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株式会社テックオーシャン
会社概要

【オンライン就活元年は、ツンデレ就活元年だった⁉】会社説明会はオンライン希望87.0%だけど・・・

22卒理系就活 総まとめ

株式会社テックオーシャン

TECH for Societyの実現を目指し、理系学生採用支援を行う株式会社テックオーシャン(本社:東京都千代田区、代表取締役:長井裕樹)は、2021年7月21日(水)~7月27日(火)に全国の理工系学生(22卒学部生・大学院生)に対して、オンライン世代の就活実態を調査し、591名の調査結果を得ました。
昨年同時期に行った21卒向け調査と比較しながら、オンライン就活が当たり前となった最初の学年である22卒理系就活生のリアルな声をまとめています。
■アンケートTopics
(1)就活のオンライン化には好意的な回答が多数
(2)就職に求める「必須条件」はばらつきが見られるも、「希望条件」は勤務地に関する回答が多数
(3)オンラインでの就活初期活動(会社説明会など)が活発化
(4)オンライン就活が活発化する一方、対面での就活は下火に
(5)理系就活生の面接数が増加傾向に
(6)会社説明会や1~2次面接はオンラインでの開催を望む声が約80%
(7)「就職活動で企業にしてもらって嬉しかったこと、気持ちが盛り上がった体験」を訪ねた際の就活生の生の声
(8)就職先の決め手はストレス無く働くことができる職場環境

(1)就活のオンライン化には好意的な回答が多数
 Q.就職活動における新型コロナの影響をお教えください(複数選択)

 

回答数上位3つが「WEB面接が増えて、やりやすかった」・「旅費、交通費、移動時間をさくげんできてよかった」・「普通よりも多くの企業の説明会に参加できて良かった」といったオンラインでの就活に好意的な回答であった。全体的に不満を感じる回答が少ない中、「WEB中心となり応募企業の実態、雰囲気を感じにくくなった」は33.8%の人が回答しており、オンラインでの懸念点が浮き彫りとなった。

(2)就職に求める「必須条件」はばらつきが見られるも、「希望条件」は勤務地に関する回答が多数
 
Q.就職において絶対にゆずりたくない「必須条件」、必須ではないがあれば嬉しい「希望条件」に該当するものをそれぞれ選んでください(複数選択)

就職における“絶対に譲りたくない条件”と“できれば満たしたい希望条件”でそれぞれ特徴がみられた。
“絶対に譲りたくない条件”では、「配属先」・「勤務地」・「仕事内容」・「スキル」に選択が分散し、個々人でばらつきが見られた。一方で、“できれば満たしたい希望条件”では圧倒的に「勤務地が希望できる」・「転職がなく勤務地固定」という「勤務地」に関する項目が重要視されていることがわかった。

(3)オンラインでの就活初期活動(会社説明会など)が活発
 
Q.会社説明会、企業イベントなどで合計何社の話を聞きましたか?(WEB開催)                 

WEB開催の会社説明会、企業イベントへの参加数を21卒と22卒、同時期の回答で比較したグラフである。22卒では21卒と比較し、0社・1~5社が33.5%減少し、その分16~20社・21社~が24.5%増加した。全体的に就職活動がオンライン化したことにより就職活動初期段階において、オンライン就活が活発化したことがうかがえる。

(4)オンライン就活が活発化する一方、対面での就活は下火に
 
Q.会社説明会、企業イベントなどで合計何社の話を聞きましたか?(リアルでの開催)

対面開催の会社説明会、企業イベントへの参加数を21卒と22卒、同時期の回答で比較したグラフである。22卒の回答では0社・1~5社が85.6%を占めており、21卒と比べて対面参加の機会が減少し、オンラインでの開催が増えている様子がうかがえる。

(5)理系就活生の面接数が増加傾向に
 
Q.何社の面接を受けましたか?

面接を受けた企業数の回答である。6社以上面接を受けた学生の割合が21卒に比べて22卒の方が高くなっている。公益社団法人全国求人情報協会による「2020年卒学生の就職活動の実態に関する調査」(https://www.zenkyukyo.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/2020shinsotsu-release.pdf)によると20卒学生の理系・文系別の面接参加数の平均値は理系6.1社、文系8.0社であった。
一般的に理系学生は文系学生より面接参加数が少ないと言われてきたが、理系でも11社以上の面接を受ける学生が20%を超えるなど、面接を受ける会社数が増えていることが推察される。

(6)会社説明会や1~2次面接はオンラインでの開催を望む声が約80%
 
Q.オンラインと直接訪問を比較するとどちらが良いと感じますか?

