サステナブルなパッケージの新工場、ドイツで稼働開始

NISSHA株式会社

NISSHAグループのNissha Schuster Kunststofftechnik(以下、Nissha Schuster)は2023年4月21日、ドイツで環境配慮型製品の新工場の稼働を開始しました。

サステナビリティへの関心がグローバルに高まるなか、脱プラスチックや環境負荷低減に資する製品が注目を集めています。NISSHA(以下、当社)はこれを事業機会と捉え、主に植物由来の材料を用いたサステナブル成形品のecosense moldingと、単一素材(紙)としてリサイクル可能な蒸着紙ecosense packagingを展開しています。



Nissha Schuster KunststofftechnikNissha Schuster Kunststofftechnik

Nissha Schusterは自動車向けプラスチック成形品に加え、医薬品パッケージなどにecosense molding を欧州で提供しています。ecosense moldingのラインアップの一つであるPulp-Injectionは、パルプ、でんぷん、水を主原料とする射出成形品です。プラスチックと同等の形状再現性と強度があり、プラスチックよりも軽量で、欧州では紙としてリサイクルが可能です。




ecosense molding Pulp-Injection 自己注射器(医薬品)用トレーecosense molding Pulp-Injection 自己注射器(医薬品)用トレー

今回のNissha Schusterの新工場稼働は、ecosense moldingの生産能力を大幅に拡大するものとなります。当社は新工場の稼働開始を通して、医薬品に加えて化粧品のパッケージ向けなど、対象領域の拡大を図りたいと考えています。そのうえで、ecosense molding で2030年に100億円以上の売上規模を目指します。


なお、新工場には太陽光パネルを設置しました。製造工程の自動化などにより生産性の向上を図りながら、効率的で持続可能な生産体制の構築を目指します。


関連情報


(写真左から)Minister of Economy Thüringen, Wolfgang Tiefensee/Nissha Schuster Kunststofftechnik, Technical Managing Director, Ralf Ur(写真左から)Minister of Economy Thüringen, Wolfgang Tiefensee/Nissha Schuster Kunststofftechnik, Technical Managing Director, Ralf Ur

新工場の稼働開始に際し、Nissha Schusterはドイツ・テューリンゲン州から「Hidden Champions」に認定されました。これは、同州において世界に通じる優れた技術やビジネスを展開している企業に贈られるものです。








Nissha Schuster Kunststofftechnik の概要

所在地:Lauchaer Höhe 13, 99880 Waltershausen, Thüringen, Germany

代表者:Roland Beil

設立:1995年

事業内容:自動車の周辺部品・内外装部品向けプラスチック成形品の生産、販売/パルプ成形品、バイオコンポジット成形品の生産、販売

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会社概要

NISSHA株式会社

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URL
https://www.nissha.com
業種
製造業
本社所在地
京都府京都市中京区壬生花井町3
電話番号
075-811-8111
代表者名
鈴木順也
上場
東証プライム
資本金
121億1979万円
設立
1929年10月