「障害を持つ人が施設ではなく、地域で暮らせる社会」の実現に向けてオンラインセミナーを開催します
筋ジス病棟からの地域移行に関する1年間の実践報告、韓国やカナダで行われている地域移行を進めるための諸施策について紹介します
認定NPO法人DPI日本会議(所在地:東京都千代田区、議長:平野みどり)は、3月7日(月)に地域移行国際セミナー「withコロナ時代の地域移行制度確立に向けて」を開催します。
DPI日本会議は、2025年までに脱施設の制度化や地域基盤整備による地域移行の促進を目標に掲げており、コロナ禍であっても着実に地域移行を進めていけるようにするため、日本財団助成事業によるオンラインを活用した地域移行モデルづくりのプロジェクトを進めています。
本セミナーではこのモデルづくりプロジェクトの実施協力団体であるCILおおいた、日本自立生活センターに取り組んでいただいた筋ジス病棟からの地域移行に関する1年間の実践報告をします。
また諸外国における地域移行制度として、韓国やカナダで行われている地域移行を進めるための諸施策についても紹介し、障害者権利条約に基づいた地域移行を推し進めていくための方策について議論し、深めていく場とします。
- 日時:2022年3月7日(月)13:00-16:50
- 開催方法:オンライン(ウェビナー)での開催
- 情報保障:PC文字通訳、手話通訳、点字資料、資料データ提供
- お申し込みは以下のウェブフォームからお願いします。
上記フォームからお申し込みが難しい方は「お名前(ふりがな)、電話番号、メールアドレス、所属団体(あれば)、情報保障(要約筆記、手話、点字資料、点字データ、テキストデータ)」をDPI事務局笠柳(kasayanagi★dpi-japan.org(★→@に変えてください))までご連絡ください。
- プログラム(予定)
・主催者挨拶 平野みどり(DPI日本会議議長)
・ビデオメッセージ アマリア・エヴァ・ガミオ・リオスさん(障害者権利委員会委員副委員長)
13時15分~15時 世界各国の地域移行制度紹介(14時半頃に10分程度の休憩を入れます)
・韓国の地域移行制度について パク・チャノさん(ソウル自立生活センター代表)
・カナダの地域移行制度について 鈴木良さん(同志社大学)
15時~16時10分 オンライン地域移行支援制度モデル事業の取り組み報告
・CILおおいたの実践報告 押切真人さん(自立支援センターおおいた)
・日本自立生活センターの実践報告 大藪光俊さん(日本自立生活センター)
・野瀨時貞さん(日本自立生活センター)
インタビュー調査報告
・鈴木良さん(同志社大学)
16時10分~16時20分 休憩
16時20分~16時50分 日本における地域移行制度モデルの提言
・今村登(DPI日本会議事務局次長)
16時50分 閉会
- 主催等
助成:公益財団法人日本財団
- 団体概要
所在地:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-11-8 武蔵野ビル5階
ホームぺージ:https://www.dpi-japan.org/
活動概要:1986年に発足。「障害者の権利の実現を目指す運動を通して、全ての人が希望と尊厳をもって、ともに育ち、学び、働き、暮らせるインクルーシブな社会を創る~障害者権利条約の完全実施へ~」というビジョンのもと、国への政策提言、権利擁護活動を中心に、身体障害、知的障害、精神障害、難病等の障害種別を超え、国内外で幅広く活動している。全国94の団体が加盟している。(2022年1月現在)
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