最適設計・信頼性工学の専門家である小木曽望教授を顧問に迎え、システムデザイン研究所の体制を強化
システム工学アプローチの組織開発・人材育成・ツール提供等を手がける株式会社レヴィ(本社:東京都文京区)は、システム工学および設計工学の第一人者である小木曽望氏を顧問として迎え入れました。
株式会社レヴィは「複雑さの中に価値と面白さを見つけよう」をミッションに掲げ、価値あるシステムの創造や複雑な問題の解決にチャレンジするチームをサポートするために、独自開発の対話型システムモデリングツール「Balus®」やシステムデザインフレームワーク「システミング®」などを軸としたサービスを展開しています。
レヴィはこれらのサービスのさらなる質向上と、基盤となるシステム工学に関する知見の増強を目的として、最適設計・信頼性工学分野の第一人者である小木曽望先生(大阪公立大学教授)をシステムデザイン研究所の顧問としてお迎えしました。
小木曽先生の顧問就任により設計工学やシステム工学の専門知が強化され、レヴィの研究開発とそれに基づいたサービスの質向上につながることが期待できます。
■プロフィール
小木曽 望(こぎそ のぞむ)
大阪公立大学大学院工学研究科教授
自動車会社での勤務を経て大阪府立大学(現・大阪公立大学)において博士号を取得。その後同大学の教員として
研究教育に従事。最適設計・信頼性工学に関する研究に取り組む傍ら、人力飛行機や超小型衛星を題材としたシステムズエンジニアリング領域の人材育成にも尽力。鳥人間コンテストに出場する「ウィンドミルクラブ」の顧問として同チームを6度の優勝に導いたり、超小型衛星「ひろがり」のミッションを成功させた学生チームを指導したりするなど、大きな成果を上げている。
学会活動では日本航空宇宙学会理事(2019-2020,2022-2023)、構造部門委員会委員長(2019-220)、Secretary General of Asian Society of Sturctural and Multidisciplinary Optimization (2020-2022)などを歴任。日本機械学会教育賞(2008)、日本機械学会設計工学・システム部門功労賞(2017)、日本航空宇宙学会論文賞(2022)などを受賞。
■顧問就任にあたって
大阪府立大学工学研究科航空宇宙工学分野で同僚であった南部陽介氏が代表として立ち上げた(株)レヴィに顧問として迎え入れていただき、たいへん光栄に思います。私は、南部先生と同じシステム思考の実践教育者として、リーディング大学院の「戦略的システム思考力演習」で南部先生と一緒にシステム思考を担当しております。また、文部科学省の宇宙人材育成プログラムを通して、小型宇宙機システム研究センターの学生向けに、超小型衛星開発だけでなく、システム思考・宇宙ビジネス・アントレプレナーシップの実践教育を共に立ち上げてきました。このプログラムの活動を通して、同じく顧問を務められている竹内芳樹氏とも知り合うことができ、視野を広げることもできました。今後は、システミングの実践を通した普及と発展に貢献し、自分の視野も広げられるよう、全力を尽くしたいと思います。(小木曽)
■システムデザイン研究所(SDL)
株式会社レヴィ内に設置された研究所で、システム工学に関連する調査・研究、システムデザインフレームワーク「システミング®」の体系化、学術コミュニティとの連携、専門コンテンツや学習コンテンツの制作などを担っています。
https://levii.co.jp/lab/
■様々な専門家をメンバーに迎え、さらなる成長を目指します
宇宙開発に限らず経営・ソフトウェア・マーケティングなど様々な分野の専門家をメンバーとして迎え、一丸となってサービスの開発・提供に取り組んでいます。
メンバー一覧:https://levii.co.jp/about/#members
■株式会社レヴィについて
株式会社レヴィは、宇宙開発などの分野で発展してきた「複雑なシステムの実現方法」を誰でも実行可能なシステムデザインフレームワークとして再構築し、設計支援ツールや研修プログラムなどの形で提供しています。
これまでに、システムインテグレーター/ソフトウェアベンダー/大手電子機器メーカー/大手ゼネコン/シンクタンク/国公立大学など、幅広いお客様へのサービス導入実績があります。
これまでの導入実績については、こちらのページをご覧下さい: https://levii.co.jp/works/
本リリースに関するお問い合わせ: contact@levii.co.jp
株式会社レヴィWebサイト:https://levii.co.jp/
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