【昇進より副業?】管理職の半数が給料に不満あり、7割が「昇進より副業に魅力」と回答

責任や業務量の増加よりも、スキルや裁量で「自分で稼ぐ」働き方を選ぶ時代へ

事業家集団

『副業アニメ リスクワ』を制作する、株式会社事業家集団(本社:東京都千代田区、代表取締役:田辺 由美子)は、①20代の会社員/②40代の会社員を対象に、「昇進と副業の意識」に関する調査を行いました。

終身雇用や年功序列が崩れつつあり、従来の「昇進=成功」の価値観が揺らいでいる昨今。

特に、若者世代を中心に管理職への昇進を望まず、副業や独立を通じた別の成功を選ぶ方が増えています。

では、実際に収入を上げるために「昇進」より「副業」を希望する方はどのくらいいるのでしょうか。

そこで、『副業アニメ リスクワ』https://www.riskwa.jp/)を制作する株式会社事業家集団は、①20代の会社員/②40代の会社員を対象に、「昇進と副業の意識」に関する調査を行いました。

調査概要:「昇進と副業の意識」に関する調査

【調査期間】2025年9月30日(火)~2025年10月2日(木)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】1,017人(①508人/②509人)

【調査対象】調査回答時に①20代の会社員/②40代の会社員と回答したモニター

【調査元】株式会社事業家集団(https://www.jigyoka.co.jp/

【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

給料が見合っていない!と感じる方は管理職でも多い!?

はじめに、「現在の役職」について尋ねたところ、20代と40代で以下のような回答結果になりました。

■20代

『一般社員(メンバー)(96.5%)』

『管理職以外の役職(2.3%)』

『管理職(1.2%)』

■40代

『一般社員(メンバー)(75.3%)』

『管理職以外の役職(8.6%)』

『管理職(16.1%)』

20代は、昇進前の段階で経験を積む時期にあり、組織の中で「指示を受ける立場」が中心であることがうかがえます。

対して、40代は昇進経験者が一定数存在し、責任を担うポジションに就く傾向が強まっています。

では、現在の立場における報酬水準をどのように感じているのでしょうか。

「今の役職に対して給料が見合っていると思うか」と尋ねたところ、一般社員(メンバー)/管理職以外の役職と管理職で以下のような回答結果になりました。

■一般社員(メンバー)/管理職以外の役職

『とても思う(11.9%)』

『やや思う(36.3%)』

『あまり思わない(36.6%)』

『まったく思わない(15.2%)』

■管理職

『とても思う(18.2%)』

『やや思う(35.2%)』

『あまり思わない(34.1%)』

『まったく思わない(12.5%)』

一般社員(メンバー)/管理職以外の役職、管理職ともに、「給料が見合っていない」と感じる方が約半数いることがわかりました。

特に、管理職でも満足度が高くない点は、責任や業務量の増加に対して報酬が十分でないと感じる構造的な課題があるのかもしれません。

では、「給料が見合っていない」と思う背景にはどのような要因があるのでしょうか。

前の質問で『あまり思わない』『まったく思わない』と回答した方に、「給料が見合っていないと感じる理由」について尋ねたところ、一般社員(メンバー)/管理職以外の役職と管理職で以下のような回答結果になりました。

■一般社員(メンバー)/管理職以外の役職上位項目

『業務量が多いから(50.9%)』

『同業他社の同じ役職と比較して低いと感じるから(27.4%)』

『労働時間が長いから(27.0%)』

■管理職上位項目

『同業他社の同じ役職と比較して低いと感じるから(61.0%)』

『業務量が多いから(56.1%)』

『部下や同僚の給料と比較して差が無いと感じるから(43.9%)』

一般社員(メンバー)/管理職以外の役職は、「業務量の多さ」や「同業他社の同じ役職と比較して低い」「労働時間の長さ」が不満の中心であり、日常的な疲弊感が背景にあると考えられます。

