トヨタ社創業家子孫が選んだ「国際プロトコール教育」― ICPA学院長インタビュー:グローバル企業に求められる真のエグゼクティブスキルとは

トヨタ自動車創業家の系譜を持つ豊田TRIKE株式会社、豊田美佐子社長、豊田浩之副社長、ならびにアジア開発キャピタル株式会社、アンセム・ウォン社長の研修を担当いたしました。

ICPA国際プロトコール株式会社

https://icpa-in.com/ja

ICPA国際プロトコール株式会社が運営する「The International Protocol and Etiquette Academy of Japan(ICPA)」は、この機会をきっかけに、グローバル企業研修を本格展開し、日本国内および海外へ活動を広げ、それに関する説明会も実施しています。

説明会のご案内:11月30日(水)14:00-16:00  12月7日(水)14:00-16:00

目次


ICPAについて/役員研修受講生動画公開/ご契約前/研修内容/最初の研修修了後/帰国後のミーティング/日本企業に必要な国際プロトコール/グローバル企業研修について

ICPAについて

――まず、ICPAについて教えてください。

 白羽セシリア美麗(旧:村田セシリア真理、以下「白羽」):弊社(ICPA国際プロトコール株式会社)が運営しておりますアカデミー名は「The International Protocol and Etiquette Academy of Japan(ICPA)」です。ICPAは日本で唯一、Leading Etiquette and Protocol Schools of the World の国際認定を受けております。同団体は複数国の推薦・認定によって構成され、ロイヤルウェディングや国賓接遇を担う機関、英国王室のハウスホールド関係者が創設した団体などが加盟しています。

 ICPAでは現在、「国際プロトコール」「国際教養」「国際マナー」「異文化ビジネス理論」を教授し、アジア有数の国際プロトコール専門アカデミーとして、国際プロトコール専門家の育成にも注力しています。今回の豊田TRIKE株式会社様の役員研修では、アジア開発キャピタル株式会社・アンセム・ウォン社長とともに、国際基準に基づく実践的プログラムをご受講いただきました。

参考記事
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000046513.html

 研修の最終日には、豊田様から「思いもよらぬ学びがあった」とのご感想もいただいております。

ご契約前

――研修開始前のアンセム・ウォン氏の印象を教えていただけますか。

 白羽:最初に社長秘書様とやり取りしましたが、週末も迅速で丁寧なご対応でした。当日の電話応対も端正で、窓口の印象が非常に良かったです。アンセム・ウォン社長は勉強熱心で向上心に溢れ、目的が明確でした。いくつかの「改善ポイント」については事前に合意のうえで、研修内で具体的に取り扱う方針といたしました。海外進出支援に際し、豊田TRIKE様の役員が中国に渡航される前に学びたいとのご希望を受け、講義の撮影・掲載についてもご快諾いただき、正式契約の上で実施しました(撮影クレジットは末尾)。

――豊田様の印象についても、お聞かせください。

 白羽:詳細は控えますが、グローバル展開にあたって「日本の常識をそのまま持ち込まない」という視点を丁寧に共有しました。国際プロトコールは外交上の常識で、基盤はマナーと相互尊重です。まず「自分の前提を点検し、国際基準でどう見られるかを理解する」ことを合意の起点として設定し、研修を進めました。

研修内容

――研修内容についてお聞かせください。

 白羽:国際マナーを基礎に、異文化理解とプロトコールの要点を統合しました。プロトコールは「異なる文化間の合意形成を促す公式原則」で、実務上は「契約・規範」に近い機能を果たします。企業研修では最初に「なぜ必要か」を明確化します。一流企業は国際プロトコールや外交マナーを徹底しており、そこに差が生まれます。受講後には「新たな視点が得られた」「過去の学びと質が異なる」との声もいただきました。無知を指摘するのではなく、「必要な論点を合意のうえで可視化し、改善点を具体化する」ことが、エグゼクティブの成長を加速させます。

――研修講師として今回、手応えは感じましたか。

 白羽:5日目に個人面談を行い、以降は日ごとの変化が顕著でした。初日から高い関心をお持ちでしたが、面談で合意的に方向性を定めてからは、三氏とも吸収が加速しました。役員クラスの皆様が、必要な改善ポイントに真摯かつ速やかに取り組まれたのは印象的でした。

――具体的にはどのような変化が見られましたか。

 白羽:服装や身だしなみはもちろん、時間遵守や会合前後の所作など「基本の徹底」を再確認できました。所作に現れる謙虚さと品位が自然に醸成され、エグゼクティブ・プレゼンスが一段と整いました。

