株式会社Geek Guild、AIモデルを小型化する「キャッシュAI」を開発
小型言語モデルによる高速かつセキュアなAIの新たな時代の幕開け
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
株式会社 Geek Guild(本社:京都市西京区御陵大原1番地36 代表取締役:尾藤美紀)は、AIの小型化を行うことに特化した企業です。我々は、ChatGPTを代表とする大規模言語モデル(LLM)を対象とした小型化およびハルシネーション対策ができる「キャッシュAI」の本格的リリースに向けて、4月1日(月)にプロジェクトを開始します。APIサービスの提供を目標とします。
当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースはGeek Guildの夢です。
■課題・背景
生成AIの活用が注目されていますが、ChatGPTのような大型言語モデルには課題があります。 米国企業の調査では、セキュリティやプライバシーの懸念を理由に、企業・組織の75%が生成AIアプリケーションの禁止の検討、禁止の実施をしていると報告されています。(出所:Why Are So Many Organizations Banning ChatGPT?) さらに、LLMの学習コストが高いことも、導入障壁になっています。
そこで、モデル維持にかかる時間的・人的コストが少なく、企業のセキュリティ境界内で運用できる、小型言語モデルが、今後のトレンドとなります。 小型言語モデルは、大型言語モデルのように、すべてを実行するのではなく、狭い領域のタスクに対して最適化されるため、高速かつ正確になります。
■開発の想い
株式会社Geek Guildは、持続可能な超高齢化社会の構築をミッションとし、AIの小型化の研究開発に取り組んできました。当社はみんなが快適で質の高い生活を送ることができるよう、AI技術を社会実装することを目指しています。
■技術の特徴
*AIモデルの小型化
「キャッシュAI」はAIモデルを小型化し、処理時間を短縮することで、AI開発と運用にかかるサーバーコストを1/10に削減することを目指しています。特に、生成AIや言語モデルの小型化が重要視されており、製品サービス化に向けて取り組んでいます。
*ハルシネーションの防止
生成AIの導入に関しては、「信頼に関連する問題」が経営層の4人中5人に影響を与えていることが大手外資ITベンダーの調査から明らかになりました。
ハルシネーションの問題解決には、プロンプトの工夫や、外部データベースのベクトル検索などの技術手法が有効であり、RAG(Retrieval-augmented Generation)と呼ばれる手法が開発されています。Geek Guildは、独自の技術「キャッシュAI」を用いてハルシネーション問題の解決に取り組んでいます。
RAGとは別の独自手法として、「キャッシュAI」の開発を進めます。
■研究開発の流れ
キャッシュAIの技術開発は、当社独自の研究成果であり、各国で特許出願がなされ、アメリカで特許権を取得しました。今後は、論文発表やプレスリリースを通じて技術の詳細について広く共有していきます。
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
■会社概要
商号 : 株式会社 Geek Guild
代表者 : 代表取締役 尾藤 美紀 花村 慎介
所在地 : 〒615-8245 京都府京都市西京区御陵大原1番地36 310号室
設立 : 2018年6月
資本金 : 3600万円
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