若年ゲーマーが注目するアニメと声優アニメは『約束のネバーランド』、声優は『水瀬いのり』『梶裕貴』 ~ゲーマーならではの視点も!~
【株式会社ゲームエイジ総研 ゲーマーライフスタイル調査】
株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)では、国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」として様々な分析を行っております。現在のゲーマーのライフスタイルやその特徴を把握するため、継続的に「ゲーマーライフスタイル調査」を行っております。今回は、前回に引き続き10~20代の「1日3時間以上ゲームプレイする若年層ゲーマー」を対象とした“注目アニメ”と“注目声優”を聞いてみました。
■注目のアニメは『約束のネバーランド』
10~20代の1日3時間以上ゲームプレイする若年層ゲーマーに、注目しているアニメについて自由回答で聞いたところ、最多は『約束のネバーランド』でした。次点は『ワンパンマン』、そして、『ワンピース』と続きました。【表1】
最多だった『約束のネバーランド』は、孤児院で育てられた子ども達が過酷な運命に抗っていく物語で、『週刊少年ジャンプ』にて2016年より連載されています。原作は白井カイウ、出水ぽすかで2019年1月から3月にかけて第1期がアニメ放送。オープニングテーマーはUVERworldの「Touch off」。第2期は2020年より放送予定。2019年3月より「偽りの楽園(ネバーランド)からの脱出」として、いわゆるリアル脱出ゲーム化が決定しています。
『約束のネバーランド』への注目の理由コメントを見ると、「主人公と相手で裏の裏の裏の裏の裏の裏の裏の裏の裏をかいて脱出するのが楽しみだから15歳男性)」、「展開が想像できなくて、ストーリーはスピード感があっておもしろいから(27歳女性)」「子供だけで考えて行動して実行できるのが凄いと思うし、次はどうなるのかって夢中になって観ることができる。設定やストーリーも面白いし、裏をかいた発想をしてきて、驚くし、さらに夢中になる。(15歳女性)」といったような理由が挙げられました。
脱出ゲーム化、というひとつの展開を裏付けるように、そのストーリーの伏線、登場人物の駆け引きやその方法の面白さが高い注目の理由となっているようです。
「裏切りは裏切りではなかった」「味方は味方ではなかった」というような、見る側の予想の上を行くストーリー展開とそのスピード感にはどこか中毒性があるようで、コアなゲーマーは特に、ゲームさながらの高揚感や疾走感、興奮をアニメコンテンツに対しても求めているようです。
次点の『ワンパンマン』は、作品としての全体的なクオリティ面への評価が高く、「アクションの作画が毎回毎回映画並の凄さで、しかも、内容も面白い(18歳男性)」「キャラクターに個性があり、良くつくりこみされていて深みがある(17際女性)」といった理由が目立ちました。目の肥えたゲーマーらしく、作画やキャラクターに対する評価が高いポイントを得ていることが見てとれます。
■注目している声優は『水瀬いのり』『梶裕貴』
次に、若年層ゲーマーが注目している声優を自由回答で聞いたところ、最多は『水瀬いのり』。次点に『梶裕貴』が続きました。【表2】
『水瀬いのり』、愛称は“いのりん”。声優だけでなく、歌手やドラマ出演など、アーティストとして多方面に活躍している新進気鋭の若手女性声優です。声優での出演作は『世紀末オカルト学院』『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』『ご注文はうさぎですか?』『 Re:ゼロから始める異世界生活』などで、幅広く主要な役どころを務めることが多く、様々な層に対しての知名度が高いのが特徴です。
『水瀬いのり』と回答したのは殆どが男性で、圧倒的に男性からの支持を得ています。「単純に声が好きだから(19歳男性)」、「どのキャラクターを演じても安定した可愛らしさがあるから(18歳男性)」、「歌手活動を評価しているから(14歳男性)」といった回答が多く、声と見た目のかわいらしさを理由として挙げる回答が多かったのが特徴でした。
次点の『梶裕貴』は、男性と女性半々の票が集まりました。『進撃の巨人』(エレン・イェーガー役)、『マギ』(アリババ・サルージャ役)、『七つの大罪』(メリオダス役)など、錚々たるヒット作の主役を演じており、“イケメン”としても人気の声優です。注目の理由としては、「好きなアニメの七つの大罪のメリオダスの声優だから(12歳男性)」「自分の好きなキャラクターの声優がこの人のことが多いから(15歳女性)」「以前から、梶裕貴が演じているキャラが好きだから(22歳女性)」など、好きなキャラクターを入り口として注目しているという理由が見られました。
また、若年ゲーマー全体の傾向として声優の活動の多彩さ重視する傾向が見られ、「『伊東健』ボカロPという意外な一面を持っていて興味を持った(18歳女性)」、「『宮野真守』声もいいし、彼自身が魅力的で面白いから(17歳女性)」「『福山潤』様々な分野に渡り、様々な活躍をされていることが多彩だと思うから(23歳女性)」といった回答も目立ちました。
若年ゲーマーは、声優活動そのものへの評価やその外見、声優以外の活動に対して注目しているという一方で、好きなコンテンツや自分が思うキャラクターのイメージをどれくらい体現してくれるのかということも重要な注目ポイントのようです。
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