一方、管理職は「同業他社の同じ役職と比較して低い」や「業務量の多さ」「部下や同僚の給料と比べて差が無い」など、相対的な待遇面への不満が目立ちました。

現在の職場で管理職になりたいと思う方、20代は約4割いる一方40代は約3割と減少傾向に

では、そのような現状において昇進への意欲がある方はどの程度いるのでしょうか。

「現在の職場で管理職になりたいと思うか※現在管理職の方は、管理職でなかった場合を想定して回答」について尋ねたところ、20代と40代で以下のような回答結果になりました。

■20代

『とても思う(16.1%)』

『やや思う(22.1%)』

『あまり思わない(32.9%)』

『まったく思わない(28.9%)』

■40代

『とても思う(6.1%)』

『やや思う(20.8%)』

『あまり思わない(36.2%)』

『まったく思わない(36.9%)』

40代では昇進への意欲が低下しており、現在の職場で管理職になりたいと思う方は約3割となりました。

一方で、20代では約4割が「管理職になりたいと思う」と回答しており、若年層の方がキャリアアップに関心を持っている傾向が見られます。

では、どのような理由で管理職になりたいと思うのでしょうか。

前の質問で『とても思う』『やや思う』と回答した方に、「管理職になりたいと思う理由※現在管理職の方は、管理職でなかった場合を想定して回答」を尋ねたところ、20代と40代で以下のような回答結果になりました。

■20代上位項目

『収入を上げたいため(67.0%)』

『キャリアアップのため(52.1%)』

『裁量権がほしいため(20.1%)』

■40代上位項目

『収入を上げたいため(75.2%)』

『キャリアアップのため(46.0%)』

『裁量権がほしいため(24.1%)』

両年代ともに「収入の増加」が管理職になりたいと思う理由として最多になり、経済的な動機が強くあらわれています。

また、「キャリアアップ」や「裁量権を持ちたい」といった前向きな動機も共通して見られました。

一方で、管理職になりたいと「思わない」と回答した方はどのような点を懸念しているのでしょうか。

先ほどの質問で『あまり思わない』『まったく思わない』と回答した方に、「管理職になりたくないと思う理由※現在管理職の方は、管理職でなかった場合を想定して回答」を尋ねたところ、20代と40代で以下のような回答結果になりました。

■20代上位項目

『責任が重くなるため(57.0%)』

『業務量が増えるため(39.2%)』

『ワークライフバランスを守りたいため(33.4%)』

■40代上位項目

『責任が重くなるため(59.1%)』

『業務量が増えるため(42.7%)』

『ワークライフバランスを守りたいため(41.9%)』

年代を問わず「責任の重さ」や「業務量の増加」を懸念する声が多く、昇進に慎重な姿勢がうかがえます。

特に、40代では「ワークライフバランスを守りたい」という回答が20代よりも多く、家庭や私生活との両立を重視する傾向が見られました。

現在副業をしている方は少数。副業をしている、していない理由とは?

キャリアの選択肢として、収入や働き方の自由を求める意識も広がっていますが、そうした中で「副業」に取り組む方はどの程度いるのでしょうか。

「現在、副業をしているか」を尋ねたところ、20代と40代で以下のような回答結果になりました。

20代『はい(26.2%)』

40代『はい(15.9%)』

20代では4人に1人が副業を行っており、40代よりも積極的な傾向が見られました。

若い世代ほど新しい働き方を柔軟に取り入れ、収入や経験の幅を広げようとする意識がうかがえます。

実際に、現在副業をしている方はどのような目的で副業を始めたのでしょうか。

前の質問で『はい』と回答した方に、「副業を始めた理由」を尋ねたところ、『収入アップのため(71.5%)』が圧倒的に多く、『物価や生活コスト上昇に対応するため(31.8%)』『新しいスキルを習得するため(23.8%)』となりました。

副業を始めた理由として最も多かったのは「収入アップ」で、大多数が生活の安定や将来への備えを目的に副業を始めたことがわかります。

物価や生活コストの上昇が続く中で、本業の収入だけでは不安を感じる方が増えていると考えられます。

一方で、「新しいスキルを習得したい」といった前向きな動機も見られ、副業が収入補填の手段にとどまらず、自己成長やキャリア拡張の場としても活用されていることがうかがえます。

