【コロナ禍で店舗数260%】アパレルD2Cブランドが日本橋髙島屋へ出店する理由

kay me 株式会社

「挑戦する人を応援する」をミッションとし、自宅で洗えるストレッチ素材のスーツやワンピースなどのウェア・バッグ・ジュエリーを展開している日本製D2Cブランド「kay me(ケイミー)」(kay me株式会社 東京都中央区銀座 代表取締役 毛見 純子)は、2020年緊急事態宣言後、有楽町、横浜、京都、名古屋栄、福岡、梅田に続き、2021年9月1日(水) 東京 日本橋の百貨店内(髙島屋本館3階)に12店舗目となる新店舗を開店することをお知らせいたします。
 新型コロナウイルスの感染拡大から緊急事態宣言が発令され、日本経済が停滞する中、2011年の創業以来、日本製D2C* ブランドとしてオンラインを接点に顧客とのつながりを拡大し続ける「kay me(ケイミー)」が、今なぜ、百貨店への出店を増やすのか。
※D2C = Direct to Consumer(お客様と直接つながりそのご要望に応じた「ものづくり」を工場と一緒に行う。その工程やストーリーも一緒にお届けできるビジネスモデル)



■ コロナ禍でリアル店舗のOMO戦略の存在感が増す
 経済産業省が発表した「令和元年度 電子商取引に関する市場調査」によると、2020年の衣類・服装雑貨等のECの市場規模は前年比16%増の2.2兆円。ECにおけるアパレル業界はもともと高成長分野でしたが、コロナ禍でさらに成長速度が増しています。また、リアル店舗とECでの消費者購買指数(前年比)を月別に見ると、新型コロナウイルスの感染拡大以降、ECがリアル店舗を上回っていることが分かります。コロナ禍で店頭での対面コミュニケーションや催事/イベントなどが制限されたことで、リアル店舗を持つアパレル企業もオンラインを通して顧客との接点を深めるデジタル施策やECへの移行など、デジタルシフトを余儀なくされています。
 


 また、購買行動の全てをオンライン上で完結できるようになった今、リアル店舗は「販売店舗」としての機能に留まらないフィジカルな体験価値を提供する場として、リアル店舗の存在意義も変わりつつあります。
このように、コロナ禍においてオンライン化が加速し、リアル店舗のあり方も変化していく中で、アパレル業界ではオフラインとオンラインの垣根を超えたOMO* が益々求められるようになりました。
※ OMO = Online Merges with Offline(オンラインとオフラインを統合し、オンラインから店舗、またはその逆の流れでお客様に合ったマーケティング施策を行うこと。)

 



■ OMOを推進するkay meが日本橋髙島屋に出店する理由
 kay meでも、OMOを強化する一環として、日本橋髙島屋へ出店することを決定いたしました。今回、日本橋髙島屋と連携し合えると感じた主なポイントは、次の3点です。

1つ目 顧客層が居住する好立地!
 今回出店する日本橋エリアは、kay meのお客様が最も居住しているエリアであることが弊社独自の調査より明らかになっています。お客様の居住地から近いエリアへの出店は、オンライン上だけでは補いきれない体験やご提案、サービスなどを店頭にて迅速に提供することができ、お客様の満足度や利便性を考えるに最適の場所と言えるのです。
 また、現時点で弊社のEC化率は40%を超えていますが、オンラインとオフラインを融合したOMO施策により、EC売上だけでなく更なる店舗への送客も期待できると考えています。

《近場の人に便利なOMO施策》
①試着便の返却スポット
kay meのECサイトでは、10年前の創業以来、買わずに試せる「試着便」サービスhttps://kayme.com/jp/try-and-buy/)を展開していますが、より快適にお買い物をお楽しみいただくため、kay meの各店舗でも試着便の返却ができるようなオペレーションシステムを導入しています。店舗とECの在庫データや販売データを統合することで、リアルタイムに変動する在庫の迅速な対応を実現しています。

 

②クリック&コレクト

 kay meでは「クリック&コレクト」の一種である「BOPIS」という仕組みを採用し、ECサイトで注文した商品や試着便をリアル店舗で受け取ることが可能になりました。オンライン上でアイテムを検索し、お客様のご都合に合わせて店頭でアイテムの試着や受け取りができることで、忙しい顧客層にとっては負担の軽減になり、店舗にとっては来店機会の創出となります。
※BOPIS=「Buy Online, Pick-up In-Store」の略で、ECサイトで商品を購入して店舗で受け取るというサービス、あるいはそのようなショッピング形式のこと

