福岡市が成果連動型民間委託による適正服薬推進事業を開始

福岡市および株式会社ヘルススキャン(代表取締役:大和田裕一)が2019年9月18日に締結した成果連動型民間委託契約に基づく適正服薬推進事業(以下、本事業)について、2019年11月に、対象となる市民への服薬情報のお知らせを送付し、事業を開始しました。ケイスリー株式会社(代表取締役:幸地正樹)は本事業の企画・運営を支援しています。
 本事業は、福岡市民の健康増進と医療費適正化を図ることを目的として、国民健康保険被保険者の服薬状況に基づき、重複、多剤、併用禁忌等の好ましくない服薬がある被保険者約8,000人を対象に3年間で4回服薬情報のお知らせを送付し、薬局・医療機関への相談を促す事業です。

 本事業の主な特徴は、以下の5つが挙げられます。

1. 成果連動型民間委託(※1)を活用
 本事業は、福岡市から事業者への支払いについて、成果に応じて支払う成果連動型民間委託による契約を締結しています。支払いに連動する成果指標は、「重複服薬者の改善率」、「併用禁忌服薬者の改善率」および「医療費適正化効果」の3つであり、成果に応じて最大47,600,000円、固定での支払いが10,000,000円、最大支払額合計は57,600,000円となります。

2. 競争環境を構築した事業者選定の実施
 広く一般から提案を募集するプロポーザル方式による事業者選定を実施(※2)しました。その結果3者から提案があり、より高い成果の見込める株式会社ヘルススキャンが選定されました。

3. より厳密な評価設計
 本事業は、対象群を設定する厳密な評価手法と第三者評価者として九州大学による検証を実施します。また、第三者評価者は、事業者からの委託ではなく、より中立な立場である中間支援組織から委託しています。

4. 事業を3年間で4サイクル実施することによる継続的な事業改善
 本事業の契約期間3年間で4回の事業サイクル(事業実施~評価~事業改善)を実施し、事業改善を継続して実施することでより高い成果を目指します。

5. モデル事業を経て本格導入
 本事業に先行して2018年度にモデル事業を実施し、必要なデータを収集・分析の上、本事業の成果指標や支払条件等を設計しました。

 ケイスリー株式会社は、全体の企画・設計や事業者選定支援等の案件形成から事業開始後の運営支援までの役割を担う中間支援組織として成果連動型委託契約を推進、株式会社ヘルススキャンは、民間事業者として本事業を実施、九州大学は本事業の第三者評価を実施します。

※1 外部の民間資金を活用する「ソーシャル・インパクト・ボンド」および民間資金を活用しない「成果連動型事業」を含む名称
※2 http://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/hokennenkin/business/tekiseihukuyakukekka.html

【実施体制】

 



【支払いに連動する成果指標】



【最大支払額】

 



【事業スケジュール】

 



【成果連動型民間委託事業概要】
[名称]適正服薬推進事業
[規模]57,600,000円
[期間]2019年9月から2022年3月
[行政機関]福岡市
[民間事業者]株式会社ヘルススキャン
[中間支援組織]ケイスリー株式会社
[第三者評価者]九州大学 

以 上

【本件に関するお問い合わせ先】
(事業内容に関するお問い合わせ)株式会社ヘルススキャン 大和田 info@healthscan.jp
(その他全般に関するお問い合わせ)ケイスリー株式会社 幸地 contact@k-three.org

【会社紹介】
株式会社ヘルススキャン

[代表者]代表取締役 大和田裕一
[所在地]東京都渋谷区1丁目12番2号
[設立日]2014年4月
[事業概要]自治体向け医療費適正事業、生活習慣病重症化予防事業、検診の受診率向上事業などヘルスケア分野に特化した適正事業

ケイスリー株式会社
[代表者]代表取締役 幸地正樹
[所在地]東京都渋谷区渋谷3-26-16 第五叶ビル5F
[設立日]2016年3月18日
[U R L] https://www.k-three.org/
[事業概要]先端技術を取り入れた社会的インパクト・マネジメントや成果連動型官民連携など成果向上に向けた手法の研究開発・導入支援、EBPMの実装に向けたGovTechプラットフォームプロダクトの開発
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