世界初!月面をモチーフとしたキャンプ・グランピング場が鳥取砂丘に

滞在型の宇宙技術の社会実装を目指す世界初の試み。鳥取砂丘の月面拠点化構想の実現に向けても大きく前進。

amulapo


株式会社amulapo(本社:東京都新宿区、月面開発拠点:鳥取県鳥取市、代表取締役:田中克明)は、会社アドセンターパル(鳥取県鳥取市、代表取締役:中井史生)を実施主体とするコンソーシアム(下記、構成事業者を参照)に参画し、 鳥取市(本庁:鳥取県鳥取市、市長 深澤義彦)と鳥取県(本庁:鳥取県鳥取市、知事 平井伸治)が公募する鳥取砂丘西側エリアの滞在型観光施設の整備に係る整備・運営の優先交渉事業者として選定されましたことを発表いたします。

本コンソーシアムは宇宙・地域・未来をコンセプトとした「TOTTORI SAKYU MOON PARK 鳥取砂丘ムーンパーク(仮)」を提案し、幅広い世代が楽しむことができる体験型のキャンプ・グランピング施設を整備、運営いたします。2022年の7月に基本協定及び貸付契約の締結がされた後に、9月に現在の施設等の引渡しがされ、その後施工・整備が入り、2023年春の開業を目指しています。

鳥取砂丘西側エリアに再整備されるTOTTORI KAKYU MOON PARK鳥取砂丘西側エリアに再整備されるTOTTORI KAKYU MOON PARK

日本有数の観光地「鳥取砂丘」の西側エリアでは、昭和50年代に整備された公共施設が更新時期を迎えています。鳥取市・鳥取県では、これらの施設を活用し滞在環境を上質化するよう公募型のプロポーザルを2022年の2月から募集を開始しました。

本コンソーシアムでは、鳥取砂丘を中心として地域経済を活性化させたい想いを共にする経営者が集い、それぞれの得意とする専門領域をかけ合わせながら魅力のある滞在拠点への整備・運営案を提案いたしました。今後は、鳥取市・鳥取県をはじめとする関係者とも調整の上、多くの方にファンになっていただけるような魅力のある滞在拠点を創り上げていく予定です。
 
  • 月面をモチーフとした滞在型施設
amulapoはミサワホーム株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:磯貝匡志)と連携し、世界初となる滞在型の宇宙技術の社会実装を目指します。ミサワホームは住環境のプロフェッショナルとして極地環境をどこよりも熟知し、JAXAの月面住居開発にもその最先端の技術を活用しています。本提案では、南極地域における居住基地として実証実験が行われている「南極移動基地ユニット」を国内向けにリプロダクトしたトレーラーハウスとして利用し、快適に極地環境を体験いただける宇宙特別グランピングをご提供させていただきます。

ミサワホームで実証中の月面における居住空間の提供を見据えた「南極移動基地ユニット」ミサワホームで実証中の月面における居住空間の提供を見据えた「南極移動基地ユニット」

 

宇宙に向けた技術開発は宇宙産業の振興にとって重要であり、また民間企業にとっても将来的な大きな市場に向けての準備という観点や技術力のプロモーション利用の観点で重要です。一方で、ビジネスとしては中長期な目線となりやすく、直近での収益化が難しいといった課題があります。そのため民間企業での宇宙技術の開発には、開発された成果が地上でも役立ち、頻度高くご利用をいただける、社会に実装できる形も考えていくことが重要です。それにより、直近でのビジネス課題の解決だけでなく、高頻度で利用がされることで早期での技術課題等の発見にもつながり、科学技術が好循環で発展できる仕組みになります。

amulapoでは、宇宙産業を中心とした科学技術の発信や社会実装に貢献すべく、これまで「宇宙体験」を届けるコンテンツを開発する、教育・エンターテインメント事業や、衛星データ等の「宇宙技術」を利用し、主に企業や研究機関に対しての研究開発の受託業務やサービスの提供をさせていただく宇宙技術開発事業を進めてきました。2020年からは、今後の日本における月面開発の可能性や課題を感じ、鳥取砂丘をアジア最大の月面開発拠点として利活用する提案を進め、鳥取に事業所を中心に活動を進めています。

