ビジネス向けChatGPTサービス「ChatPro」がファインチューニングサービスを提供開始。社内データを活用したオリジナルなAIモデルを構築可能に。法人・自治体での業務活用を想定

株式会社ナレッジセンス

株式会社ナレッジセンスは、会話内容がAIの学習データにされることを回避できる、法人向けChatGPT(チャットGPT/チャットジーピーティー)利用システム「ChatPro(チャットプロ)」を提供しております。この度、社内の知見やデータを生かし独自のAIモデルを生成できるファインチューニングサービスのリリースをお知らせします。2023年8月23日にOpenAI社より発表された新機能を利用することで実現。ChatGPTをカスタマイズすることで、より早く、正確な回答をする独自モデルの開発をサポートします。以下URLよりお問い合わせください。
https://chatsense.jp/?r=14

株式会社ナレッジセンス(本社:東京都中央区、代表取締役:門脇敦司、以下ナレッジセンス)は、法人、行政、自治体が独自AIモデルを構築することをサポートする「ファインチューニングサービス」のリリースを発表いたします。構築したモデルは、当社が提供する法人向けチャットGPTサービス「ChatPro」を利用することで、その日のうちに活用開始することもできます。

本日(2023年8月24日)より、提供開始します。以下URLよりお問い合わせください。https://chatsense.jp/?r=14


■ 機能リリースの背景 ― 「社内での活用向けに、AI自体をカスタマイズしたい」という声

ナレッジセンスが6月にβ版リリースした「ChatPro」は、セキュアな環境でChatGPTを利用できるサービスです。この数ヶ月で多くの引き合いをいただき、東証プライム上場企業をはじめ、大手企業等に導入されています。

しかし、一般的なChatGPTのモデルを利用するだけでは、「実際の社内の業務効率化にはあと一歩足りない」という事例も増えてまいりました。そのような「AI自体をカスタマイズしたい」という要望を実現するための手法はいくつか存在しますが、そのうちの有力候補に「ファインチューニング」(微調整)という手法があります。

そのような状況の中、昨日2023年8月23日、ChatGPTを提供するOpenAI社より、この「ファインチューニング」を実現するためのAPIが公開され、一般に利用可能になりました。このような技術的なブレイクスルーと、かねてよりユーザー様よりいただいていたニーズがマッチしたため、この度のサービス提供開始に至りました。


■「 ファインチューニング」の価値

「ファインチューニング」は、ChatGPTのような言語モデルの回答に一貫性をもたせたり、高度なプロンプトを必要としないAIの実現が期待できます。OpenAI社の公式リリースによると、「GPT-3.5 Turbo」という従来のモデルであっても、ファインチューニングをすることで、特定の狭いタスクにおいては最新の高精度モデル「GPT-4」レベルと「同等の性能に匹敵するか、それを上回ることさえできることが示された。」とのことです。


■「 ファインチューニング」を使ってできること例


1.返答の一貫性の向上

ファインチューニングを利用することで、AIの返答の形式のパターンを一貫させ、安定させることができます。

例えば、データ分析業務(市場調査の結果を特定のフォーマットでレポートとして提供する場合)や、報告書の自動生成(定期的な業績報告書、販売報告書を自動生成する場合)を行う際に、回答精度の向上が期待できます。


2.口調の設定

AIの返答の口調を一貫したものに設定できます。

これにより、例えば、カスタマーサポート業務や、コンテンツマーケティングやブログの自動生成業務(企業のブランディングに合わせた記事やSNS投稿)を行う際に、回答精度の向上が期待できます。


3.利用言語の最適化

AIの返答言語を指定されたものに固定化することができます。

例えば、グローバルな顧客への問い合わせ対応業務や、より特化した多言語学習システム構築の業務について、回答精度の向上が期待できます。


4.AIモデル利用価格の削減、返答速度の向上

短いプロンプトで、迅速に、高品質な回答を生成できます。特に、従来の利用方法で、1回の会話あたりのトークン数(文字数)を多く消費していたユーザーのみなさまは、こちら効果が期待できます。

例えば、AITuberのようなリアルタイムの対話型サービスに有効です。


※注1:例です。実際の利用用途はこの範囲に限定されるものではありません。

※注2:ファインチューニングは、回答の精度向上を必ずしも約束するものではありません。他の手法(外付けのベクトルDBやCoT、TOTなど)も、多くの場合において、有効な解決策になります。

詳しくは、以下URLのお問い合わせフォームよりご相談ください。

https://chatsense.jp/?r=14


■ 学習データに使われない、法人向けChatGPTサービス「ChatPro(チャットプロ)」について

「ChatGPT」は、2022年秋に米OpenAI社がリリースした大規模言語モデルの一種です。ナレッジセンスが提供するChatProは、ビジネスの業務効率を向上させDXを推進を行う企業を対象とし、データ流出やコスト面での不安や障害を抑えて、社員が最新AIを活用できるようにするサービスです。

チャット内容をAIの学習から守る機能、社員アカウントを組織が一元管理できる機能など、通常のChatGPT含む、生成AIサービスには見られないビジネス向けの機能が特徴です。



■ ナレッジセンスについて

ナレッジセンスは、企業のDXを加速し、あらゆる社員の生産性を向上させるため、法人向けChatGPTサービス「ChatPro」・事業コンサルティングを提供しています。ChatProだけでなく、生成AIに関する複数のサービスをリリースし、グローバルのユーザーに提供している実績がございます。ナレッジセンスでは、生成AIを活用して社員の業務効率を加速したい企業からのご相談をお待ちしております。

https://knowledgesense.jp/


ナレッジセンスは、生成AIを利用して社員の生産性を大幅に向上させ、デジタルトランスフォーメーションを推進するための活動に尽力して参ります。


以上


■ 会社概要
会社名:株式会社ナレッジセンス
本社:東京都中央区八重洲2丁目8-7 福岡ビル6階
代表者:代表取締役CEO 門脇敦司

設立: 2019年4月10日

事業内容:

・「ChatPro」および生成AIテストサービス「Ozone」などの企画・運営

・生成AIを活用したDX戦略コンサルティング

・社内外向けのソリューション開発

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本文中に記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

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会社概要

株式会社ナレッジセンス

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URL
https://knowledgesense.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木七丁目18番18号 住友不動産六本木通ビル2階
電話番号
-
代表者名
門脇敦司
上場
未上場
資本金
2600万円
設立
2019年04月