【W受賞】完全栄養食の味噌汁を開発するMISOVATIONがFood Tech Venture Day NEO Vol.2にて「和多屋別荘賞」「UnlocX賞」をダブル受賞

伝統食品に新たな付加価値を生み出し、日本の文化を未来へ残す取り組みが評価

株式会社MISOVATION

ピッチに登壇したMISOVATION 斉藤と審査員のUnlocX 住氏、和多屋別荘 小原氏
受賞者とイベント参加者の集合写真

日本の伝統食×テクノロジーを通じて健康寿命の延伸を目指すフードテックベンチャーの株式会社MISOVATION(本社:東京都中央区、代表取締役:斉藤悠斗、以下 MISOVATION)は、2025年4月11日に開催されたピッチイベント「Foodtech Venture Day NEO Vol.2」において、参加11社の中から『和多屋別荘賞』および『UnlocX賞』をダブル受賞しました。日本各地の味噌蔵と連携した伝統食品の高付加価値化(完全栄養食化)と流通・マーケティングを一気通貫で支援するビジネスモデルおよび社会的インパクトが評価されました。

「Food Tech Venture Day NEO Vol.2」 について

Foodtech Venture Day Neoは、先進的な技術・アイデアで新たな食の未来の創造をめざすパイオニア(スタートアップやベンチャー)企業と大手事業者との共創を具体的に進めるピッチイベントです。第2回となる今回のテーマは 「日本の伝統 × テクノロジー」。世界の食産業を牽引し得る可能性を秘めた日本の伝統的な食文化や技術が、テクノロジーによってどのように進化し得るのか、またその潜在力を解放するにはどのような取り組みが必要か――これを主軸に11社がピッチを実施。大手事業者8社が応援したい企業にアワードを授与し、具体的に共創を進める目的で審査が行われました。当日は約70名が現地来場し、リアルならではの試食・デモンストレーションを通じたネットワーキングが盛り上がり、業界横断で“食の未来”を共創するエコシステムが加速したイベントとなりました。

日時:2025年4月11日 17:00~

場所:官民共創HUB(東京都港区)

主催:株式会社UnlocX、株式会社リバネス

<審査員>株式会社和多屋別荘 代表取締役 小原 嘉元氏のコメント

UnlocXと弊社のW受賞おめでとうございます。弊社は旅館でありながら2020年より2万坪の敷地を活用し、サテライトオフィスおよびインキュベーション事業を推進しています。Foodtech Venture Day Neoでは、そのインキュベーション施設に1年間入居できる権利を贈呈しており、前回受賞のクオンクロップ(世代に多様かつ持続可能な「食と農」をつなぐをパーパスに掲げる)は今年の3月より入居し、地域文化である「うれしの茶」を中心としたティープログラムを可視化する共創ビジネスを既に始動しています。

また、嬉野はお茶文化とともに温泉湯どうふ文化(大豆)もあり、御社の圧倒的なネットワークやリソースを活用すれば大豆の食文化の本来価値の発揮や付加価値の創出が実現すると考え御社に和多屋別荘賞を贈呈することにしました。

クオンクロップをはじめとする企業群(13社:4月末時点)とともに嬉野で共創ビジネスを展開しましょう。期待しています。

<審査員>株式会社UnlocX 取締役 Co-Founder 住 朋享氏のコメント

「海外に行くと、ふと無性に味噌汁が飲みたくなる」――そんな気持ちを抱くのは、きっと私だけではないと思います。日本各地に存在する1,200以上の味噌蔵や、地域ごとに育まれてきた多様な味噌汁の文化。味噌はまさに“日本の食の歴史と文化そのもの”だと言えるでしょう。近年、食の欧米化や多様化、健康志向による減塩の流れの中で、味噌の消費は年々減少しています。そんな中MISOVATIONが挑戦するのは、日本の伝統食文化にイノベーションをもたらす取り組みは、味噌を古き良き日本食から「おいしく、健康的で、多様性に富んだスーパーフード」へと再定義し、その魅力を次の世代へとつなぐという活動に深い感銘とワクワクとした感情が沸き立ちました。

