「益子町観光公式Instagram」フォロワー4.8万人、年間約9.2億円の経済効果を記録！

益子町の人口を大幅に超える、全国市区町村アカウントトップクラスのフォロワー数達成！町の稼ぐ力向上に大きく貢献。

一般社団法人ましこラボ

2024年10月8日 10時38分

栃木県益子町のDMO（観光地域づくり法人）一般社団法人ましこラボが運営する「益子町観光公式Instagram（@mashiko.official）」のフォロワーが48,000人を突破しました。

今般、フォロワーにアンケートを実施し、経済効果をはじめとするレポートをまとめましたことをお知らせいたします。

　栃木県益子町は、江戸時代から続く「益子焼」で広く知られていますが、町内には50軒以上のカフェがあり、近年では、焼き物の歴史とカフェ文化が融合した独特の魅力を持つ街として、特に女性を中心に人気を集めています。益子町のDMOを担う一般社団法人ましこラボは、益子の魅力を効果的に発信するために、Instagramを活用したデジタルプロモーションを強化してきました。運用開始から2年で、益子町の人口（約2万人）を大きく上回る4.8万人のフォロワーを達成し、全国市区町村の中でもトップクラス（第4位、弊社調）のアカウントへと成長しています。今回、Instagramが益子町の観光にどのような経済効果をもたらしているかをテーマに調査を実施し、その結果をレポートとしてまとめました。

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経済効果レポート概要

■年間の推計経済効果は約9億2,390万円

　「益子町観光公式Instagramの投稿をきっかけに来訪した割合」や「益子町観光公式Instagramの投稿をきっかけに来訪した方一人あたり消費金額」などの指標に基づき、年間の経済効果（消費金額）を推計した結果、約9億2,390万円にのぼると算出されました。

■フォロワー1人増加につき、経済効果が約19,000円増加

　推計経済効果をフォロワー数で割ると、フォロワー1人あたりの経済効果は18,967円と算出されました。今後もフォロワー増加に向けた取り組みが、益子町の観光消費において重要な役割を果たすと考えています。

■投稿をきっかけとした町への年間来訪割合は46%

　「益子町観光公式Instagramの投稿をきっかけに来訪した割合」は約46%に達しており、来訪を促す有効なツールとして機能していることがわかりました。

　また、「投稿をきっかけとした来訪はないが、訪問時の検索ツールとして使用している」と回答した方も24%おり、直接的な来訪に繋がらない場合でも、旅先での情報収集ツールとして積極的に活用されていることが示されました。

益子町観光公式Instagramアカウントの運用経緯について

　「益子町観光公式Instagram（@mashiko.official）」は、「地域の稼ぐ力を引き出すこと」をミッションとする益子町のDMO、一般社団法人ましこラボが観光集客の重要な柱として、2022年に運用を開始しました。これまで、陶器市や花畑など、益子を代表とするイベント投稿や、地域事業者とのコラボキャンペーン、フォトコンテストの実施などを通じて、アカウントを成長させてきました。今回の調査結果により、Instagramの有効性が改めて確認されたことを受け、今後もSNSを活用し、益子焼の魅力や町内の観光情報を発信しながら、観光客の誘致を進めてまいります。

担当者コメント

事業責任者:藤沼俊輔

DMOのミッションである『益子町の稼ぐ力を引き出す』ため、Instagramを観光集客の重要な柱として運営してまいりました。今回、単にフォロワー数の増加にとどまらず、どのように観光消費額に貢献しているかを定量的に示すことが重要だと考え、レポートを作成いたしました。

この調査結果を基に、Instagramのさらなる強化を図り、通年で町内を回遊していただくための動線を構築するなど、観光客の皆様が益子町をより楽しんでいただける仕組み作りに取り組んでまいります。

Instagram運用担当者:六本木信幸

益子町の観光消費額を増やすという目的に向け、これまで常にお客様目線を第一に考えた発信を行ってまいりました。それに加え、トレンドや各投稿の数値分析を丁寧に行い、常に戦略の最適化を図ってきた結果、多くの方に町の魅力を知っていただくことができました。
今後も、運用の質をさらに向上させ、観光客の皆様の満足度を高めるとともに、益子町の認知度をより一層広げていけるよう努めてまいります。