8回目を迎えるアジア最大級のマーケティングカンファレンス「ad:tech tokyo 2016」が東京国際フォーラムで開幕 ! 大手広告主の参加が増加、自らデジタル戦略を主導
初日の来場者は4,104人。中田英寿氏×GMO熊谷正寿氏のキーノートをはじめ、公式セッションなど実施。
今回、展示会場への来場を初めて“招待制”として行った「アドテック東京」。シルバーウィークの合間であり、台風が近づいている天候の中にもかかわらず、会場には最新の知識・情報を得て、ネットワークを広げたいという意欲のある人たちが集いました。また、広告主の来場者も昨年より増加し、過去最高となる見込みです。
初日のキーノートでは、中田英寿氏とGMOグループ代表の熊谷正寿氏による「これからの日本プロダクトに必要な力、ブランディングの重要性」をテーマとした対談を行い、世界で戦うために行うべきこととして「日本の価値を高めるためにも、まず世界に向けて英語サイトをつくることが大切」といったメーッセージを送りました。北米コカ・コーラにてコンテンツマーケティングを推進し、最近スタートアップ企業を立ち上げたエマニュエル・セウジ氏、そして、ユーザー7億人以上のメッセンジャーアプリ、「微信(We Chat)」を手掛ける、中国・テンセント社のスティーブン・チャン氏が登壇しました。
午後からは公式セッションもスタート。【A-1】のIoTに関するセッションでは、日本マクドナルドの「ポケモンGO」とタイアップしたキャンペーンがいかにして実施されたのかといった事例も披露されました。そのほかにも、オンライン動画、オウンドメディア活用、スポーツのマーケティングといったテーマに関する現役マーケターのディスカッションが行われ「テクノロジーのコモディティ化」「コンテンツの質の再考」といったことが話に登りました。また、展示会場では、会場内の「プレゼンテーションステージ」や、各社の出展ブースなどで、たくさんのセミナーが行われました。
最終日となる2日目(9月21日)も、サン・マイクロシステムズの創業者であるWayinのスコット・マクネリー氏や、英国BBCワールドワイドのアリスター・マキューアン氏、とBBC.com のジョナサン・フィルダス氏、デジタルプロフェットのデビッド・シング氏(Shingy)がキーノートに登壇。
さらに、18:30からは、フェノックス・ベンチャー・キャピタルが主催する世界的なスタートアップコンペティション「STARTUP WORLDCUP」の日本地区大会決勝が行われるなど「スタートアップデー」となります。
■ 業種別参加比率(9/20現在)
広告主 27.5%
広告会社 44.8%
オンラインパブリッシャー/メディア 11.6%
ソリューションプロバイダー 10.7%
その他 5.4%
■アドテック東京2016 概要
日 時:2016年9月20日(火)~21日(水)
会 場:東京国際フォーラム 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5−1
カンファレンスプログラム:7キーノート、45カンファレンスセッション
公式スピーカー:日本マクドナルド/アサヒビール/パナソニック/ヤマト運輸/
ユニリーバジャパン・カスタマーマーケティング/アウディ ジャパン/帝人/
富士フイルム/エステー/資生堂/日立製作所/キリン/
日本ロレアル/SMBC日興証券/シャープ をはじめ201名(同不順)
出展企業:Google、Facebook Japan、GMOインターネット、MERY、KPIソリューションズ など
<スポンサー>
ダイヤモンドスポンサー: MERY
プラチナスポンサー: LINE
ゴールドスポンサー:博報堂DYホールディングス、博報堂、大広、読売広告社、
博報堂DYメディアパートナーズ、GMOインターネットグループ、Google、テンセント
シルバースポンサー:Facebook Japan、セールスフォース・ドットコム
ブロンズスポンサー:a-works、サイバーエージェント、アイレップ、SAPジャパン
主催:コムエクスポジアム・ジャパン株式会社
公式サイト:http://adtech-tokyo.com/ja/
■ad:tech について
→アドテックは世界の主要都市(ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、シンガポール、ニューデリー、シドニーなど)で開催される国際マーケティングカンファレンス。広告主、エージェンシー、ソリューションプロバイダー、メディアなど、各ジャンルのマーケターが集まる。日本では2009年に初開催し、2016年で8回目を迎える。アドテクノロジーにとどまらず、あらゆるテクノロジーが企業のマーケティングマネジメントにかかわるようになる中で、常に最先端の情報を届けている。
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