Foodtech Venture Day Neoは、未来を変える可能性を秘めたスタートアップ・ベンチャー企業と、日本の食の未来を担うキープレイヤーが出会い、共創を育む場です。今回のテーマは「日本の伝統 × テクノロジー」。その象徴ともいえるMISOVATIONに、UnlocX賞をお贈りさせていただきました。

これからも、ともに力を合わせて、日本の食文化の未来を明るく照らしていきましょう!心からの応援を込めて。

株式会社MISOVATION 代表取締役 斉藤悠斗のコメント

このたび、和多屋別荘賞とUnlocX賞という名誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。味噌という伝統食の価値を「健康」の視点で再発見し、マーケティングや流通の課題をDXで解決する。そんな私たちのビジョンに共感し、ともに歩んでくださる味噌蔵の皆様やパートナー企業の皆様、そして今回ご評価くださった審査員の皆様に、改めて深く感謝申し上げます。

私たちは、味噌文化を守るには小さなステップではなく、大きなジャンプ=テクノロジーによる市場創造が必要だと考えています。D2CからスタートしたMISOVATIONは、今では日本各地の味噌蔵様を支援するB2Bプラットフォームへ進化中です。和多屋別荘様・UnlocX様と連携し、“食を通じた持続可能な健康文化”を社会に根付かせていきます。

これからも日本各地の味噌蔵と力を合わせ、伝統とテクノロジーを融合させた新しい経済モデルを世界に発信してまいります。引き続き、ご支援・ご指導のほどよろしくお願いいたします。

株式会社MISOVATION 会社概要

株式会社MISOVATIONは「日本の食×テクノロジーで世界を健康にする」をビジョンに掲げ、市場が縮小傾向にある味噌の高付加価値化と流通のDXに取り組むフードテックベンチャーです。日本各地40以上の伝統味噌蔵と連携し、発酵技術、食品加工技術、栄養設計技術、DX流通モデルを駆使して、完全栄養食の味噌汁「MISOVATION」とクラフト味噌汁の定期便「MISOBOX」を展開しています。


会社名:株式会社MISOVATION
​所在地:東京都中央区日本橋3-1-3 xBridge-Global
代表者:代表取締役 斉藤悠斗
設立:2021年3月
事業内容:伝統食品の高付加価値化および流通DX

URL:https://misovation.com


<受賞・採択実績>
・広島県主催 第4回Campsアクセラレーションプログラム採択
・JAアクセラレーター第3期 優秀賞
・ICCサミット KYOTO 2022 D2C&サブスクカタパルト 入賞
・スタートアップ海外展開プログラム「SCAP」採択
・経済産業省主催「J-StarX」第1期 採択
・グローバル事業共創プログラム「Well-BeingX」採択
・日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社【2024年版】」 選出
・Future Food Fund主催「K,D,C,,, Food Challenge」第5回 優勝


<代表プロフィール>
1994年生まれ。宮崎県出身。栄養士。東京農業大学 応用生物科学部にて分子栄養学やうま味の臨界期に関する研究に従事。大学卒業後、カゴメ株式会社、株式会社リクルートキャリア(現・株式会社リクルート)にて勤務。重度の認知症を患った祖父の介護経験から「平均寿命と健康寿命の10年の差」に課題を感じ、味噌の機能性を通じた健康へのイノベーションを目指して2021年に株式会社MISOVATIONを創業。Forbes JAPAN「NEXT100」選出。

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会社概要

株式会社MISOVATION

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URL
https://misovation.com
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区日本橋3-1-3 xBridge-Global
電話番号
-
代表者名
斉藤 悠斗
上場
未上場
資本金
150万円
設立
2021年03月