非エンジニアでも作れるCopilotエージェント構築を“3ステップ”で解説:企業の生産性向上に挑む『市民開発者』を後押し

〜社内ナレッジを形式知化する“AI問い合わせボット”のつくり方を無料公開〜

ユースフル株式会社

ユースフル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:大垣 凛太郎)は、2025年7月16日、Microsoft Copilot Chatを活用し、非エンジニアでも社内ナレッジをAI問い合わせボットとして構築できる方法を解説する動画を、YouTubeチャンネル「ユースフル / 実務変革のプロ」(https://www.youtube.com/@youseful_skill)にて無料公開しました。日本企業が直面する「2025年問題」やOECD最下位クラスの労働生産性という社会課題に対し、本動画は現場主導のDXを支援する実践的なソリューションとして、誰でも無料でアクセスできるコンテンツとして提供しています。IT部門に依存せず、現場担当者が自らAI活用を学べる環境を整えることで、生成AIの活用範囲を広げ、企業の生産性向上に貢献することを目指しています。

■背景:OECD最下位クラスの労働生産性と“2025年問題”

OECD(経済協力開発機構)の2023年統計によると、日本の時間当たり労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は56.8ドル(5,379円/購買力平価(PPP)換算)で、OECD加盟38カ国中29位に位置しています。2022年の31位から2ランク上昇したものの、日本の労働生産性は依然として国際的に低い水準にあります。

出典:日本生産性本部『労働生産性の国際比較2024』(2024年)を基にユースフル株式会社にて作成 URL:https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/report2024.pdf

さらに、2025年には団塊世代の大量退職により、労働人口の減少やノウハウ喪失のリスクがあり、企業は限られた人材で成果を最大化する必要に迫られています。

低い生産性に加えて労働人口の喪失という大きな危機に直面している中、特に現場では社員からの問い合わせ対応が属人的に積み上がり、「分かる人に聞く」に依存したやり取りが業務のボトルネックとなっています。これにより、担当者は本来注力すべき業務改善や戦略的施策に時間を割けず、組織全体の生産性を押し下げています。企業が限られた人材で成果を最大化するには、ナレッジの形式知化と自動化を急ぐ必要があります。

このような中で多くの企業が生成AI導入に踏み出していますが、運用ノウハウの不足が障壁となり、IT部門への負荷が集中している企業も少なくありません。現場が抱える課題に即したソリューションを素早く届けられない現状が、DX推進の足かせになっています。

しかし、近年ローコード/ノーコード技術が急速に普及していることにより、非エンジニア=市民開発者が自ら業務課題を解決できる環境が整い始めました。今回ユースフルが提供する「Copilotエージェント構築動画」は、こうした社会的背景を踏まえ、現場が主役となる内製型DXの最初の一歩を支援するための取り組みです。

■内容:誰でも実践可能なエージェント構築の“3ステップ”

公開日:2025年7月16日

視聴先:YouTube「ユースフル(実務変革のプロ)」
URL:https://www.youtube.com/watch?v=H57WUnzDxQ8無料視聴

構築ガイド:動画概要欄のリンクから無料ダウンロード可能

本動画の最大の特徴は、Copilotエージェントを“3ステップ”で構築できるプロセスをそのまま実演している点にあります。

ステップ1. 課題の特定とKPI設定

「誰のために、どんな問い合わせを自動化するのか」を明確化。対象ユーザー・想定質問・改善指標を決めることで、改善効果が測定しやすくなります。

ステップ2. エージェント作成

就業規則やマニュアル、社内サイトなどの情報源をアップロード。Copilotエージェントが正しい権限を引き継ぎながら回答できるようにすることで、誤答や情報漏えいを防ぎます。

ステップ3. 検証と精度向上

実際の想定質問を用いたテストを行い、不正確な回答の原因を特定。情報追加やプロンプト修正を繰り返すことで、回答精度を段階的に高めます。

この3ステップについて、動画内で実際の操作画面を見ながら学べるため、初めて取り組む担当者でも迷わず再現可能です。さらに、無料ダウンロード可能な「構築ガイド」と組み合わせて学習することで、動画視聴後すぐに自社内で試せる実践性が担保されています。

■導入ポイント:小さな成功体験から始める現場主導の生成AI活用

「生成AIを組織に根付かせるには、“いきなり全社導入”ではなく、スモールスタートが大切です。まずは興味を持つ小規模チームと推進担当が協力し、身近な業務に導入することから始めてください。

なお、Microsoft公式事例によると、米国の保険会社Nsure社では、非エンジニアの現場担当者がPower Platformを活用してチャットボットを構築し、年間1,000時間以上の業務時間削減を実現しています(https://www.microsoft.com/en/customers/story/1728829430186194098-nsure-power-platform-insurance-usa)。このような成果は、Copilotエージェントによる社内問い合わせの自動化が、現場の生産性向上に直結することを示しています。

今回のCopilotエージェント動画は、その最初の一歩を3ステップで体験できるように設計しています。成果をドキュメント化して他部署に展開し、Microsoft 365 Copilotなど普段使いのツールと連携すれば、従業員の負担を減らしつつ自然に浸透していきます。そのためには、基礎的なITスキルと“AIに指示する力”を育てる教育投資も欠かせません。成功事例をもとに研修や勉強会を重ね、参加者の意欲を高めながら段階的に広げることが、AI活用を組織文化にする近道だと考えています。」

— ユースフル株式会社 DXコンサルティング責任者

■今後の展望:ユースフルは“現場主導のDX”をすべての企業にお届けします

ユースフルは、問い合わせの次に効く活用例——議事録作成、財務分析、社内ナレッジ検索、申請サポートなどのエージェント設計も順次公開予定です。合わせて、セキュリティ・権限・監査ログといったガバナンス観点や、回答品質を高めるプロンプト設計・評価方法も拡充。*“小さく始めて広げる”*ための教育プログラムと内製支援で、現場主導のDXを継続的に支えます。

動画と併せて、社内展開可能なCopilotエージェント構築ガイドも無料で配布しています。

Copilotエージェント 構築ガイド

本動画で解説しているCopilotエージェントを活用した社内問い合わせボットを作成する方法についてまとめた資料です。

資料を無料ダウンロードする

Copilotエージェント構築ガイドを無料ダウンロードできます

会社情報

◆ミッション:創る人をつくる

◆事業内容:Microsoft365×生成AIの法人研修を提供

代表取締役:大垣 凛太郎

所在地:東京都千代田区九段南一丁目6番5号

設立:2018年8月

公式サイト:https://business.youseful.jp/

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会社概要

ユースフル株式会社

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URL
https://business.youseful.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区九段南1-6-5 九段会館テラス1階
電話番号
-
代表者名
大垣 凛太郎
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2018年08月