インターンや面接といった就活段階毎にオンラインと対面のどちらが良いかを尋ねると、オンラインが良いものと対面が良いもので分かれた。オンラインが良いという意見がほとんどを占めたのは、「会社説明会」と「1~2次面接」である。一方、対面が良いという意見が多かったのは、「インターンシップ」と「職場・工場見学」、「最終面接」となっている。行ってみないと感じ取れないことがある、もしくは自分を会社側にアピールしたい度合いが高くなると、対面での開催を望む学生が多いことがうかがえる。

(7)「就職活動で企業にしてもらって嬉しかったこと、気持ちが盛り上がった体験」を訪ねた際の就活生の生の声
※自由回答より抜粋
回答毎にグループ分けし、項目毎に抜粋している。

<フィードバック>
・インターンシップ後に、グループディスカッション(模擬)のフィードバックしてくれたことで、一次面接に自信を持って挑めました。
・面接後や、合格通知後のフィードバック。企業側が感じた自身の強みや良さを教えてもらえるのは自信につながるし、良い自己分析になる
・FBを細かくいただけたり、君はこういうところがあると真摯なコメントをインターンシップや選考のあとにいただけると、受けてよかったなと思う。参加したFBを結果に関わらずもらえると嬉しい。

<個人・個別対応>
・面談後個別で工場見学を行っていただいたこと
・こまめに連絡をくれるのは嬉しかった。会社によっては、面接との間が空いてて、その期間不安だった。
・個別で会社見学会、先輩社員面談を組んでいただいたことです。自分のことを理解してくれると感じたためです。

<面接>
・面接の志望動機を聞く際に、本音で話していいと言ってくれたこと。面接官の雰囲気から、本当のことを話してもいいんだなと感じられ、嬉しかった。
・人事の方がわざわざ大学まできてくれ、実地で面談を行ってくれたこと。
・オンライン面接前後のメールでの問い合わせに即座に対応していただいたこと。

<人事部フォロー>
・最終面接前に人事から不安点はないか、福利厚生などを赤裸々に教えてくれた。
・選考の途中で社員との座談会を設けてくれた。色々聞くことで不安が解消された。
・人事の方との面談の中で自分の仕事の方向性がクリアになっていったこと、自分の知らない長所を発掘してもらえたこと。

<インターンシップ>
・造船会社のインターンシップに参加した時に実際に新造船の設計の一部をやらせていただき、やりきった時は、大変感動的だった。
・オンラインインターンの後に懇親会という形でオンライン飲み会を開催していただいて、たくさんお話を聞けたことです。
・オンラインのインターンであってもキットを送ってくれるところがあり、臨場感が味わえた。

<研究話題>
・希望している研究室のホームページを社長さんが検索して下さり、興味を持ってくださったこと。
・企業の方が私の研究プレゼンに対して関心を持っていただいて,意見交換できたこと。
・技術面接にて面接中に研究についてほめていただいたこと。

<リクルーター/エントリーシート>
・リクルーターが親身になって会社のリアルを伝えてくれ、ES添削等の応援してくれること。
・書いていたESを読んだ上で質問してくれた企業があり嬉しかった。また私の発言に笑ってくれたりする方がやりやすかった。
・リクルーターが不安なところを聞いてくれたり面接練習に付き合ってくれた。

<内定/交通費>
・就活活動で嬉しかったことは内定をいただいたときのみで、それ以外は苦痛でしかなかった。気持ちが盛り下がる体験ならいくらでも記述できる。
・内定の返事を全く急かされなかったこと。
・交通費、宿泊費の支給は大変ありがたかった。

<その他> 
・オンラインでも距離感を縮めてもらおうと工場と中継を結んでくれたこと。
・面接に落ちまくっていた時期に一緒に働きたいですけどね…と自分を肯定して貰えたこと。
・何十年も働かれている人が、入社時や現在の仕事のモチベーションについて教えてくださったとき。インターンシップで上っ面ではなく本音でたくさん教えてくださったとき。個別にエントリーシートを確認してコメントをくださったこと。

