イーグリッドが行うタイでの実証研究が、NEDOの「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業」2023年度下期ステージゲート審査にて採択
電動バイクドライバーの運転傾向の改善により消費エネルギー効率の最大化を図り、CO2排出量の低減を目指す
「IT×X」でお客様と社員の未来を作ることをミッションに掲げ、幅広い分野の課題に対してテクノロジーでのソリューションを提供する株式会社イーグリッド(e-Grid inc. 本社:島根県出雲市、代表取締役:小村 淳浩、以下イーグリッド)は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が、2023年12月18日に発表した「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業」(以下、国際実証事業)のステージゲート審査にて採択されたことをお知らせいたします。
「電動バイクドライバーの運転時行動解析による消費エネルギーの効率化と安全運転の促進実証研究」と題した提案が、2023年度下期ステージゲート審査で採択されました。
イーグリッドは、MaaS事業としてテレマティクスサービスを展開しており、これまで積み上げてきた技術をベースに、電動バイクドライバーの運転時行動解析及び運転行動改善を促す技術を提供し、新たなサービスとして展開していくことを目指します。
実証研究概要
・GPS +速度センサー+加速度センサーを搭載した車載器とEVバッテリーを連携し、 テレマティクスシステムとして「運転傾向に応じたエネルギー量」を計測及び解析
・運転傾向改善を促すための情報(最適な速度や加速度を提案)として利用者へ通知
・最適なルートの算出、運用の検証、ビジネスモデルの検証
タイ政府は、2050年に「カーボンニュートラル」、2065年までに「ネット・ゼロ・エミッション」の達成を目指す中で電動自動車・バイクの振興策に積極的今後、電動バイクの急激な普及が見込まれる一方で、一層の電力需給の逼迫も懸念される。その中で、2040年時点で、タイ国内での電動バイクの生産台数は約2,300万台、利用台数は約1860万台に達すると予想されています。このため電力消費を低減する技術が必要とされています。
NEDOは、S+3E(安全性、安定供給、経済性、環境適合)の実現に資する我が国の先進的技術の海外実証を通じて、実証技術の普及を図ります。さらに、制度的に先行している海外のエネルギー市場での実証を通じて、日本への成果の還元を目指しています。これらの取組を通じて、我が国のエネルギー関連産業の普及展開、国内外のエネルギー転換・脱炭素化、我が国のエネルギーセキュリティに貢献します。国際実証事業は、〔1〕実証要件適合性等調査、〔2〕実証前調査、〔3〕実証研究、〔4〕フォローアップにより構成されており、今回の提案は、〔2〕実証前調査、〔3〕実証研究のフェーズへと進みます。
国際実証事業紹介サイト:https://www.nedo.go.jp/activities/AT1_00175.html
株式会社イーグリッド
「進化し続け、IT×Xによりお客様の課題を解決し、ビジネスを成功に導くことでお客様と社員の未来を創る」をミッションに掲げ、2010年11月に島根県出雲市に本社を設立して以降、東京、神戸、鳥取県米子市に進出。より高度な技術を得ながら社会に貢献することを目指し、産官学で連携した研究開発も行っています。また、国内外の優秀なエンジニアと一丸となり、山陰エリアの開発拠点において、東京をはじめとする首都圏エリアの開発案件に積極的に携わるとともに、Ruby on RailsやGo、react/typescriptを用いたソフトウェア開発やMaaS事業、医療向けパッケージソフトウェア、デジタルマーケティングなどのソリューションで様々な社会課題を解決し、未来の世界に貢献します。
https://www.e-grid.co.jp/
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