――動画はどのように撮影されたのですか。

 白羽:質問は事前共有のうえで、国際プロトコール学習の意義を各自の言葉で語っていただきました。実務イメージが伝わるよう、講義内の様子も適切な範囲で記録しています。

――白羽学院長の講義の特徴について教えてください。

 白羽:講義は「集中しやすい場づくり」「ボディランゲージと心理学の活用」「ビジネス・外交実務への直結」の三点を重視しています。形式の暗記ではなく、背景にある哲学や行動科学を理解し、結果としてグローバルマナーと国際プロトコールが実務で機能することを目標としています。

最初の研修修了後

――研修後のフィードバックについて教えてください。

 白羽:最終日は時間の都合で、後日オンラインで詳細にフィードバックしました。中国では官民要人から正式な歓迎があり、所作・服装・挨拶など現地での実践が円滑な関係構築に直結したと伺いました。

――その際、大切なことをお伝えされたそうですが、何を言われたのですか。

 白羽:研修直後の高揚は時間とともに落ち着きます。そこで「日常への定着化」が重要です。学びを会話・判断・所作に落とし込み、元に戻らないための意識づけをお願いしました。継続して振り返り、必要に応じて伴走支援を活用いただくことを推奨しています。

帰国後のミーティング

――豊田様帰国後、改めてお会いされたそうですが、どのようなご様子でしたか。

 白羽:服装などは短期で整いますが、「会話の質」や「思考のクセ」の更新は継続支援が有効です。定期的なチェックと都度の助言により、成果の維持・更新がしやすくなります。

――国際プロトコールは研修受講だけではなく継続コンサルも必要という理解でよろしいですか。

 白羽:国際プロトコールはマナーと相互尊重を基盤とする実務の技術であり、付け焼き刃ではなく習慣化が重要です。継続的なコーチングやコンサルティングは、エグゼクティブが国際社会で品位と信頼を保つために有益です。

――グローバルリーダーを目指す方々へ、どのように指導されますか。

白羽:「学び続ける姿勢」と「品位ある行動」を軸に、長期的に定着させることをご提案します。短期講座で形は整いますが、文化として根づかせるには時間が必要です。必要に応じてセカンドオピニオンの活用、日本特有のプロトコールの再確認なども有効です。

日本企業に必要な国際プロトコール

――なぜ日本で、学院を展開されているのですか。

 白羽:日本には、豊田佐吉の思想など、世界に通用する哲学があります。一方で、現代日本が直面する課題も見えています。私は、国際プロトコールの学びを通じて、品位と相互尊重に根ざしたグローバルマナーを日本の企業文化に再実装し、国際社会で信頼される在り方を広げたいと考えています。

――日本人の品位は下がっているのでしょうか。

 白羽:断定的評価は避けたいですが、改善の余地がある場面が見受けられるのは事実です。重要なのは「合意のうえで改善ポイントを明確にし、実務で活かすこと」です。見て見ぬふりではなく、国際基準を学び、相互尊重の姿勢を具体的行動に落とし込むことが、日本発の国際教育としての使命だと考えます。

――やはり国際プロトコールは日本企業に必要な学びなのですね。

 白羽:グローバル社会、ダイバーシティ社会で信頼を得るには、異文化理解、協調性、非言語理解、ソフトスキルが不可欠です。日本特有のマナーを再確認したうえで、国際プロトコールというグローバルスキルを身につけることが、企業にとって実効性の高い道だと思います。

――国際プロトコールは日本を救い、発展させる学びといえるでしょうか。

 白羽:日本の礼の精神と通底する部分が多くあります。外交マナーの基礎は思いやりであり、順位や役割の尊重、異文化の理解、相手への敬意などです。これらを現代の実務に適用することが、国際社会での信頼構築につながります。

グローバル企業研修について

――企業研修の詳細と説明会について教えてください。

 白羽:ICPAのグローバル企業研修は、目的に合わせて設計します。国際プロトコール、グローバルマナー、エグゼクティブ・プレゼンス、テーブルマナー、ボディランゲージ、外交マナー、異文化コミュニケーションなどを組み合わせ、実務直結の内容でご提供します。詳細と説明会情報は以下をご覧ください。

グローバル企業研修

お問い合わせは、contact@icpa-in.com までお知らせください。

写真撮影(カメラマン):Don Kennedy(Instagram: @donlikes)
ICPA公式サイト:https://icpa-in.com

国際プロトコール・マナーアカデミー(ICPA)
創立学院長 白羽セシリア美麗(旧:村田セシリア真理)
英語表記:Mirei Cecilia Hakuba
所在地:東京都千代田区/設立:2017年
運営法人:ICPA国際プロトコール株式会社
事業内容:国際プロトコール教育、グローバルマナー研修、講師資格認定、外交・企業研修

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会社概要

URL
https://icpa-in.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館19階
電話番号
03-6735-3017
代表者名
村田真理
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年01月