(8)就職先の決め手はストレス無く働くことができる職場環境
 Q.就職先に就職しようと決めた決め手をお教えください


就職先の決め手に関しての回答では、昨年同様に1位「社風、社員の雰囲気」、2位「仕事のやりがい」、3位「興味のある業界」となった。入社後、ストレス無く働くことができるかどうかが重要視されているとみられる。

■テックオーシャン 代表取締役 長井の総括
22卒理系学生は就活初期からオンライン就活が一般的で、会社説明会をオンラインで希望する比率は87.0%にも及びました。まさに“オンライン就活元年”と呼べる世代だと思います。オンラインで移動時間がかからないことから、21卒の学生と比較して参加する説明会や面接の数が著しく増加しています。一方で、その分多くの企業から情報収集して入社企業を選ぼうとする冷静さも伺えました。そんな冷静さの反面、選考が後半に差しかかるにつれ「企業から個別で丁寧な対応」を受けることに気持ちの盛り上がりを感じるエモーショナルな側面も見られました。同様の傾向は近年の学生にもありましたが、22卒理系学生においては「最終面接時に直接訪問を希望する」比率が51.3%と半数を超えており、就活の最終段階において個別に関係性を深めることを求める傾向がより顕著に現れています。就活初期ではオンラインで多数の企業から選択しようとする冷静なスタンス(ツン)で臨み、就活後期は絞り込んだ企業に直接訪問するなど個別に関係性を深めようとするエモーショナルなスタンス(デレ)で臨む傾向は今後も続くことが想定されるため、22卒理系学生の就活は、“オンライン就活元年”でありながら”ツンデレ就活元年”でもある、歴史的転換期となったように思います。

■調査概要
1. 22卒向け調査
・調査対象:全国の理工系学生(22卒学部生・大学院生)
・調査方法:アンケート調査(無記名式)
・調査期間:2021年7月21日(水)~7月27日(火)
・有効回答数:591名

2. 21卒向け調査
・調査対象:全国の理工系学生(21卒学部生・大学院生)
・調査方法:アンケート調査(無記名式)
・調査期間:2020年8月7日(金)
・有効回答数:259名

本調査結果は下記URLよりダウンロードいただくことが可能です。
https://techocean.co.jp/whitepaper/student-report-202108/

※当調査内容を引用する際は、「テックオーシャン調べ」とクレジット表記していただきますようお願いいたします。
※当調査に関する取材お問合せは下記まで
(当リリースに関して、テックオーシャン代表取締役 長井へのインタビューのご要望も下記までご連絡ください)
Tel:03-6383-0433
E-mail:morikawa-s@techocean.co.jp
(広報担当:森川)

■理系採用ツール TECH OFFER

TECH OFFERの利用企業数は現在250社。TECH OFFERでは、機械、電気電子、情報系、化学系、建築土木系などのサービス利用学生に対して、所属大学や学歴、出身都道府県、希望職種、技術スキル、性格特性等に応じて自動で声掛け型の採用アプローチを自動で行えるほか、事業部ごとや事業所ごとにアカウントを持ち採用活動を展開することが可能となっている。

これを支えるのは日本全国の大学研究室及び大学教員約40,000人とそこに紐づく約150万件の技術キーワードを収集した国内最大規模のデータベース。例えば、工場の自動化などに役立つ”画像処理”、”画像認識”、”IoT”などのキーワードを設定することで、それぞれのキーワードを研究の中で取り扱っている大学研究室に自動アプローチができる仕組みとなっている。

理系学生の採用においては技術スキルや素養を評価してのアプローチが学生から求められる傾向が強く、TECH OFFERの活用により技術切り口などで自社の魅力を伝えて採用につなげることができたという喜びの声が多数発生している。

TECH OFFER: https://techoffer.jp/
テックオーシャンHP: https://techocean.co.jp/
※サービス導入事例や理系採用ノウハウ集等は株式会社テックオーシャンのHPをご覧下さい

【TECH for Societyとは】
学生をはじめ、あらゆる人々が身につけた「TECH(Technology&Technique)」が正しく評価され、「TECH」と「人・企業・社会」、「TECH」と「TECH」が最適な形でつながっている社会のこと。テックオーシャンはそれらをつなぐ「Hub」でありたいと考えています。
 

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電話番号
03-6383-0433
代表者名
長井裕樹
上場
未上場
資本金
3億5000万円
設立
2018年06月
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