「もしも、市が1つの民間企業だったら?」『もしわたしが「株式会社流山市」の人事部長だったら』(手塚純子 著)2020年12月15日発売
株式会社木楽舎(本社:東京都中央区、代表取締役:小黒一三)は『もしわたしが「株式会社流山市」の人事部長だったら』(手塚純子 著)を2020年12月15日に発売いたします。
■まちをみんなでつくる
千葉県流山市。人口減少、高齢化社会の中にあって、 この10年間で人口は3万人以上増え、
30~40歳代の年齢人口ボリュームが一番多い、全国的にも稀有な自治体です。
そこに移住してきた関西人、手塚純子。
ビジネスパーソンだった著者が産休に入り、 まちの中を老若男女が静かに行き交う姿を見て
「もしも、市が1つの民間企業だったら?」と妄想し、1人黙々と筆を走らせたことから全てが動き出しました。
世の中は大きな変化を始め、 地方のコミュニティスペースが、オンラインでできること、
オンラインでは代えられないこと、 という、コミュニティの可能性について考える本です。
自分の暮らすまち、暮らしたいまちであなたが何をするか。
ひらめきやきっかけを生み出して「私にもできるかもしれない」と 行動に移していだけるような一冊です。
Amazonでは、発売前の段階で社会学のカテゴリで新着ランキング1位にも。( ※2020年11月29日時点。Amazonカテゴリ社会と文化)
■内容
千葉県流山市に移住し、育児休暇を機にこのまちを知りたくなった。同じ育休中の女性や定年退職された人など、
日中まちにいる人たちが活躍できる場所や機会がつくれたら、このまちはもっとよくなるんじゃないか?
いっそのこと、流山市は株式会社、市長が経営者、市民が従業員で、もし自分がまちの人事部長だったら、
どんな人材育成・人材配置をしたら、まちの課題は解決していくのだろうか…?彼女の妄想が、行政を、学校を、企業を、そして、あなたを動かしていく。
【推薦コメント】
地域の盛衰を決めるのは 他でもない『人材投資』だ。
小さな挑戦が大きな渦を巻き起こし、 まちを変えるリアルストーリーに学ぼう。
―――まちビジネス起業家 木下斉
「地域づくりは人づくり」という言葉を 地で行く取り組みだ!
―――コミュニティデザイナー 山崎亮
最も情熱的で最もリアルな まちづくりの話が学べる人
―――株式会社ジモティー代表取締役社長 加藤貴博
■目次
はじめに
machiminの概要 -まちが1つの企業だとしたら?-
CHAPTER 1 流山市に移住。machiminをはじめるまで
ドラッカーと部活動 人材育成にハマる
ボランティアをきっかけに、流山市とつながる
市民団体WaCreation設立 時間との戦い
シビックプライド(市民の誇り)を賭けた挑戦と新たな出会い
「株式会社流山市」の人事部長、動きます
「みりんの魅力再発見プロジェクト」から、
流山駅の一角にある「一等地」を獲得するまで
machiminを、まちのみんなでつくる
CHAPTER 2 machiminという 場 は どのように育ったか
なぜ、流山市を株式会社にたとえるのか
「ヒト」を育てるための研修を行うメソッド
公共性と事業性の間にこだわる
公共性は他人の評価、少しずつ身についていく
machiminの理念を体現 廃材アップサイクルラボとは?
コラム 縁側の小噺 万能調味料・本みりんがmachiminのうまみ・コクになる
万能調味料・本みりんがmachiminのうまみ・コクになる
観光案内所横の菓子製造所の謎に迫る
菓子製造所@machimin オリジナルレシピ開発秘話
どのように人を集め、ブランディングしていったか?
プロジェクト最大の 壁 は、どんな人に声をかけるか
研修に参戦する主婦現る
大量受注からの「ひだまり」の青年たちへの作業発注
医師に看護師というパートナーがいるように 佐藤恵美さんという私のパートナーについて
CHAPTER 3 machiminには なぜ人が集まるのか
まちを学校にするために センセイを集め、育て、実践する
糸かけ数楽(すうがく)アートで、数学の神秘に気づく―あそびとくらすラボ
着物がワンピースに―廃材アップサイクルラボ 1
ラボそのものもアップサイクル―廃材アップサイクルラボ 2
藁フェスも開催する農業体験―こめとやさいとくらすラボ
流鉄ギャラリーを企画・運営 ここに集まる理由
「好きなこと、得意なこと、やりたいことがない」主婦の自己実現
クリスマスを目前に牧師と僧侶が対談する
「わかりあえない」を「わかりあう」ために 壁画プロジェクトが教えてくれたこと
CHAPTER 4 machiminをアップサイクルさせる仕掛けをつくる
プロジェクトを再定義「本みりん研究所」に
働き盛りの男性・子育て中の父親が地域にかかわる方法の模索
流山の名物「切り絵行灯」を鑑賞するだけでなく、参加する
長野県の飯綱町奈良本地区へ「移動machimin」の実施
CHAPTER 5 machiminが多拠点に進化・発展する
研修を終えるタイミング―ヒトの自立
人材育成におけるキーパーソン、橋本文(はしもとあや)さん
machiminの手綱をはなすとき
machiminを分解し、運営していくということ
人材配置は、アートのように
machiminを「自立する仕組み」にし、のれんわけしていきたい
CHAPTER 6 CROSSTALK 流山市長(本物)×「株式会社流山市」の人事部長(自称)
流山市民の潜在的な能力を最大限に活かすには?
「自分が住みたいまちをつくるために転入する」という発想
「withコロナ」が父親たちのまちの出番をつくるかもしれない
■著者プロフィール
手塚純子(てづかじゅんこ)
株式会社WaCreation 代表取締役社長(本社:千葉県流山市)
1983年大阪生まれ。大阪府立北野高等学校卒業後、神戸大学経営学部入学。体育会アメリカンフットボール部で組織マネジメントを実践し、人や組織のおもしろさにどっぷりはまる。ゼミは人的資源管理を専攻。新卒で(株)リクルートに入社し、営業・人事・企画を経験。ビジョン策定浸透・採用・人材育成などの分野でプロデュースを強みとする2児の母。第二子の育休中に起業。2017年6月より流山市子ども・子育て会議委員、2019年4月より国立大学法人千葉大学非常勤講師、2020年4月より千葉県立特別支援学校流山高等学園学校運営協議会委員、2020年7月より柏市教育福祉会館運営支援コーディネーター。沸点低め。矛盾しながら両立しているものに美学を感じる。生牡蠣とオムライスが好き。
■株式会社WaCreationについて
株式会社WaCreation~壁を壊して、輪を創る~は、「ないなら創る、欲しいなら創る、あるもの活かす、みんなでやる」という考え方を大切にしている、“人がいつ何時でも活きて生きることができる毎日”を目指すまちづくり会社です。machimin‐まちをみんなでつくる‐を4拠点運営し、参加型のまちづくりを推進しています。
本社:〒270-0164千葉県流山市流山1‐264machimin1
代表:手塚純子
設立:2018年1月5日
事業:まちづくり事業(人材育成、コミュニティデザイン、企画プロデュース、リビングラボ、菓子製造、喫茶営業など)
HP :https://wacreation.com/
【書籍概要】
発売日 : 2020/12/15
単行本(ソフトカバー) : 268ページ
価格:本体1500円+税
ISBN-10 : 486324150X
ISBN-13 : 978-4863241503
寸法 : 21 x 14.8 x 2.1 cm
出版社 : 木楽舎 (2020/12/15)
言語: 日本語
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