URLで届くギフト、63%が困ったことあり~お返しの悩み、期限を気にする面倒 さなどが上位~
マーケティングリサーチ会社「リサート」が、ソーシャルギフトをもらった・贈った経験と、もらって困ったこと・贈るとき気にしたことを調査

マーケティングリサーチ会社「リサート」では、旬のトレンドや話題の出来事を調査しています。URLやメッセージで届くソーシャルギフトについて、2026年10月2日〜3日、全国在住の20〜59歳の男女800名を対象に「ソーシャルギフトに関する調査」を実施しました。ソーシャルギフトをもらったことがある人の73%が使ったことがある一方で、63%はもらって何か困った・気になったことがありました。上位には「お返しをどうするか悩んだ」と「期限を気にしなければならず、面倒だった」が挙がりました。
■ 調査サマリー
URLやメッセージを送るだけで贈れるソーシャルギフト。もらった人は実際に使えているのか、何に困っているのか。その本音を探るため、もらった・贈った経験、使ったかどうか、もらって困ったことと贈るときに気にしたことを聞きました。
ソーシャルギフトをもらった人の73%は使ったことがある一方で、困りごとの上位には、お返しの悩み(20%)や、期限を気にする面倒さ(19%)などが並びました。
■ ソーシャルギフトをもらったことがある人は36%、女性44%・男性29%
この調査では、「ソーシャルギフト」を「カフェのドリンクチケットやお菓子など、相手の住所を知らなくても、URLやメッセージを送るだけで贈れるギフトのこと」と回答画面で説明したうえで聞きました。URLやメッセージが届いた時点で、もらったことに含めています。
男女別に見ると、もらったことがある人も、贈ったことがある人も、女性が男性を上回りました。
女性のほうが贈り物をする習慣があるのかもしれません。

■ ソーシャルギフトをもらった人の73%が使ったことあり、7%は期限切れを経験
ソーシャルギフトをもらったことがある人に、もらったソーシャルギフトを使ったかを聞くと、多くが「使ったことがある」と答え、「期限が過ぎて、使えなかったことがある」人は少数でした。
「期限が過ぎて、使えなかったことがある」と答えた人に理由を聞くと、「気づいていたが、後回しにしているうちに期限が過ぎた」「使う機会がなかった」「期限が短く、間に合わなかった」などが挙がりました。
もらった人の多くにとって、期限切れで使えずに終わることは多くないようです。

■ ソーシャルギフトをもらって困った・気になった人は63%、上位はお返しと期限
もらったことがある人に、もらったときに困ったことや気になったことを聞きました。
「特に困ったことや気になったことはない」と答えた人は37%で、残りの人(63%)は何かしら困ったことや気になったことがありました。
上位には「お返しをどうするか悩んだ」「期限を気にしなければならず、面倒だった」「受け取り方がわからず、戸惑った」が挙がりました。
お返しの悩みに加えて、期限や受け取り方といった、ソーシャルギフトの仕組みに関わることも含まれていました。

■ ソーシャルギフト、好み・金額は贈る側25%、もらう側は9〜10%
贈ったことがある人が贈るときに気にしたことと、もらったことがある人がもらって困ったこと・気になったことを、それぞれの回答者全体で比べました。
「相手の好みに合わないかもしれないこと」と「商品から金額が相手に伝わってしまうこと」は、贈る人のそれぞれ25%が気にしていました。もらった人で「好みに合わないものだった」「商品から金額の見当がついて、気を遣った」を選んだのは、それぞれ9%と10%でした。もらった人では、お返しと期限が、好みや金額を上回っています。お返しと期限は、贈る人ともらった人で同じ水準でした。
贈る側ともらう側でのお悩みは必ずしも一致しないことが見えてきました。

■ まとめ
もらった人の困りごとの上位は、お返しと期限でした。贈る人では、好みや金額を気にした人がそれぞれ25%いました。
もらう側では、多くの人が使ったことがあり、期限切れは少数でした。それでも何か困った・気になった人は63%で、上位はお返しの悩み(20%)と、期限を気にする面倒さ(19%)です。
贈る側では、好みと金額がそれぞれ25%、期限が22%、受け取り方が21%でした。
企業の側から見ると、次のような示唆が考えられます。
①期限切れを経験した人より、期限を気にするのが面倒だった人のほうが多い。
期限が過ぎて使えなかった人は7%でした。期限切れを防ぐことに加えて、期限を気にする手間を減らすことも、もらう側の困りごとを減らす手がかりになるかもしれません。
②好みや金額は、贈る人が気にした割合のほうが、もらった人が困った・気になった割合より高い。
贈る人の各25%に対し、もらった人は9〜10%でした。贈る前に気にしたことと、もらって実際にあったことで場面は違いますが、贈る人向けと、もらう人向けで、伝える内容を分けて考えることが手がかりになるかもしれません。
③お返しは、贈る側・もらう側の両方に関わる。
お返しを気にした贈る人(17%)と、悩んだもらった人(20%)は同じ水準でした。お返しの負担を軽くする工夫も求められているかもしれません。
■ 調査概要
「ソーシャルギフトに関する調査」
・調査手法:インターネットでのアンケート調査
・配信パネル:クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
・調査期間:2026年10月2日〜3日
・調査対象:全国在住、20〜59歳 男女
・有効回答:800サンプル(男女各400名・年代均等割付)
・調査主体:リサート (インタビュールーム株式会社)
※小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。本文中の数値は小数点以下第1位を四捨五入した整数で表記しています。
※本調査では市場の性年代構成比にあわせた集計(ウエイトバック集計)は行っていません。
※今回の調査は因果関係を検証したものではありません。
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