MAGLABとアットマークテクノ、AI駆動開発×IoTゲートウェイで39万円からの“爆速伴走”開発を提供開始
~39/88パックで現場改善を加速、1~2週間で「動くIoTシステム」を開発~
株式会社MAGLAB(本社:高知県、代表取締役:武市 真拓、以下「MAGLAB」)と 株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役社長:實吉 智裕、以下「アットマークテクノ」)は、生成AIを活用したAI駆動開発と、Armadillo-IoT(アルマジロ・アイオーティー)を組み合わせ、現場で“触れて試せる”プロトタイプを短期間・リーズナブルに立ち上げる共同サービス「39/88パック」を開始します。
近年、IoT/AIの現場導入では「PoCはできたが現場に乗らない」「仕様が固まらず開発が先へ進まない」といった“プロトタイプ疲れ”が課題となっています。両社は、この課題を解決するため、「現場が意思決定できる速さ」を提供します。
39パックは、短期間・低コストでIoTゲートウェイを使った様々なデータ受信と処理の開発が可能です。さらに、88パックはArmadillo-IoTゲートウェイ G4(以下「G4」)を用いることで、タッチ操作に最適化されたFlutter UIによる開発も可能となります。MAGLABが創業以来200件超のIoTプロジェクトで培った実装ノウハウと、20年以上にわたり90万台以上の出荷実績を持つアットマークテクノのArmadillo(アルマジロ)シリーズの基本性能・拡張性を組み合わせ、実業務の改善サイクルを加速します。
■提供パッケージ

パック |
価格 |
開発期間 |
主要アウトプット |
39パック |
39万円 |
5営業日 |
ヒアリング/要件化(1日) → ゲートウェイ機能の設計・試作 → IoT連携キッティング提案(AI駆動開発) |
88パック |
88万円 |
10営業日 |
39パックの拡張:UI(G4向けFlutterアプリケーション)の設計と構築を実施 |
※センサー・デバイス、IoTゲートウェイ等ハードウェア、MAGLAB提供外サービスは別途費用が必要

以下の点をパッケージ化し、連携まで見据えたキッティングを提供します。
1. まず「動くIoTシステム」、「触れるUI」を1〜2週間で開発
2. オンライン中心の短サイクルで素早くフィードバックを反映
3. 実機ゲートウェイへの更新もArmadillo Twinを使って遠隔リアルタイム反映
従来のプロトタイプ開発は最低200〜300万円規模となるケースもありますが、AI駆動開発を活用した本パッケージでは、コスト・期間を数分の1に大幅圧縮し、余剰リソースを本番運用やデータ基盤整備に再投資することができます(両社試算)。
■技術的な特長(ハイライト)
• AI駆動開発:要件→仕様→コード→検証を一気通貫で高速化。コード生成・テスト自動化を前提に「短納期×品質」を両立
• ゲートウェイ連携:Armadillo-IoTゲートウェイとセンサー/クラウドの接続をシンプル化。既存システムやダッシュボードとの最小連携からスモールスタートが可能
• 長期運用を見据えた基盤:アットマークテクノのArmadillo Base OS(ABOS)やArmadillo Twinとの組み合わせにより、OTA(Over The Air update)やSBOM(Software Bill of Materials)など長期運用に必要な更新・監視の仕組みも選択可能。ABOSはLinuxベースでコンテナエンジンを採用しており、不要なインターフェースの無効化などJC-STAR★1適合に必要な仕組みを準備
• Googleが提供するクロスプラットフォームUI開発環境であるFlutterで“触れる”体験を最短で:88パックで提供されるタッチ操作前提のUIは、レイアウト調整やフォーム改修に強く、現場の“使い勝手”を早期に具現化(注:Flutter UIの動作にはG4が必要)
■想定するユースケース
• 製造:設備監視・品質可視化、作業指示、異常検知の一次確認UI(タッチ操作入力/画像確認)
• 物流:庫内作業・ピッキング支援、在庫・動線可視化
• 小売:棚卸・巡回、簡易アンケート、バックヤードの作業記録
• 設備保全:定期点検・予兆管理、点検ルートの最適化
• スマートビル:環境計測・省エネ、アラート一次対応
この共同サービスで想定されるユースケースは「まず触れて、すぐ回す」という改善リズムを必要とする幅広い分野です。
■標準導入フロー
1. オンライン初回相談(無償/30–60分、オンラインで実施):現場課題・想定端末・連携先の確認、39/88いずれかの適合を判断し即日フィードバック
2. 要件化(Day 1):利用シーン・画面遷移・データ項目・最小KPIを確定
3. タッチUI試作(Flutter):主要画面の実装/簡易テスト、現場レビュー
4. ゲートウェイ連携のキッティング:G4への接続手順・設定テンプレ、一部実機検証(88パック)
5. 改善ループ/次フェーズ設計:本番化へ向けたWBS・概算、ログ/セキュリティ/運用方針の叩き
■よくある質問(抜粋)
