建設業界にも向けた,古民家.orgのサイトをリリース

#Re古民家™活動として,建設業者向けサービスを強化

株式会社山翠舎

株式会社山翠舎(本社:長野県長野市、代表取締役社長:山上浩明)は、古民家の活用を促進させるため,古民家.orgのサイト(https://kominka.org/ )をオープンいたしました。空き家の古民家を減らすためには,再生,移築,そして部分活用する必要があります。その活用の仕方をRe古民家と名付けました。今まで扱ったことのない建設業の方にも広く知っていただき,アップサイクル活動を普及させていきたいと考えます。また「古民家の移築・再生における家屋を修繕する工法」を現在特許出願中です。

 

 

 

下記照会のT-HOUSE New Balanceで使用されている蔵の仮組み(古民家移築は一度工場で仮で組み、また分解してから現地で組み立てます)下記照会のT-HOUSE New Balanceで使用されている蔵の仮組み(古民家移築は一度工場で仮で組み、また分解してから現地で組み立てます)

『#Re古民家™』は,古民家の「再生」でもなく「リノベーション」でもありません。

築100年を超える家や蔵を「古民家」と定義しています。古民家に使用されている木材は、すべて国産の無垢材です。日本の気候風土の中で長い年月をかけて自然乾燥された良質な古木、それらを解体し組み上げる特別な技術。それは、私たち日本人にとって、失うと二度と元には戻らない大切な財産なのです。山翠舎では、これらの財産を現代に活かす活動をすすめています。ただし、古民家をそのままきれいに再生するだけでは用途が限定されてしまいます。コンクリート、金属、ガラスといった、クールで無機的な材料に、古木や古民家の軸組を合わせることで、今までにない表情を持つ空間をつくります。新しい建築材料や技術を組み合わせて、風雨や気温変化に耐える快適さも手に入れることができます。私たちの新たなプロジェクト『#Re古民家』は、“アップサイクル”な活動です。単に再生するだけでなく、古民家という財産を「再解釈」し「再構成」し「再活性化」し、サステナビリティの3Rである「Reduce」「Reuse」「Recycle」に貢献いたします。

この活動は,専門工事業として建設業者の皆様と取り組んでいきたいと考えております。具体的には,今後は山翠舎が元請けとして普及させるのではなく,例えば,電気業者や設備業者と同じような位置づけの専門工事業者として,古材の加工のみの工事をします。元請け施工業者と協業していければと考えています。

山翠舎の伝統技術と知見を活かして、専門工事業者として、古民家再生や移築、古材の加工のみを担う事業を拡大させていきます。

Photography:Takuya NagataPhotography:Takuya Nagata

Photography:Takuya NagataPhotography:Takuya Nagata

 

東京・日本橋浜町のT-HOUSE New Balanceでは、ニューバランスジャパンと安田不動産が協業し、デザインスタジオ兼ギャラリー&ストアスペースを新築し、山翠舎は古民家移築と伝統的建築技法のエキスパートとして参画しました。

<参考>
【古民家の移築·再生における家屋を修繕する工法に関する特許を出願しています】
株式会社山翠舎(本社:長野県長野市、代表取締役社長:山上浩明)は、1930年・昭和5年に長野県で創業した木工所(建具屋)から始まった会社であり、住宅建築、店舗内装業を経て、古木®を使った店舗デザイン・設計・施工、さらには古民家の移築・再生事業までを手掛けております。古民家の移築・再生における家屋を修繕する工法(「古民家ジャッキアップ再生」(商標登録出願中))を開発し、特許出願しています。山翠舎の持つ伝統的技術を広く普及させていきたいと考えています。

【「古民家ジャッキアップ再生」開発の背景】
古民家の柱や梁等に用いられていた、又は用いられる予定であった古材のうち、人々の想いや愛着が込められた上質で立派な古材があり、これを私たちは古木®と称して、トレーサビリティを確保した管理を行っております。この古木®には、夫々固有のストーリーが存在し、木材の煤け具合や刻まれた傷等が、かえって趣を感じさせる要因となり、そのような木材(即ち古木®)の再利用先(例えば、住居、店舗等)では、「味(味わい)」のある佇まいが醸し出され、再利用先の魅力を向上させることがあります。
古民家は、建造から相当な年数が経過していることから、この古民家を構成する床、壁、梁等に破損を生じさせることなく移築・再生する工法を見つけ出すことが企業の課題となっています。
この度申請した特許は、これらの課題を解決するものであって、「古民家ジャッキアップ再生」の工法を使用することで、床、壁、梁等に破損を生じさせることなく古民家を移築・再生することができ、古民家を蘇らせ、再び輝きを取り戻させるようになります。

【特許出願の概要】
出願番号 特願2021-091150
出願日 令和3年5月31日
発明の名称 家屋修繕方法
発明の内容 古民家等の家屋を修繕し、住宅資源を有効活用する技術

 

【今後】
山翠舎は古民家の物件探しから、古民家再生・移築の企画提案、施工まで、古民家に関する課題を解決し、多彩な提案を行ってまいります。


■関連URL
古民家.org:https://kominka.org/
株式会社山翠舎公式サイト:https://sansui-sha.co.jp

■ 会社概要
株式会社 山翠舎(さんすいしゃ)
設立 :1970年7月28日(創業 昭和5年)
本社所在地:長野県長野市大字大豆島4349-10
(東京オフィス:東京都渋谷区広尾3-12-30 1F)
電話:050-5445-1390
​問い合わせフォーム:https://sansui-sha.co.jp/contact/
主な事業内容:商業建築、飲食店・物販店・店舗改装及び内装工事、造作家具工事、
木製建具工事、個人住宅新築増改築工事全般、古木買取販売、古民家解体再生移築
ウェブサイト:https://www.sansui-sha.co.jp/

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会社概要

株式会社山翠舎

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URL
https://www.sansui-sha.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
長野市大豆島4349-10
電話番号
026-222-2211
代表者名
山上浩明
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1970年07月