毎月最大100キロが規格外として廃棄等されている、希少価値の高い高級食材「黒あわび茸」、食品ロスを削減する規格外野菜のサブスク「ロスヘル」が救う
黒あわび茸は100グラムで600円近くする、高級食材です。例えば「ロスヘル」のMパック(3,186円(税込・送料別))の場合、黒あわび茸100グラムを含め、約10品目をお届けします。「ロスヘル」では一般的な小売価格と比べ、最大30%安価に野菜を提供しています。
規格外野菜の定期配送サービス「ロスヘル」とは
「食品ロス」の量は年間522万トンとなっています(農林水産省調べ)。日本人の1人当たりに換算すると約41キロ。これは日本人1人当たりが毎日、茶碗1杯分のご飯を捨てていることになります。
当社はこうした「食品ロス問題」を解決するために、「規格外野菜」を定期配送するサービス「ロスヘル」をスタートしました。
規格外野菜とは味には問題がないのに、サイズが大きすぎる、逆に小さすぎる、あるいは形が不揃いといった理由で一般の流通ルートから弾かれ、廃棄されてしまう野菜のことです。ですが、味は規格品と比べて、何の遜色もありません。
「ロスヘル」では、そんな規格外野菜を全国各地から調達。一般的な価格より最大30%程度安価に毎月1回、定期便(月2,052円〜5,292円(税込))で提供しています。廃棄されてしまう規格外野菜を有効活用し、食品ロスの削減を目指す試みです。
全国的に栽培量が少ない希少きのこ「黒あわび茸」とは
「黒あわび茸」は、元々は亜熱帯地域で育つ希少性が高い高級食材です。大きな黒い「かさ」が特徴的で、食感がコリコリとしてあわびに似ていることから命名されました。栽培には高度な技術が必要で、全国の流通量は松茸より少ないと言われております。
和歌山では、この黒あわび茸はあるベンチャー企業が生産していましたが、2017年には事業継続を断念。和歌山県内での生産は途絶えることになりました。
しかし、他のきのこにはない美味しさを持つこの商品の可能性を信じ、2017年10月、和島興産株式会社が新規事業として高度な衛生管理が出来る最新設備の菌床栽培工場を設立、2018年から出荷を開始しました。
事業のスタート時は、キノコ栽培の未経験者で構成され、思い通りに生産が出来ず、苦労の毎日だったそうです。しかし、栽培の環境データの収集と分析と、経験を積むことで、生産の安定化が実現出来ました。
毎月100キロが厳格な規格から外れ、売り物にならない
「黒あわび茸」は、大きく立派な「かさ」が特徴です。ですが、「かさ」が少しでも割れてしまったり、ひびが入ったり、「かさ」が小さいと「規格外」となってしまい、店舗に並べることができなくなってしまいます。規格外として「売り物」にならない量は1ヶ月で100キロを超えることもあります。
立派な「かさ」を作るためには、温度、湿度、光の調節はもとより、きのこが呼吸をしやすいように換気するといった徹底的な管理が必要です。ただでさえ、希少性が高い高級食材な上、手間暇かけて作っても、「規格品」としてスーパーに並ぶのはわずか。そのため、なかなか目にすることがない「希少なきのこ」なのです。
黒あわび茸ファーム
当社代表・平井が「ロスヘル」を始めた背景
代表・平井の祖父は農家を営んでいました。不恰好な形の野菜も多かったのですが、食べてみるとすごく美味しかった記憶があります。一方、自宅周辺の畑をみると、食べるのにまったく問題のなさそうな野菜が「形が不揃い」「少し小さい」といった理由だけで捨てられていました。
起業にあたり、何を成し遂げるべきか。そのとき子どもの頃に見た、「あの風景」を思い出したのです。「もったいない野菜」をなんとかしないといけない。これまでの流通網では廃棄されるはずの野菜を安価に販売できれば、農家の収益性も高まり、祖父のように農業を諦めなくても済みます。
こうして「規格外野菜」の定額制販売サービス「ロスヘル」が生まれたのです。この事業で2030年までに食品ロスを10万トン削減したい。その目標に向かって、当社は日々、邁進しています。
会社概要
エクネス株式会社
所在地: 〒916-0037 福井県鯖江市上河端町36-4-3 2階
代表取締役CEO:平井康之
URL : https://www.exness.co.jp/
ロスヘルHP:https://losshelp.jp/
和歌山県和歌山市の生産者をご紹介もできます。お気軽にご要望ください。
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