GPSインソール「イル!」 ソフトバンク「オレンジセーフティネット」愛知県一宮市のDX事業提案会にて会員間連携共同体を提案
~ 見守り・支援サービス連携で「安全に暮らし続けられるまち・一宮」の実現へ ~
名古屋・鶴舞に所在する日本最大級のオープンイノベーション拠点 STATION Aiに入居する 株式会社イル(本社:愛知県一宮市、代表取締役:山本 裕晃、以下「当社」)は、一宮スマートシティ推進協議会(愛称:i-スマ)が2025年6月26日(木)に開催したDX事業提案会において、当社が提供するGPSインソール「みまもり イル!」とソフトバンク株式会社が提供する認知症高齢者の見守り支援スマートフォン専用アプリケーション「オレンジセーフティネット」を連携させた会員間連携共同体構想を提案いたしました。
本構想が実現すれば、行方不明者情報がサービス間でリアルタイムに共有され、捜索・発見・保護までのプロセスが大幅に迅速化されることで、「安全に暮らし続けられるまち・一宮」の実現に大きく寄与します。
一宮スマートシティ推進協議会(愛称:i-スマ)について
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/sougouseisaku/1061375/1061457/1062385/1062384.html


■ 「みまもり イル!」とは
「みまもり イル!」は高齢者見守り用のインソール型デバイスです。装着時に違和感を感じないインソールの中に、GPSや角速度センサーが格納されています。利用者は普段履いている靴のインソール(中敷き)を入れ替えるだけで本デバイスを使用することができ、移動開始時・帰宅時や移動時間に応じたアラートを受け取ることができます。
現在市場に出回っている主なGPS端末にはスマートフォン・スマートウォッチ・持ち歩き型見守りGPSなどがメインですが、どれも認知症の症状により「持ち忘れる」「違和感を感じて忌避する」など、いざというときに機能しない課題がありました。
「みまもり イル!」は利用者が違和感を感じずに利用ができる形状のため、「持ち忘れ」や「外見による忌避」などが発生せず、意識せずに活用いただけます。
■ 「オレンジセーフティネット」とは
「オレンジセーフティネット」は、ソフトバンク株式会社が推進する認知症高齢者の一人歩きを地域の住民が見守るスマートフォン専用のアプリケーションです。あらかじめ捜索協力者・企業が登録しておくことで、対象者が行方不明になった際には自治体を介し、認定済みの捜索協力者・企業へ情報を即時共有。協力者はアプリ上で特徴情報を確認し、目撃情報を地図・画像・テキストでリアルタイムに投稿できるため、発見・保護までの時間を大幅に短縮します。個人情報は捜索期間中に限り、自治体が認定した協力者のみに開示される仕組みを採用しており、漏えい・悪用リスクを抑制しながら安心して暮らせる地域社会の実現を目指します。
■共同体として目指す未来
当社のGPSインソール「みまもりイル!」とソフトバンク株式会社の「オレンジセーフティネット」を連携させ、ICTを活用した地域ぐるみの見守り体制を一宮市で構築します。利用者の行方不明行動を「みまもりイル!」にて検知した際、介護者の方から最新位置情報と本人データを「オレンジセーフティネット」へ共有いただき、市高年福祉課・登録ボランティア・民間捜索事業者・警察へ一斉に通知。関係者がアプリ上で位置情報を共有しながら探索し、発見・本人確認・家族/施設への引き渡しまでを迅速に行います。この仕組みにより、徘徊事故の未然防止と早期救出を両立し、「安全に暮らし続けられるまち・一宮」を実現します。
■一宮スマートシティ推進協議会(愛称:i-スマ)について
一宮スマートシティ推進協議会(愛称:i-スマ)は、産学官連携のコンソーシアム(共同事業体)であり、2024年7月に発足しました。
「一宮DXの心得」を踏まえながら、都市OS(データ連携基盤)を活用したサービス創出を産学官連携で実現し、さまざまな分野における地域課題の解決につなげていきます。
■会社概要
<株式会社イル>
所在地 : 〒491-0043 愛知県一宮市真清田1丁目3-3 桃花館 2A
代表者 : 代表取締役 山本 裕晃
設立 : 2023年2月
事業内容: 「みまもり イル!」高齢者みまもりGPSインソールの企画・開発・運用
STEAM教育向け製品の販売・サービス運用
URL : https://www.in-iru.com/
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