株式会社ovgo、国内の飲食店初となる国際認定制度「B Corporation」を取得
環境負荷の低い全て植物性の商品を取り扱っている点や毎年排出した二酸化炭素のオフセットを行っている点などが評価
この認証は、米国の非営利団体B-Labの定めた厳しい基準(ガバナンス、社員、コミュニティ、環境、顧客の5つの指標)を満たした企業が取得を認められるグローバル認証です。これにより、世界各国、約5,800社からなるグローバルコミュニティの一員になりました。日本では16社目の認証企業です。
株式会社ovgoが展開するアメリカンベイクショップ ovgo Baker では創業以来、環境や動物、あらゆる人々と、未来にとってやさしい食の選択肢を楽しく提供することをMissionとし、全て植物性、かつできる限りオーガニックや自然栽培または国内で生産された食材でクッキーを中心とした焼き菓子の製造・販売を行っております。今回の認証取得にあたり、公平で公正な社内制度、透明性の高い財務報告書、環境負荷の低いオーガニックやローカルの原材料使用や毎年排出した二酸化炭素をオフセットを行っている点などが評価されました。
ovgoでは創業時よりB Corpの取得を目指して事業を行っておりましたが、申請に向けた社内制度の整備に1年、申請後も複数回の面談や審査順の待機にも時間を要し、およそ2年をかけて取得に至りました。
- プラントベースのクッキーが脱炭素に貢献?
参考 ) IPCC(2021)、Water Resources and Industry Volumes 1–2、LIVESTOCK'S LONG SHADOW
参考:
一般的なクッキーと比較して温室効果ガスの排出量を約84%削減!
プラントベースクッキーのライフサイクルアセスメント分析を実施中(参考資料添付)
ovgo Bakerでは、サステナビリティをデータの見える化に取り組むクオンクロップ社と連携し、製造するクッキーのライフサイクルアセスメント分析※1を実施。クッキーの原材料調達から販売・廃棄までの温室効果ガス排出量を計測しました。その結果、ovgo Bakerのチョコレートチップクッキーは卵やバターなど乳製品を使用して製造する一般的なチョコレートチップクッキー※2と比較して、温室効果ガス排出量をおよそ84%削減できていることが判明しました。他のフレーバーにおいても同様に温室効果ガス排出量が低いという結果が出ており、今後は商品パッケージや自社ECサイトにて環境負荷の低い製品である点を表記してまいります。
クオンクロップ社について:
※1 )ある製品の、原材料調達から、生産・加工、輸送、販売・消費、廃棄・リサイクルまで、製造プロセス毎に分解し、環境への影響を評価する手法。※2 )レシピ投稿サイト内「チョコレートチップクッキー」の検索結果を参照。
- (株)ovgo代表 溝渕より
B Corpの取得により、国内においてはサスティナビリティに取り組む企業としての先進的なポジションを確立し、B Corpを起点としてサステナビリティやプラントベースの普及をより一層加速していく所存です。
また、これから展開していく海外においては、グローバル認証であるB Corpを取得したことにより、サスティナビリティに取り組むブランドであることが可視化され、海外の消費者からの信頼度向上やブランド理解につながると考えております。
これを機にプラントベースのクッキーを通じて、”だれもがたのしくおいしく、やさしくなれる未来づくり”に、スタッフと力を合わせてより一層取り組んでまいります。
<プロフィール>
- B Corpについて
- 株式会社ovgoについて
URL:https://ovgobaker.com/
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