2人の対話にリアルタイムで生成AIが伴走する1on1支援ツール「emochan」を運営する株式会社KOUがシードラウンドで5,000万円の資金調達を実施
資金調達の概要
資金調達の背景と目的:
先日、弊社で運営している1on1支援ツール「emochan」に、生成AI(ChatGPT)を搭載したことをお知らせいたしました。ありがたいことにこれまで以上に多くの企業からお問い合わせいただいております。
先日のプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000039305.html
そしてこの度、さらにプロダクトを強化するべく株式会社サイバーエージェント・キャピタル(以下、CAC)他、個人投資家を引受元とする第三者割当増資により合計5,000万円の資金調達を実施いたしました。
今後は、emochanを「PLG(Product Led Growth)モデル」へと進化させ、プロダクト主導での事業成長を目指します。
HRTech SaaSの市場においては「SLG(Sales Led Growth)モデル」と呼ばれるセールス主導で導入決裁者(人事担当者)へアプローチするプロダクトのあり方が一般的です。しかし、このようなプロダクトのあり方では、現場メンバーが使いにくいプロダクトが導入されてしまったり、管理目線が強いプロダクトになってしまったりと、導入決裁者と実際の利用者である現場メンバーとの間で様々なズレが生じてしまいがちです。
また、現代のWebサービスにおいては、エンドユーザーが主体となり、様々なサービスやプロダクトを自ら調べ、実際に試した上で、導入を決めることが一般的になってきています。toCサービスだけではなくtoBサービスにおいても、この傾向は今後強くなっていくと我々は考えています。
弊社ではリリースから一貫して、現場の管理職や部下の方々が効果的な1on1を実施できるようなプロダクトを目指してemochanを開発してきました。今後はPLGモデルへの転換を通じて、現場の方々がより使いやすく、現場主体でトライアルから導入までの意思決定がしやすいプロダクトを目指してまいります。
資金調達の概要:
調達金額:5,000万円
調達方法:第三者割当増資
引受先(敬称略):CAC、個人投資家
投資家からのコメント
場作りのプロである中村さんの新たなチャレンジ、emochanを運営するKOUさんへ出資させて頂きました。人手不足やコロナ禍を経て、企業内のコミュニケーションも多様化するなか、新任リーダー・マネージャーが直面する「1on1」の運用の課題を、emochanのAI伴走が負担軽減・解決します。皆様もぜひemochanを通じてスムーズな「1on1」体験をしてみてください!
竹川 祐也
株式会社サイバーエージェント・キャピタル
取締役・パートナー
証券会社、人材紹介会社を経て2004年より未来証券にてベンチャー投資活動に従事しフルスピード、ライトアップ等のスタートアップ12社へ出資。2007年インターネット関連企業ノッキングオンに入社し翌年CFOに就任、ゼンリンデータコムによる買収を経て2010年にCEOに就任。2012年11月サイバーエージェント・キャピタルに入社。2014年12月にシード特化型ファンド(投資枠)Seed Generator Fundを立ち上げライボ等の創業期のスタートアップ15社に出資するなど主にシード期の起業家に対しての投資活動を行っている。早稲田大学文学部卒。趣味は草野球。
emochanについて
emochanは、メンバーも、マネージャーも、人事担当者も、みんなが簡単・効果的にはじめられる1on1サポートツールです。
2人(管理職・部下)の対話にリアルタイムでAIが伴走する機能を搭載しており、対話への苦手意識なく1on1に取り組んでいただけます。また、この他にも管理職の負担軽減や属人的な運用を防ぐための機能を搭載しており、emochanをご利用いただくことで誰でも簡単に一定の品質以上の1on1運用が実現できます。
サービス詳細はこちらからご確認ください。
株式会社KOUについて
世の中の会社をより『幸せな場』にすることを目指し、働くに“遊び“をつくる、職場のおもちゃメーカー。人生の多くの時間を過ごす職場だからこそ、遊び心を忘れず、つねに楽しく働きたい。そんな想いで、職場の対話を促進する1on1支援ツール「emochan」を開発しています。
本社:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西一丁目33番6号 JP noie 恵比寿西 1F co-ba ebisu
代表者:代表取締役 中村 真広
事業内容:「emochan」の開発、それに関連する商品及びサービスの企画、制作、製造、販売
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