ドコマップジャパン、持続可能な運送業界を目指し 産学官の体制で新プロジェクトを始動

〜持続可能な運輸業界の実現に向けたぐんまの運輸デジタルイノベーション~

ドコマップ

 株式会社ドコマップジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:浦嶋一裕、以下 ドコマップジャパン)は、この度、日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:群馬県太田市、代表取締役社長:須藤元、以下 ミシュラン)が先頭となり、群馬県の「令和5年度ぐんまデジタルイノベーション加速化補助金審査」※1に公募・採択されたプロジェクト「持続可能な運輸業界の実現に向けたぐんまの運輸デジタルイノベーション〜生産性の向上・環境負荷の軽減・稼働停止の最小化〜」に、国立大学法人群馬大学(本社:群馬県前橋市、学長:石崎泰樹、以下 群馬大学)と有限会社美松運送(本社:群馬県藤岡市、代表:松原二三男、以下 美松運送)の4者で産学官の連携体制でコンソーシアムを組み、2023年8月から始動しました。

 昨今、運送業界で問題視されている運転手不足や運転手の高齢化、2024年問題、カーボンニュートラルの要求がある中で、インフラの基盤ともなる運送業界を持続可能な業界にすべく、今回のプロジェクトを始動することとなりました。

 本プロジェクトでは、運輸事業の美松運送にて、ドコマップジャパンのdocomapVehicle※2サービスを利用しCO2排出量や、Scope3※3のレポートを作成、教育機関である群馬大学が運送業の課題発見と解析を担当し、運送業界の将来の共創を考える基盤を整えることを目的とし、今後の運送業界発展のために取組みます。


 本プロジェクトを通し、課題から改善をすべきことを群馬大学の技術やノウハウから分析し、運送業界を持続可能にするべく、ドコマップジャパンでも新たなサービス開発に精進してまいります。


  • イメージ図


  • 主な役割

・日本ミシュランタイヤ

 本プロジェクトの企画・推進・結果とりまとめ

 デジタル残溝計やRFIDを用いたタイヤ使用管理


・ドコマップジャパン

 DXソリューションによる動態・燃費管理と安全運行

 荷主へのCO2排出レポート 


・美松運送

 デジタル残溝計やRFIDを用いたタイヤ使用管理

 DXソリューションによる動態・燃費CO2管理と安全運行


・群馬大学

 データ分析

 コンソーシアム運営補助

※上記内容は変動する場合がございます。


※1:令和5年度ぐんまデジタルイノベーション加速化補助金審査とは

 今般急速に進むデジタル化により、これまでの価値観やビジネスのあり方が変革する時代において、本県の基幹産業であるものづくりをはじめ、業種を問わずデジタル化への対応が必須となっています。地域経済が持続的であるためには、時代変化に柔軟に対応できる企業の体質強化とともに、最新テクノロジーをビジネスに取り入れるなど、既成概念に囚われず自由な発想で新たな価値を生み出し続ける産業へ進化していくことが必要です。そこで群馬県は、県内外のIT企業やスタートアップ等のデジタル企業や大学、研究機関等の「多様な知」が、本県産業に新たな可能性をもたらすことを期待し、「デジタルイノベーション加速化事業」を実施します。本事業を通じ、群馬発の最先端のテクノロジーやAI・ロボット等を活用した創造的なイノベーション(デジタルイノベーション)の取組が加速し、ひいては、未来の社会を見据えた産業投資が業種や分野、地域の枠を超えて次々と行われる産業経済への発展を実現してまいりたいと思います。


※2:docomapVehicleとは

 日野自動車および三菱ふそうの対象車両とDoCoMAPとが連携することで、従来必要だった専用のGPS端末等を車両に装着する必要なくDoCoMAPのサービスがご利用いただけるプランです。

位置情報など動態管理を主とするベーシックプランのほか、CO2排出量や平均燃料消費量を確認するプレミアムプラン(日野自動車)/グリーンプラン(三菱ふそう)があります。

*DoCoMAPは株式会社ドコマップジャパンの登録商標です。

日野自動車(https://www.docomap.jp/hino)、三菱ふそう(https://www.docomap.jp/fuso


※3:Scope3とは

 自社が購入・取得した全ての製品(原材料・部品、仕入れ商品や販売に係る資材等)及びサービスの資源採取段階から製造段階までの排出量です。

*環境省 経済産業省の基本ガイドライン参照


  • 会社情報

■日本ミシュランタイヤ株式会社について:https://www.michelin.co.jp/

ミシュランは、フランス クレルモン=フェランに本社を置くモビリティの世界的なリーダーです。13万2,200人以上の従業員を擁し、175カ国で持続可能なモビリティの実現のため、お客様にとって最適なタイヤ、サービス、ソリューションを提供しています。67製造拠点で、約1億6,700万本のタイヤを製造(2022年実績)するとともにデジタルサービス、旅行ガイド、ホテル・レストランガイド、地図など、皆様のモビリティをユニークで充実した体験にするお手伝いや、多様な産業に提供するハイテク素材を開発しています。詳しくはwww.michelin.co.jp/をご参照ください。


■有限会社美松運送について:https://mimatsu-unsou.com/

私たち美松運送は、お客様の大切な商品をお預かりし、お届けするという物流業務を担うに当たり、常にお客様の「期待」を超えるべく、あらゆる方向から、「自分たち」に何ができるかを考え、お客様に「感動」を与えることを使命とします。 私たち美松運送は、誰よりも「安全」に対する意識を強く持ち、「リスク・マネジメント」のプロフェッショナルとして、危険物等の物流を担い、地域社会に貢献します。 私たちは、いつも明るく、明るい未来を信じて、常に「安全・安心」の職場を作り、社員と家族の幸せを実現します。 それが私たちの「自分たち力」です。


■国立大学法人群馬大学について:https://www.gunma-u.ac.jp/

群馬大学は、教育学、情報学、医学、保健学、理工学の分野の教育研究を行う学部・大学院と生体調節研究所等の先端研究組織及び附属病院で構成し、人材養成機能や研究成果を活用して地域の産業を活性化するとともに、グローバルな視点で活躍できる大学を目指しています。情報・データサイエンスの分野では、ICTリテラシーをすべての学生に提供するとともに、全ての領域の学生・研究者の研究活動をデータサイエンスで支援するため、2017年に新設した数理データ科学教育研究センターや、2021年に新設した情報学部を核として取り組んでいます。


■株式会社ドコマップジャパンについて:https://www.docomap.jp/

株式会社ドコマップジャパンは、2016年12月にNTTドコモ社の呼びかけで、運送業に特化するIoTを活かした社会貢献可能な技術の提唱・開発が出来る企業として2017年8月に設立。昨今増え続ける物流需要、少子高齢化や厳しくなる労働時間管理等により運送形態の改革が必要な産業インフラ『物流』の危険的状況をIoT技術でなんとかするという課題を対し、GPSによる車両位置情報管理システム「DoCoMAP」をIT機器の導入が進んでいない運送業者にも低価格で販売・供給し、業界の「働き方改革」に活かせるようにサポートしています。

         

【お問い合わせ先】    

 株式会社ドコマップジャパン カスタマーサポート

 Tel:03-6809-2105 (平日9時〜18時)  

 Fax: 03-6809-2106



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会社概要

株式会社ドコマップジャパン

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URL
https://www.docomap.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区海岸1丁目4-22 SNビル 7F
電話番号
03-6809-2105
代表者名
浦嶋一裕
上場
未上場
資本金
1200万円
設立
2017年08月