美術家・長坂真護、Shinwa Wise Holdings株式会社と業務提携へ
サステナブル・キャピタリズムによる経営強化と未来構想の始動
美術家・社会起業家・経営者である長坂真護(以下「MAGO」)は、MAGO CREATION 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:長坂真護、以下 「MAGO CREATION」)を通じて、アートオークション事業を営むShinwa Wise Holdings株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:高橋健治、以下「Shinwa」)と、経営強化・市場拡張・事業価値向上を目的とした業務提携(以下「本提携」)を実施することといたしました。
【MAGOとは:文化と経済そして社会貢献性のバランスを取る経営者】
MAGOは、美術家の垣根を超え、これまでアートを起点に、国際的な事業開発・社会貢献・収益モデルの確立を同時に実践してまいりました。
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2023年:経済産業省CRD経営指標「mcss」全国1位(その他小売業部門 52,000社中)
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アート年間売上6億円超/累計流通額30億円超の実績を実現
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2022年には上野の森美術館を皮切りに、個展の年間動員数10万人突破
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売上を再投資し、ガーナ・アグボグブロシーにて77人の雇用創出(2025年4月時点)。2030年には1万人雇用を目指す
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2026年:スタンフォード大学APARC客員研究員として「アート+サステナブル資本主義」を研究予定
こうした背景から、MAGOは「アート×経済×社会性」を兼ね備えた次世代型の経営者として、今回の提携において企画・ブランド・販売・国際展開すべての戦略面でShinwaの発展に寄与し、新たな価値の創出の共創を目指してまいります。
【提携の目的──既存株主の価値を高める“共創型経営”へ】
Shinwaは創業以来、日本のアート市場において数々の価値ある作品を扱い、多くのアーティストやコレクターの皆様との信頼を築いてきました。
その伝統と文化資産を継承しつつ、新たな時代に対応する経営基盤を構築するため、本提携は極めて重要な第一歩と位置づけられます。
とりわけ、Shinwaにおいては昨今の市場環境や経営体制の再構築が求められている中で、本提携はShinwaの既存株主の皆様にとっても、中長期的な企業価値向上とその享受に資する戦略的判断と施策であると確信しております。
今回の提携は、文化性を尊重しながらも、Shinwaにとって、明確な経済的成果を追求するものです。以下に、MAGOとShinwaによる具体的な取り組みを記載いたします:
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短期的な売上拡大と利益体制の強化 MAGO作品および関連アーティスト作品を中心に、オークション事業・アートフェア出展・特別展示を国内外で加速。2025年下期以降の売上成長に貢献する事業ラインを複数展開予定です。
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中長期的なブランド価値と株主資産の向上 MAGOが提唱する「サステナブル・キャピタリズム」は、短期的収益と中長期的価値の両立を基本としています。短期的には実行可能なビジネスで成果を出し、長期的には社会的信頼性とグローバル展開を通じて企業価値を底上げしていきます。
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デジタル市場への新規参入 アートテックやデジタルアートを活用した新たなマーケットの構築を進めており、既存の収益基盤に加えて、新規顧客層・資産家層との接点拡大が見込まれています。
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文化資産としてのギャラリースペース活用 オークション営業日以外のギャラリーの空き時間をMAGOグループの創作拠点・展示空間として再活用し、ブランディングと収益性を同時に向上させ、ファン層・コレクター層との関係強化をします。
【2025年6月以降の展望:国内外からの注目と変革】
2025年6月より、本提携として、MAGO主導による新プロジェクトが順次始動します。
本提携による新体制のもと、国内外の主要クリエイター・投資家・学術機関と連携した「新しいアート経済圏」の構築が進められており、以下のような展開が予定されています:
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グローバルアートフェアおよびオークションへの出展(モナコ、イギリス、アメリカ等)
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海外投資家・ファンドとのネットワーク構築(社会投資型モデル)
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グローバルサウス地域でのアートを介したサステナブルな雇用創出モデルの発表
これらのプロジェクトは、文化的意義と同時に、Shinwaの株主価値の持続的な向上をも視野に入れた設計となっております。
【Shinwa株主の皆様へ──共に進む未来へのメッセージ】
今回の提携は、過去の文化を否定するのではなく、それを未来に引き継ぐための共創型再構築です。
アートという「感性」だけでなく、経営という「数字」、社会という「意義」をすべて融合させ、MAGOはこの企業と未来を共に創ります。
私たちは、2025年6月から新体制での本格始動を迎えます。
これは単なるスタートではなく、Shinwaの既存株主の皆様とともに「企業価値とは何か」を再定義しながら、未来を創る挑戦です。
【今後の展開スケジュール(予定)】
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2025年 夏: MAGO個展・チャリティオークションの開催
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2025年 秋: 国内外のアートフェア出展/海外プロジェクト発表
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2026年: スタンフォード大学APARCでのアート&サステナブル・キャピタリズム研究活動開始、国内外との美術館、アートギャラリーとの連携プロジェクトの発表
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2028年: グローバルサウス、アフリカ地域での都市再生プロジェクト始動
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2030年: ガーナにて「スラム雇用創生サステナブルタウン」発表・国際ファンド設立予定
【長坂真護のコメント】

「サステナブル・キャピタリズムとは、“既存価値に対する再文脈化を通じて、その本質的
意義を拡張し、経済・文化・社会各層への持続的かつ高い価値還元を実現する
”新しい経営のかたちです。Shinwa株主の皆様とともに、未来に誇れる企業価値を創っていけることに、心からワクワクしています。」
■美術家・長坂真護について
長坂 真護 Nagasaka Mago
1984年生まれ。MAGO CREATION 株式会社 代表取締役美術家。
2009年、路上の絵描きとなり世界を放浪後、2017年に世界最大級の電子機器の墓場と呼ばれるガーナのスラム街・ アグボクブロシーへ向かう。それ以降、スラムの人権と環境保全を改善するため廃棄物で作品を制作し、その売上から生まれた資金で、現地にアートギャラリー、リサイクル 工場建設、オーガニック農業や EVの事業を展開。経済・文化・環境の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、2030年までにガーナ人10,000名の雇用創出を目指す。スラム街をサステナブルタウンへ変貌させるため、日々精力的に活動を続けている。また、ガーナにMAGO MOTORS LTDを設立し、現在77名が働いている。(2025年4月時点)
2022年には、東京・上野の森美術館で自 身初となる美術館個展を開催。第51回ベ ストドレッサー賞(学術・文化部門)を受賞。2025年の『大阪・関西万博』では、廃ペットボトルを再利用した作品「ミドルク ラゲ ”海月(うみつき)” 」を発表。
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