「不用な羽毛ふとん」を「高品質なリサイクル羽毛」に生まれ変わらせる、創業132年の歴史が生んだ技術力。100年先も良質な羽毛が使える未来にしたい。
羽毛ふとんのリサイクルは「未来」・「環境」・「福祉」すべてにつながる大切な仕組み。身近にある”羽毛ふとん回収スポット”のことをぜひ知ってほしい!
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。
このプレスリリースは、「河田フェザー」の夢です。
創業130年を超える日本唯一の羽毛専業メーカー、河田フェザー株式会社(所在地:三重県多気郡明和町/代表取締役:河田敏勝)は、全国で「不用な羽毛ふとん」を回収し、三重県にある自社工場で羽毛の精製・回復加工を行い、「高品質なリサイクル羽毛」に生まれ変わらせる「羽毛リサイクル事業」を行なっております。
〈河田フェザーが叶えたいこと〉
◼︎「羽毛リサイクル」で、この先100年以上にわたり、子供や孫の世代になっても良質な羽毛を供給し続けたい
◼︎身近にある”羽毛ふとん回収スポット”をたくさんの人に知ってもらい、貴重な資源である羽毛ふとんの廃棄をなくしたい
なぜ羽毛リサイクル事業に取り組むのか
当社は明治24年に創業して以来、高品質な羽毛の提供にこだわり続け、信頼できる農場からのみ原料を仕入れており、精製加工や精毛販売に至るまで、全てを自社で行なっております。
創業100年にあたる年には、より羽毛精製に最適な「水」と「気候」を求め、もともと名古屋にあった工場を現在の三重県明和町に移転するなど、お客様に安心で安全な羽毛を提供したいという一心で事業を続けてまいりました。
しかし近年、食肉用水鳥の”飼育期間の短期化”や絶え間なく行われる”品種改良”、また”気候変動”や”食肉需要の変化”など、さまざまな影響を受け、良質な原料の調達が難しくなってきています。
「このままでは100年先、子供や孫たちの時代には良質な羽毛は無くなってしまうかもしれない」と危機感を持った当社は、2012年に国内で初めて「一般向け羽毛リサイクル」の仕組みを構築しました。
良質な原料が減少してきている今、過去の良質な羽毛ふとんはとても貴重な資源です。当社ではこれらを回収し、繰り返し使用できるよう適切な処理を施すことで、100年先にも高品質な羽毛を残せるよう、羽毛リサイクルに力を入れて取り組んでおります。
羽毛リサイクルとは
1.一般市民の方々が不用になった羽毛製品(羽毛ふとんやダウンジャケット)を回収場所へ直接持ち込む
2.河田フェザーが提携している羽毛リサイクルのプロジェクトに賛同する、様々な「行 政」「企業」「団体」などが、それぞれの店舗や事業所などで不用な羽毛製品を無料で回収
羽毛製品の回収場所は下記ページの「羽毛ふとんの回収場所」にまとめております。
3.回収された羽毛製品は河田フェザーが買い取り、国内の自社工場で伊勢明和のきめ細やかな地下水を使用して精製
不純物や傷みなどを取り除き、新毛よりもキレイなリサイクル羽毛に生まれ変わらせる
4.リサイクル羽毛はアウトドア・アパレルメーカーに販売し、新たなダウンジャケットや寝袋などに再製品化、または寝具メーカーで新たな羽毛ふとんなどに再製品化される
羽毛リサイクルのメリット
◎リサイクル羽毛は、新毛よりも環境要因による影響を受けにくく、未来に渡っても安定供給することができる仕組みです。
◎捨てずにリサイクルすることで、焼却時に発生するCO2(羽毛1kgあたり約1.8kg)を削減できるため、環境にやさしい取り組みです。
◎一部のプロジェクトでは、回収した羽毛製品の枚数に応じて、回収した地域に福祉や災害支援のための寄附を行なっております。
また、回収された羽毛ふとんの解体作業は、障がい者の方々と協働で行なっており、地域貢献や障がい者の就労・自立支援にもつながっています。
今後の展望
現在、当社では毎年約100tの羽毛を回収し全量をリサイクルしており、2030年には回収量を300tにするKPIを定めています。
しかし一般消費者の方には、羽毛がリサイクルできることが十分に知られていなかったり、持ち込む手間がかかるため可燃ゴミとして出されてしまったりと、いまだ焼却処分されてしまう羽毛製品の量が、回収量よりもはるかに多いのが現実です。
羽毛ふとんがリサイクルできるということ、無料で回収している場所があること、羽毛リサイクルが社会貢献につながることなど、これらをより多くの方に知っていただくためにも、回収拠点を増やすための営業活動や、回収イベントの実施など日々さまざまな活動を行っています。
また当社で精製するリサイクル羽毛は、羽毛のキレイさを測定する「清浄度試験」において、新毛の業界基準の3倍以上の基準をクリアするなど、アレルギーやニオイに敏感な方や乳幼児などにも安心して使用していただける、非常に安全で高品質な羽毛です。
羽毛リサイクルの取り組み内容だけでなく、リサイクル羽毛の品質や安全性について多くの人に正しい情報を知っていただき、羽毛製品は捨てるのではなくリサイクルに出すのが当たり前な世の中になるよう、積極的な情報発信および「行政」「企業」「団体」との連携強化など、回収につながる活動を日々行なってまいります。
最後に
羽毛ふとんの回収拠点は全国各地にあります。
捨てる前に一度、ぜひ身近に回収スポットがないかご確認をお願いします。※
※ダウンジャケットのみの回収店舗もありますのでよくご確認ください。
(ページの右上、「羽毛ふとんの回収場所」からご確認いただけます。)
また、この取り組みに賛同してくださる行政・企業・団体の方からご連絡もお待ちしております!
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
河田フェザー株式会社
https://kwd.jp/
■このリリースに関するお問い合わせ先
河田フェザー株式会社 広報担当
〒515-0303 三重県多気郡明和町大字山大淀3255番地
メール:info@kawada.net URL: https://kwd.jp/
電話:0596-55-2431
■会社概要
河田フェザー株式会社
創業年:1891(明治24)年
代表取締役:河田敏勝
資本金:4,320万円
従業員数:46名(正社員)
・本社・明和工場
〒515-0303 三重県多気郡明和町大字山大淀3255番地
TEL:0596-55-2431 FAX:0596-55-4156
MAIL:info@kawada.net
・名古屋支店
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅2-38-2
オーキッドビル5階
TEL:052−700-5530 FAX:052-700-5540
■オンラインショップ
河田フェザーの羽毛ふとんはこちらから
KAWADA ONLINE SHOP:https://kawada.shop/
河田フェザーのアパレル製品はこちらから
KWD:https://kwd.world/
■河田フェザーのSNS
Instagram:https://www.instagram.com/kwdfeather_official/
X:https://twitter.com/Kawadafeather
LINE:https://page.line.me/792bowwp?openQrModal=true
facebook:https://www.facebook.com/KAWADAfeather.official
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCm-JkVZgQrwKA0ElUP5uIwA
■KWDのSNS
Instagram:https://www.instagram.com/kwd_world/
Facebook:https://www.facebook.com/KWDbyKAWADAFEATHER
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