ライブリッツ野球データ分析サービス「キューステ！」にミズノMA-Qとの連携機能を開発

～スマホアプリで投球データと映像の分析が可能に　スキルアップや指導に利用～

ライブリッツ株式会社

2020年7月15日 11時02分

ライブリッツ株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役：村澤清彰、以下ライブリッツ）は野球の試合のスコアや映像を一括して管理・分析しチーム強化に活用できるサービス「キューステ！スポーツチーム向けサービス(以下キューステ！)」に、ミズノ株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：水野明人、以下ミズノ）製の野球ボール回転解析システム MA-Q*1 のデータを取り込み投球解析ができる機能を開発しました。「キューステ！」利用者はオプション機能としてスマートフォンの専用アプリケーションで利用できます。MA-Qで取得できる投球の回転数や回転軸、速度等のデータと、ビデオカメラやスマートフォンで撮影した投球の映像を組み合わせ、映像を比較したりデータをグラフで確認したりしながら管理・分析ができ、選手のスキルアップや監督・コーチのアドバイスに役立てることができます。

キューステ！はスポーツチームに向けたチーム強化クラウドサービスで、ライブリッツが構築したプロ野球団向けのデータ分析システムで採用したAI・IoTなどの最新技術を活用しています。2019年にサービスをスタートし、これまで社会人野球チームＪＸ-ＥＮＥＯＳ野球部*2や日本男子ソフトボールリーグ所属の日本エコシステム*3、台湾プロ野球チーム・楽天モンキーズ*4など複数の競技・チームが利用しています。

■機能の主な特長
・投球のMA-Qデータと映像を紐づけ、同時に確認できる
・データを蓄積し、日付、投球者のほかに球速や回転数、回転軸などでも検索できる
・データを自動でグラフ化し分析できる
・映像の上に線や円を描き込める
・ふたつの映像を横や縦に並べたり重ねたりして再生でき、比較が容易かつ多角的に分析できる

画面イメージ

映像は多様な比較再生が可能

【キューステ！スポーツチーム向けサービスお問い合わせ窓口】

利用のご希望やサービス詳細のお問い合わせはライブリッツのホームページ https://www.laiblitz.co.jp/contact/ の、お問い合わせフォーム「ビジネスについて」よりご連絡ください。

ライブリッツは複数のプロ野球球団に対してIT戦略的パートナーとしてのチーム強化システムの構築・運用をてがけており、導入した球団はリーグ優勝や日本シリーズ制覇という実績を挙げています。2018年4月にはAI・IoTを活用した選手トラッキングシステム「Fastmotion」を構築し、日本球界で初めて守備や走塁動作等のデータ化に成功しました*5。

今後「キューステ！」は専用アプリケーションの機能拡張を進めるとともに、野球、ソフトボール以外の他競技への提供など、サービスの進化と拡充を進めていきます。

ライブリッツはこれからもスポーツにITを活用したサービスを提供し、国内・海外のスポーツ界を盛り上げていきます。

*1 専用センサーが内蔵された野球向けトレーニング用ボール。ボールの回転数や回転軸、速度などを記録、計測し、分析が可能。
https://www.mizuno.jp/baseball/products/MAQ.aspx#about
*2 野球データを分析しチーム強化に活かす「キューステ！アマチュア向けチーム強化サービス」を提供開始(2019年12月)
～プロ野球向けの戦略的強化システムのノウハウを活かしたサービスをＪＸ-ＥＮＥＯＳ野球部が導入～
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000032744.html
*3 野球データを管理・分析する「キューステ！アマチュア向けチーム強化サービス」、ソフトボールチームに提供開始(2020年3月)
～日本エコシステム(日本男子リーグ)および日本女子リーグ所属チームの2チームが導入～
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000032744.html
*4 ライブリッツ、海外へ初進出！台湾プロ野球チーム・楽天モンキーズにサービスを提供(2020年5月)
～日本プロ野球界で進化したチーム強化システムの最新技術をグローバル展開～
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000032744.html
*5 福岡ソフトバンクホークスライブリッツ社の野球選手AIトラッキングシステムをチーム戦略に活用(2018年4月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000032744.html