミ物流が定める「安全基準の教育」を実施します。
イズミ物流株式会社 ご担当者コメント
私たちは、【国籍・ジェンダー・年齢を問わず、誰もが活躍できる物流企業】として、採用・育成・定着のすべてに一貫した支援体制を築いてきました。物流業界における大転換点ともいわれている昨今の時流において、Proud Partnersの卓越した教育設計力、豊富な実績と国際的ネットワークに、当社の現場力と人材育成ノウハウを融合させ、安心して働き・学び・成長できる労働環境を創出します。
「国境を越えて人を育て、未来を運ぶ。国際物流人材の育成」を、共に構築することに期待しています。
ウズベキスタン政府と連携した運送業向け特定技能人材育成プロジェクトとは

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背景 |
国内運送業界のドライバー不足、特定技能「自動車運送業」の課題、外国免許切替と事故多発 など |
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目的 |
ウズベキスタン政府と連携し、本プロジェクトで基礎から安全運転を徹底教育することで、日本国内の運送網を支える即戦力ドライバー(特定技能人材)を育成 |
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特長 |
独自の運送業向け研修プログラムを用意、ウズベキスタンにて8ヶ月間の日本語教育と運転技能の習得を行い、安全運転技術を身につけた即戦力ドライバー(特定技能人材)を育成 ・運送業特有の課題を網羅したカリキュラム(長距離運転時の疲労管理、悪天候時の安全運転、都市部での駐車技術などを) ・日本の道路標識や交通ルールの徹底理解(座学、実地訓練) ・大型車両の実務的な運転技術の習得(実車を用いた実地研修) ・緊急対応トレーニング(事故や緊急時の対応を想定したシミュレーション) →これにより、外免切替だけではカバーできない、日本国内の交通ルールの順守を前提とした現場対応力のある即戦力ドライバーを育成します。 |
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その他 |
・ウズベキスタン政府とProud Partnersの主な役割分担は後述の通りです。 |
ウズベキスタン政府とProud Partnersの役割分担

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ウズベキスタン政府の役割 |
Proud Partnersの役割 |
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・候補者の集客 ・学校や寮等の施設の提供 ・車両など研修用の物品の付与 |
・候補者の面接・選定 ・プロジェクトの運営等 ・日本での就労先の確保 ・日本語教育と運転技術の習得管理 |
株式会社Proud Partnersについて
社名:株式会社Proud Partners
設立:2012年7月
住所:新宿本社(東京都新宿区北新宿2-21-1新宿フロントタワー28階)
TEL:03-5937-5812 FAX: 03-5937-5813
事業内容:1) 特定技能専門人材紹介事業、 2) 登録支援事業
代表取締役:鈴木竜二
資本金:1億円 (2024年6月時点)
従業員数:126名 ※オフショアメンバーを含む
補足説明
1.特定技能制度に関する説明は、次の通りです。
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制度概要:人手不足が深刻な特定産業分野において、一定の専門性・技能を有する外国人を受け入れるために創設された、日本の在留資格制度です。2019年4月から導入され、2025年には16分野で1号、11分野で2号の在留資格が認められています。
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目的:国内人材を確保することが困難な分野で、外国人労働力を確保し、経済を支えることを目的としています。
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在留資格(ビザの種類):特定技能1号と特定技能2号の2種類があり、2号は1号よりも高い専門性や技能が求められます。
▼ビザの種類
特定技能1号:特定産業分野で一定の知識や経験を持つ外国人労働者を対象とし、技能試験や日本語能力試験で能力を評価する。
特定技能2号:1号の外国人労働者が、高度な専門性・技能を有し、2号分野での就労を希望する場合に、より長期的な在留を認める。
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分野:建築、農業、漁業、製造、物流、介護等の社会のインフラに大きく紐付いている業界
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制度の背景:深刻化する人手不足に対応し、経済・社会基盤の持続可能性を維持するために創設されました。
2.外免切替に関しては、外国人ドライバー支援機構のWEBをご参照願います。
【WEB】https://fdso.jp/24/
関連リンク
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ウズベキスタン国営放送「o’zbekiston 24」で、弊社とウズベキスタン政府との特定技能人材育成プロジェクトが紹介されました(2025/9/19)
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NHK「おはよう日本」の物流特集で、弊社とウズベキスタン政府との特定技能人材育成プロジェクトが紹介されました(2025/9/2)
お問合せ先
【特定技能人財の採用に関するお問い合わせ】
https://proudcorp.com/contact/
【報道関係者からのお問合せ先】
株式会社Proud Partners
担当:岡村アルベルト
メールアドレス: pr@proudcorp.com
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