では、副業をしていない理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

前の質問で『いいえ』と回答した方に、「副業をしていない理由」を尋ねたところ、20代と40代で以下のような回答結果になりました。

■20代

『会社規定で禁止されているため(33.6%)』

『ワークライフバランスを守りたいため(27.5%)』

『税務や手続きが面倒なため(24.0%)』

■40代

『ワークライフバランスを守りたいため(37.6%)』

『会社規定で禁止されているため(33.6%)』

『税務や手続きが面倒なため(20.6%)』

副業をしていない理由として、20代では「会社規定で禁止されている」が最も多く、制度的な制約が大きな障壁となっていることがわかります。

次いで「ワークライフバランス」や「税務や手続きの煩雑さ」も挙げられ、時間や労力への懸念が背景にあるようです。

一方、40代では「ワークライフバランスを守りたい」が最多で、20代よりも家庭や私生活との両立を重視する傾向が強く見られました。

約7割が昇進より副業に魅力を感じていることが判明!

では、昇進による負担と比較して、副業で収入を増やすことにどの程度魅力を感じているのでしょうか。

「昇進により増える責任やプレッシャーと比べて、副業で収入を増やすことに魅力を感じるか」と尋ねたところ、約7割が『とても感じる(25.1%)』『やや感じる(42.8%)』と回答しました。

多くの方が「昇進より副業の方が魅力的」と回答しており、収入を増やす手段として副業を前向きに捉える傾向が見られました。

責任や負担を伴う昇進よりも、自分の裁量で収入を得たいという意識が高まっているようです。

まとめ:昇進よりも「自分の裁量で収入を得る」時代へ

かつては昇進が安定や成功の象徴とされてきた会社員のキャリア観が、大きく変化していることが明らかになりました。

一般社員(メンバー)/管理職以外の役職、管理職ともに「今の役職に給料が見合っていない」と感じる方が約半数となり、管理職であっても満足度が高いとはいえないようです。

給料が見合っていないと感じる理由として、一般社員(メンバー)/管理職以外の役職では「業務量が多い」「同業他社の同じ役職と比較して低いと感じる」、管理職では「同業他社の同じ役職と比較して低いと感じる」「部下や同僚との給料差が少ない」などが目立ち、報酬に対する納得感の不足が共通課題となっています。

また、昇進意欲において、20代では約4割が「管理職になりたい」と回答したのに対し、40代では約3割となり、年齢が上がるほど昇進を望まない傾向が強まっています。

昇進を望む理由としては、両年代とも「収入を上げたい」が最多で、経済的な側面が最も大きな動機となっていました。

一方で、昇進をためらう理由については「責任の重さ」「業務量の増加」「ワークライフバランスの確保」が上位を占めたことから、負担と報酬のバランスを見極めて選択する対象になっているといえます。

そのような中、20代では約3割、40代では約2割が副業をしており、若年層ほど新しい働き方に前向きな姿勢を示しています。

副業を始めた理由としては「収入アップ」が突出して多く、「物価上昇への対応」や「スキル習得」も続きました。

一方、副業をしていない方の理由は両年代とも「会社規定で禁止されている」と「ワークライフバランスを守りたい」が上位を占め、制度的制約や生活の調和を重視する姿勢も見られました。

「昇進による責任やプレッシャー」と「副業による収入増」のどちらに魅力を感じるかを尋ねたところ、約7割が副業による収入増に魅力を感じると回答しました。

この結果から、現代の会社員は「昇進=安定」「役職=成功」という従来の価値観から離れ、報酬・責任・自由のバランスを自ら選び取る時代に移行しているといえるでしょう。

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・副業アニメ リスクワ公式:https://www.riskwa.jp/

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・副業アニメ リスクワ公式YouTube:https://www.youtube.com/@riskwa2025

・副業アニメ リスクワ公式TikTok:https://www.tiktok.com/@riskwa2025

【株式会社事業家集団 概要】

会社名:株式会社事業家集団

代表取締役:田辺由美子

住所:東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館20階

設立:2024年10月

URL:https://www.jigyoka.co.jp/

公式X:https://x.com/jigyokashudan

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業種
情報通信
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電話番号
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代表者名
田辺由美子
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2024年10月