ギオン、全社的な安全意識と運転技能の向上を目指し「ドライバーコンテスト」を実施

〜全国から選出された代表ドライバー9名が「たこつぼコース」に挑戦〜

株式会社ギオン

2025年12月5日 10時10分

総合物流事業を展開する株式会社ギオン（本社：神奈川県相模原市、代表取締役社長：祇󠄀園彬之介）は、全社的な安全意識の向上およびドライバーの運転技能向上と事故削減を目的に、2025年11月25日（火）に「ドライバーコンテスト」をギオン厚木センター（神奈川県）にて実施いたしました。

開催背景

当社は、事故発生率５％（事故発生件数/保有車両台数）以下の達成を目指し、自社トラックへのAIドラレコの導入やフォークリフト競技会の実施など、安全運行に関する継続的な取り組みを行ってまいりました。その継続的な取り組みの一環として、当社にとって初めての試みとなる「ドライバーコンテスト」を実施いたしました。

本コンテストには、全国の各拠点から選出された代表ドライバー9名が参加し、ドライバー一人ひとりが自身の知識と技術を見つめ直すきっかけとなりました。

コンテスト概要

開催日: 2025年11月25日（火） 9:00〜15:00
会場: ギオン厚木センター（神奈川県）
参加者: 全国拠点から選出された代表ドライバー 9名
協力: いすゞ自動車首都圏株式会社
競技内容: 実技競技、安全講習座学、学科試験を通じてドライバーの総合的な能力を評価。

競技内容と大会ハイライト

当日は、午前中に実技競技と安全講習座学、午後に学科試験が実施されました。

実技競技：正確な車両操作が求められる「たこつぼコース」

4t車を使用し、出入り口が一つしかない四角形の狭いスペースに前進で進入し、切り返しを行いながら方向転換し前進で脱出する「たこつぼコース」にて実施。プロのドライバーに求められる、正確な車幅感覚と高度な車両操作技術が試されました。

座学・学科試験：知識と意識の再確認

実技競技後には、いすゞ自動車首都圏株式会社にもご協力いただき、改めて安全運転の基本と最新の知識を確認する安全講習座学が行われ、ドライバーとしての安全意識の統一を図りました。

午後は、法令や事故防止の根幹となる知識を問う学科試験を実施し、技能だけでなく知識面からも安全作業の基礎力を総合的に評価しました。

結果発表

実技、学科の総合評価をもとに表彰が行われました。上位3名には副賞として賞金が贈られました。

＜優勝者からのコメント＞

運行管理を担当する者として、実技・学科ともに良い成績で優勝することができ、ほっとしています。特に、実技で満点を取れたことは大変嬉しく思います。これからは、後輩たちが私の後に続いてコンテストに挑戦してくれることを願い、私自身も技術と知識を磨き、ギオンの安全水準をさらに高めていけるよう、日々の業務に取り組んでまいります。

安全運行の基盤となる健康経営への取り組み

閉会式後には、ドライバーの「安全運行」の基盤となる「健康経営」の一環として、当社グループ会社が運営しているトレーニングジムのトレーナーによる、ドライバー向けの「運動プログラム（8分程度）」が実施されました。

長時間同じ姿勢でいることが多いドライバーのために開発されたこのプログラムを通じ、プロとして健康を維持していく重要性も再確認しました。

当社は、今後もドライバーの技術向上、安全意識、そして健康維持に継続的に取り組み、お客様へ「安全と品質」を最優先にした高品質な物流サービスを提供してまいります。

当日の様子は、ギオン公式noteでも紹介しています。
https://note.com/quiet_tern6604/n/n7ec24cec5e60

ギオングループについて

神奈川県相模原市に本社を置き、「運ぶちから、未来をつくる」をミッションに掲げる総合物流企業。「人の生活になくてはならないもの」をコンセプトに据え、主軸の3PL（サードパーティロジスティクス）事業では食品を中心に幅広い物流を請負い、「環境」「健康」分野にも領域を拡大。全国に100拠点以上を展開しています。