そのような背景の中、月面での技術開発を進めるミサワホームの担当者にamulapoの取り組みについて賛同をいただき、協力をいただく形で一緒に本提案に向けての構想や具体化を進めて参りました。住環境のプロフェッショナルとして主にハード面の開発を得意とするミサワホームと、デジタル技術を利用した体験の企画からコンテンツ開発のソフト面を得意とするamulapoとが連携した形が生まれました。本提案で、これまでにない全く新しい価値を創造し、多くの方にファンとなっていただけるような魅力のあるサービスを提供していきます。
 
  • 鳥取砂丘西側エリアの月面開発拠点化構想
amulapoでは鳥取砂丘西側エリアを中心に月面開発拠点化の構想を進めており、これまで夜の鳥取砂丘でARグラスを利用した宇宙飛行士体験プログラム「月面極地探査実験A」などを造成し、事業化をしてきました(毎週土曜日の開催)。また、2021年の3月には「鳥取宇宙産業創出シンポジウム」を開催し、鳥取県での宇宙産業創出に向けたキックオフとなるシンポジウムを主催しています。(ご参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000058028.html

2021年3月にamulapoで主催した「鳥取宇宙産業創出シンポジウム」の様子2021年3月にamulapoで主催した「鳥取宇宙産業創出シンポジウム」の様子


amulapoでは、今後の宇宙開発の中でも、月面開発に関する産業の集積地として「鳥取砂丘」を利用することの提言を続け、今後月面開発を目指す民間企業や研究機関の支援ができる体制を整えています。また、最近では、鳥取県で商工労働部未来産業創造課を中心に宇宙産業創出に関わる取り組みが始まり、官民が連携して産業創出に取り組んでいます。2022年春には、鳥取県のデジタル田園都市構想を目指した取り組みとして鳥取砂丘の月面化プロジェクトが予算化され、その動きを加速しています。

今回、月面開発拠点化構想の1つの取り組みとして、一般の方にも月面を身近に感じることができる滞在型の拠点の整備が始まることになります。月面をモチーフにした滞在型拠点を中心に、宇宙を知る、学べる体験型のアクティビティの開発や宇宙・デジタル人材育成に向けた取り組みが開始すると共に、宇宙飛行士の体験・訓練プログラムの造成やxR技術を利用した月面シミュレーターの開発などを予定しています。

今後は、月面模擬実証フィールドとして自動車メーカーや建設会社などに広く拠点の利用について呼びかけ、世界をリードできる月面開発の取り組みを加速させていく予定です。鳥取砂丘を舞台とした月面開発拠点化構想にご興味がある、民間企業や研究機関の方はwebページからお問合せください。
 
  • 株式会社amulapo
【amulapoについて】
amulapo(アミュラポ)は、宇宙体験のコンテンツをxR、ロボット、AIなどのICT技術を用いて制作する、若手の研究者集団です。2050年の未来に向け、科学技術の発信、社会実装を担い、科学技術の促進を目指しながら楽しい未来体験を届けていきます。

【現在、予約可能なamulapoの宇宙体験】
・バーチャル宇宙飛行士選抜試験
https://be-astronaut.com/
・月面探査極地実験A
https://lunar-base.jp/
・宇宙万博2022、SPACE WHEEL(宇宙観覧車)(※5/8までの実施予定)
https://osaka-wheel.com/spacewheel/

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社amulapo
担当 :代表取締役 田中克明
メールアドレス:amulapo.contact@gmail.com
Web:https://amulapo-inc.com/

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会社概要

株式会社amulapo

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URL
https://amulapo-inc.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区若松町35-15 第一村田ビル201号
電話番号
-
代表者名
田中克明
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年02月