ミレイズの投資先ヘキサベースが、DevOps系スタートアップとしてシリーズBで 7.2 億円を調達
エンジニア起業家が強みとするグローバルな組織づくりをさらに強化
エンジニア起業家に特化したベンチャーキャピタル(VC)のMIRAISE(東京都渋谷区、代表:岩田真一、以下:ミレイズ)は、投資先のヘキサベース社がシリーズBラウンドで
7.2 億円の資金調達が完了したことをお知らせします。なお、ミレイズは2022年の前回ラウンドにつづき、本ラウンドでも追加投資を行いました。ミレイズはエンジニア起業家の強みが活きるDevOps分野において引き続き積極的な投資および起業家支援を行ってまいります。
■ ミレイズ投資先ヘキサベース社が、アップラウンド
ミレイズは2022年にヘキサベース社に投資実行を行いました。アップラウンドとなる今回のシリーズBのラウンドでは、ネットイヤーグループ株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、静岡キャピタル株式会社、SOLIZE株式会社が新たに株主に加わると共に、ミレイズとしても追加投資を行い、同社の累計資本調達額は 11.7 億円となりました。
(参考:ヘキサベース社プレスリリース)
■エンジニア起業家が強みとするグローバルな組織づくりを実現
ミレイズの独自調査で、日本のスタートアップ業界におけるエンジニア起業家の割合が過去5年で5倍に増加している事がわかりました(*)。背景には、イノベーションにおけるソフトウェア技術の重要性が年々高まっていることがあります。
特にDevOps、AI、Web3などの分野では、エンジニア起業家が持つ技術的バックグラウンドが強みとなります。また、起業家自らが技術力の目利きができることから国外の優秀なエンジニアを採用し、起業初期からグローバルな組織づくりを行うことができます。
ヘキサベース社は、IT業界の人材不足が深刻化しているにも関わらず、高い技術力をもつエンジニアを世界中から集めることができています。
■起業家と投資家のコメント
□株式会社ヘキサベース 代表取締役CEO 岩崎英俊氏
私はHexabase社を創業する時、法人システム開発の革新という大きな使命を背負ってスタートしました。長く時間がかかる道のりであることを理解していましたが、この分野では、大きな苦痛と問題を抱えており、たくさんの解決できる共通項があることを知っていました。特に、システムの裏側(バックエンド)の領域では、その複雑さと高度な技術要求により、多大な時間とコストがかかることが常でした。Hexabaseは、これらの課題に対応するため、競争力のあるシステム開発に必要な機能を豊富に備え、クラウドネイティブなシステムの迅速なリリースを可能にします。おかげさまで、Hexabaseは事業成長を加速し、次なるステージへと進んでいます。私たちは、技術革新と優れたチームワークを武器に、社会的意義のあるプロダクト・サービスの基盤として、さらなる信頼性の向上に努めてまいります。
□ミレイズ プリンシパル & CTO 布田隆介
ヘキサベース社は、高いインフラ技術を有するグローバルなエンジニア集団です。強いエンジニアチームが開発した国産のBaaS「Hexabase」は日本企業でも使いやすいようにデザインされているので、国内企業のDXや新規事業のシステム開発での採用が増え大きく成長しています。日本のエンジニアとともにHexabaseを盛り上げるムーブメントになっていくよう、引き続き支援してまいります。
■ヘキサベースについて
ヘキサベースは、モダンなWebシステム開発を加速させるクラウド型開発プラットフォームです。Kubernetes上に構築した独自のマイクロサービス基盤を用いて、企業業務システムやビジネスの開発で必要となるデータベースやユーザー管理・ワークフローなどのバックエンド機能をクラウドサービスとして提供します。
■ミレイズについて
ミレイズは、エンジニア起業家に特化したベンチャーキャピタルです。パートナーは、グローバルVCでの投資実績に加え、長年にわたるソフトウェア開発とスタートアップ経営の経験があります。2018年に創業して以来、課題解決に挑むエンジニア起業家を発掘、支援してきました。2023年9月時点の投資社数は53社です。ミレイズは、リスクマネーが相対的に不足しているシード期のエンジニア起業家を支援し、米巨大テック企業に並び立つメガベンチャーの芽を育てます。
■ 会社概要 MIRAISE LLC
代表者 : 岩田真一
設立 : 2018年12月
URL : www.miraise.vc
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