Q. オンサイト対応は可能ですか?
A. 可能です(別途費用)。基本はオンラインで高速回転し、必要に応じて現地レビューや据付支援を行います。
Q. ハード費は含まれますか?
A. センサー・デバイス、IoTゲートウェイ、クラウド/サービス利用料は別途です。
Q. セキュリティや更新運用は?
A. 要件に応じ、ABOS/Armadillo TwinによるOTA・遠隔管理など、長期運用の仕組みを提案します。
■提供開始日
2025年10月29日から受付開始予定です。詳細はMAGLABへお問い合わせください。
本共同サービスに関わる技術や製品は、幕張メッセにて2025年10月22日(水)から24日(金)に開催されるIoT・エッジコンピューティングEXPO(主催: RX Japan株式会社、Japan IT Week 秋 内)のアットマークテクノのブース(3ホール、小間番号: A11-2)で展示されます。
株式会社MAGLAB 代表取締役 武市 真拓のコメント
“まず動く”が現場の改善を生みます。AI駆動開発、そしてアットマークテクノ様のIoTゲートウェイを組み合わせ、1-2週間で“触れるIoTゲートウェイ”を用意します。そこから爆速伴走で現場適合を詰めていくことで、お客様の今までにないビジネスのスピードを実現していきます。今まであきらめていた、を「できる」に変えていきましょう。
株式会社アットマークテクノ 代表取締役社長 實吉 智裕のコメント
現場でのIoT導入の成功には、プロトタイピングのスピードだけでなく、長期にわたって安心して運用できる強固な基盤が不可欠です。当社が20年以上にわたり提供してきたArmadilloシリーズの信頼性、そしてArmadillo Base OSやArmadillo Twinが提供する高いセキュリティとOTAによる運用性が、MAGLAB様のAI駆動開発による爆速な現場検証をセキュアに支えます。これにより、お客様はセキュリティや運用を心配することなく、現場改善のサイクルを飛躍的に加速できると確信しています。
株式会社MAGLABについて
IoT/AIに特化した実装支援を行っています。プロジェクトの開始段階から課題を明確にし、IoT/AIプロジェクトの成功率を向上、世の中にIoT/AIを利用した課題解決策の普及を加速することをミッションとしています。その対応範囲は幅広く、製造業やオフィスIoTはもちろんのこと医療からドローン、畜産など多くの課題を解決してきた実績があります。
・株式会社MAGLABの詳細情報 https://www.maglab.jp
株式会社アットマークテクノおよび「Armadillo」について
株式会社アットマークテクノは、組み込みプラットフォームのリーディングカンパニーとして、独自ブランド「Armadillo(アルマジロ)」を展開しています。「Armadillo」は2001年に初代機を開発して以来、20年以上にわたり累計90万台を超える省電力CPUボードとIoTゲートウェイ、その関連技術を提供し、データロガーや通信機器、産業機器の操作盤や情報端末など、IoT機器プラットフォームとしてご採用いただいています。
・株式会社アットマークテクノの詳細情報 https://www.atmark-techno.com
本件に関するお問い合わせ
株式会社MAGLAB
営業部 フィールドセールス部(担当:梶村)
TEL:050-3164-3788 E-mail: contact@maglab.jp
株式会社アットマークテクノ
営業部 マーケティンググループ(担当:中村)
TEL: 011-299-1501 E-mail: info@atmark-techno.com
*「Armadillo」「Armadillo Twin」は株式会社アットマークテクノの登録商標です。「Flutter」 は Google LLC の商標です。その他、記載の製品名・会社名は各社の商標または登録商標です。TM、®マークは記載していない場合があります。
* パッケージ価格にはオンサイト作業費、交通宿泊費、センサー・デバイス、IoTゲートウェイ等は含まれません。内容により別途見積調整となります。
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