【幻のブランド鶏復活】まさかの生産停止…困難から約4年、生まれ変わった和歌山県が誇るブランド鶏『紀州うめどり』を再び全国の食卓へお届けします。
「地鶏・銘柄鳥食味コンテスト2008」にて最優秀賞を受賞したことで脚光を浴び、近畿圏のみならず全国的にも広く受け入れられていましたが、2019年12月、生産農家・処理工場運営会社の経営破綻により、生産停止になりました。
そんな紀州うめどりを、どうしても復活させたい―。
約4年の歳月を経て、生産農家、各社関係者、紀州うめどり・うめたまご協議会が一丸となり、ようやく以前の紀州うめどりを超える程の、満足のいく鶏を育てる事に成功しました。
独自の風味と魅力を失うことなく組織新たに生まれ変わった紀州うめどりを、2023年11月より順次、再び全国の食卓へお届けいたします。
紀州うめどりの魅力
■梅のチカラで誕生した紀州うめどり
和歌山の特産品である梅干しの製造過程で出る大量の梅酢。この未利用資源の梅酢を和歌山県と株式会社紀州ほそ川が共同研究・技術開発し、不要な塩分を除去し有効成分のみを抽出したエキス「紀州梅そだち」を飼料に添加する事で、鶏が健康に育ち高品質の鶏肉が生まれました。
和歌山県北部に位置する有田川町の、水と空気がきれいな恵まれた自然の中で、のびのびとストレスがかからない環境で育てられた紀州うめどりは、鶏本来のおいしさがギュッと凝縮されています。
■美味しさを公的機関と実証したブランド鶏
紀州うめどりは鶏肉特有の臭みもほどんどなく、プリッとした弾力があるのに、肉質は柔らかくてとってもジューシー。公的な機関である和歌山県養鶏研究所と研究をした結果、安全・安心で、その美味しさを科学的に実証したブランド鶏です。
「紀州梅そだち」を与えた紀州うめどりは、胃腸の状態が改善され、栄養を効果的に吸収できるように。また梅の働きにより血液の流れや代謝がスムーズになります。病気に対する抵抗力が高まり、生存率や鶏肉の保水力が向上。その結果、臭みの少ないぷりぷりした肉質になります。
※データはすべて和歌山県養鶏研究所による研究結果による
※グラフ中の1倍区は「紀州梅そだち」を0.14%、0.5倍区は0.07%添加。
■多くの評価を受けています
商品化されてまだ間もない2008年の食肉産業展「地鶏・銘柄鳥食味コンテスト2008」にて最優秀賞を受賞。また2006年以降、過去10年間で優勝した鶏だけを集めて行われたグランドチャンピオン大会でも、全国の有名なブランド地鶏を押しのけて準優勝に輝きました。
全国的に知られている有名レストランでも数多く採用。とくに美食家の間では知る人ぞ知るブランド鶏で、和歌山の地域ブランドとして、安全・安心を基本に幅広い分野で優れた県産品に与えられる「プレミア和歌山」にも認定されています。
受賞実績
【食肉産業展 】鶏肉部門 全国優勝2008
【食肉産業展 】歴代グランドチャンピオン大会 準優勝2015
FOOD ACTION NIPPON AWARD 2010
FOOD ACTION NIPPON AWARD 2016
安藤百福賞
和歌山県農林水産業賞
ちいき経済賞「ふるさとスピリット賞」(地域経済研究所)
立ち上がる農山漁村選定証
異業種交流成果優秀技術賞
中小企業長官賞
食と地域の「絆」選定証
プレミア和歌山
復活までの道のり
和歌山県と「紀州うめどり・うめたまご協議会」が、地元・和歌山の地域資源として、何年もかけて大事に育ててきたブランド『紀州うめどり』。そんなうめどりを、まさかの事態が襲いました。
2019年12月、この『紀州うめどり』の生産を一手に担っていた組合の役員と従業員が対立。様々な経営問題が表面化し、委託先の生産農家・処理工場運営会社が経営破綻。『紀州うめどり』は惜しまれながら生産停止まで追い込まれてしまいました。
しかし、和歌山県、紀州うめどり・うめたまご協議会、そして新たに賛同くださった農家の方々、関係者の皆様の努力のおかげで、組織新たに、紀州うめどりは復活することとなりました。今では、新たな養鶏場で健康的に育つ紀州うめどりの姿を見ることができ、その美味しさを再び皆様にお届けできるようになりました。
今後も当社は、紀州うめどりがその独自の風味と魅力を失うことなく、安定して生産されるように全力で取り組んで参ります。美味しいだけでなく、命ある鶏の健康を考え、生産者の生活を考え、商品の安全を考え、一般消費者の安心を考え抜いた、想いの詰まった『紀州うめどり』を是非ともご賞味ください。
紀州ほそ川グループURL:https://kishu-u.me/
紀州うめどり・うめたまご協議会URL:https://umedori.com
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