ガーナ共和国カカオ産地にカカオの苗木約12.5万本を寄贈~カカオ豆の持続可能な生産を支援~
*贈呈される苗木約2.5万本と、育苗センターで25年6月頃を目途に育成される苗木約10万本との合計
ロッテグループのチョコレート事業は、1964年の「ガーナミルクチョコレート」発売以来、ガーナ共和国のカカオ生産地からの高品質カカオの安定供給への尽力のおかげで、今年で60周年を迎えることができました。近年、ガーナ共和国では農家の貧困や児童労働、森林破壊などカカオ産業における構造的な課題が指摘されています。また、直近の収穫期において、同国ではカカオの収穫量が大きく減少しており、その要因は、天候不順や病虫害、カカオの木の高樹齢化、農薬や化学肥料の高騰などが複合的に関連していると考えられています。病害虫の被害や高樹齢化に対しては、カカオの木を新たに植え替えるために苗木が必要です。こうした状況の中、同国における持続可能なカカオ生産を支援するため、感謝を込めてカカオの苗木を寄贈する運びとなりました。今後も同国と良好な関係を築きながら、持続的な調達に向けて取り組みます。
■概要
●寄贈内容: カカオ苗木約12.5万本(4万ドル相当)
(苗木として約2.5万本、約10万本を育苗センターで育苗後に寄贈)
●寄贈時期 : 2024年10月~2025年6月
●寄贈地域:ガーナ共和国のカカオ産地(当グループの調達地域を中心に配布)
■【参考】株式会社ロッテのガーナ共和国カカオ産地への活動
チョコレートが主力製品である株式会社ロッテにとって、カカオ豆の持続可能なサプライチェーンの実現は重要な課題です。カカオ豆の生産地は児童労働や森林減少、病虫害による収穫量減等の様々な課題を抱えており、こうした状況を改善して、チョコレートに携わるすべての人の幸せに貢献しながら、カカオ豆の持続可能なサプライチェーンを実現することが使命です。
持続可能なサプライチェーンの実現に向けて、調達するカカオ豆生産地のトレーサビリティ確立とその生産地が抱える課題への支援を行っています。そのように調達したカカオ豆をロッテサステナブルカカオと名付けて調達割合を拡大しており、2025年度までにガーナ共和国から調達するすべてのカカオ豆で、2028年度までに調達するすべてのカカオ豆で実現する目標を掲げています。
・株式会社ロッテサステナビリティ目標「ロッテミライチャレンジ 2048」
https://www.lotte.co.jp/corporate/sustainability/
■株式会社ロッテホールディングス 概要
中核事業である菓子・アイス領域をはじめとし、プロ野球球団の運営、不動産、ファイナンス、CVC、ホテル、ヘルスケアなどの事業を展開しています。今後は食品事業のさらなるイノベーションに加え、日本と韓国の事業シーズを掛け合わせたビジネス創出に向けて、果敢にチャレンジしてまいります。
ロッテグループは1948年に日本(東京)でチューインガムの製造・販売を開始。
現在は、日本と韓国に本社機能を持ち、世界約30の国と地域で食品、流通、小売り、バイオ医薬、ヘルスケア、データセンター、ホテル/リゾート、エンターテイメント、建設などの領域でビジネスを展開しています。
わたしたちは「Lifetime Value Creator」をグループ統一のビジョンとして掲げ、人々のライフサイクルのすべてにおいて価値を提供し続けてまいります。
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