「ＰＥＴボトルリサイクル年次報告書2024」発刊のお知らせ

　一般社団法人全国清涼飲料連合会が加盟するPETボトルリサイクル推進協議会（東京都中央区、会長：佐藤澄人　以下、推進協議会）は2023年度のPETボトルのリサイクル実績を中心に取りまとめた「ＰＥＴボトルリサイクル年次報告書2024」を発刊しました。2001年以来、毎年作成しており、PETボトルの３Rへの取り組みなどを広く啓発していくことを目指しています。

　2023年度は、自主行動計画2025（第4次自主行動計画）の3年目でした。

　2023年度トピックスとして、リデュース（軽量化率）では指定PETボトル全体の軽量化率は自主行動計画2025の25％以上（2004年度比）の軽量化目標に対して28.4％と軽量化目標を達成しました。また、主要な容器サイズ・用途17種については個別目標を設定しており、2～41％の軽量化が進み、そのうち6種で目標を達成しています。

　一方で、リサイクル率は、85.0％と目標85％以上の維持を達成しました。また、リサイクルに熱回収も含めた有効利用率は98.6%と推定されました。

　さらに、飲料業界で採用が進む使用済みPETボトルから再びPETボトルに戻すボトルtoボトルの比率は、33.7%と前年度の29.0%から増加となりました。

　私たちの生活になくてはならない容器として浸透しているPETボトルですが、そのPETボトルのリサイクルの必要性や循環型社会の大切さ、リサイクルの流れなどを知っていただくための啓発活動などにも積極的に取り組んでいます。

　PETボトルの自主行動計画はPDCA（Plan・Do・Check・Action）を繰り返すプロセスです。我々の取り組みについてご理解いただくとともに、ＰＥＴボトルの３R推進を通じ、より良い社会の実現に貢献すべく真摯に取り組んでまいります。

　詳しくは「ＰＥＴボトルリサイクル年次報告書2024」でご確認をお願いいたします。

　HP：https://www.petbottle-rec.gr.jp/nenji/2024/

<本件に関するお問合せ先>

PETボトルリサイクル推進協議会　事務局

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