③スタイリング相談
kay meでは「スタイリング相談」https://kayme.com/jp/book/stylist/ )というサービスも展開しており、オンライン上で希望の日程、店舗、スタイリストを指定して予約することが可能です。お客様一人一人のお悩みやご要望に合わせて、パーソナルスタイリストがご提案することで、店舗でしか体験できない付加価値をお客様に提供することができるのです。


2つ目 インスタライブなどデジタル施策に積極的!
 髙島屋は、インスタライブやショートムービーなどのデジタル施策へ積極的に取り組んでいる先進的な百貨店であるということも今回出店を決めた理由の一つです。kay meでは、店舗スタイリストが自社公式Instagramアカウントにてライブ配信を行い、視聴者からのコメントに対してリアルタイムで質問への回答や着回しの提案を行うなどして店舗さながらの接客をオンライン上で実現しました。また、インスタライブのアーカイブを自社ECサイトにも掲載(https://kayme.com/jp/archive/insta-live)し、そのまま購入ページに誘導することでEC売上を拡大しています。 
 


 ライブ配信開始(2021年5月)以降、Instagram経由のEC売上* は増加傾向となっています。※Instagram経由EC売上=Instagramとインスタライブアーカイブページ経由の売上
 

 

 また、インスタライブを活用したオンライン接客は、ECの売上アップだけでなく店舗への送客や店舗売上にも貢献しています。インスタライブへの出演回数が多いスタイリストほど、店舗での売上成長率も高くなる傾向があり、インスタライブによる「スタイリストの認知向上・ファン化」の効果も実績としてあらわれています。

 


3つ目 サステナブルな消費スタイルを持つ百貨店顧客と好相性!
 大手百貨店の富裕顧客層は、環境や社会に配慮した商品を選ぶ「サステナブル消費」をする傾向も見られています。
 kay meでは、創業当初から「セールをしない」「廃棄もしない」というポリシーを掲げ、サステナブルなものづくりに取り組んでいます。中でも「衣料廃棄ゼロ」を維持するため、お客様のご意見をアイテムの企画・生産に活かす取り組みとして、オンラインによる「アイテムサーベイ」を実施しています。


 また、インスタライブにおいても「サーベイ連動企画」として、リアルタイムでお客様からのリアルなご意見を拾うなど、新商品の生産前段階で定量的・定性的にお客様にアンケートを実施し、より精度の高い需要予測に基づく「無駄のない生産体制」で、昨今アパレル業界で問題提議されている「衣料廃棄ゼロ」を実現し続けているのです。
 このようなサステナブルなものづくりは、消費行動において価格の安さだけを判断材料としない百貨店の富裕顧客層の「共感」を得やすく、その後もLTVの高い顧客となる可能性が高いことが挙げられます。
【kay me 2021秋冬アイテムサーベイ】
実施期間:2021年8月13日(金)~8月27日(金)
実施サイト:kay me オンラインサイト( https://kayme.com/jp
リンク:https://instantelegance.typeform.com/to/LwDG1JNS 
回答方法:画像下の「はい」「いいえ」をタップ(クリック)
※「コロナ禍における『管理職系』女性の実態調査」レポートも配布!
レポートをご希望の方は下記のお問合せ先までご連絡ください

サステナブルな取り組み:
https://kayme.com/jp/kaymedia/manufacturing/sustainable/ 


■ グローバルなIT人材で成長を支える
 kay meは、多国籍からなるIT人材により越境ECもインハウスで運用し、グローバルマーケットにもリーチしています。システム開発においても、OMOを支える各種システムを一気通貫していることで、オンラインとオフラインの垣根を越えて、日本でも海外でもいつでもどこからでもアクセスできるシームレスな購買体験を実現しているのです。
 今後も、より良い顧客体験を提供するため「データ」×「テクノロジー」を掛け合わせ、更なるOMOを推進してまいります。

日本語ECサイト(https://kayme.com/jp/)|英語版ECサイト(https://kayme.com/


【kay meとは】

「挑戦する人を応援する」を事業開発コンセプトに、自宅洗えるストレッチ素材のスーツやワンピースなどのアパレル・バッグ・ジュエリーを展開する日本製D2Cブランドです。忙しくて社交的な女性のために、スーツやワンピースなど全アイテムが自宅で洗濯ができ、アイロン不要でシワにならない高品質なプロダクトを提供しています。また、糸や裏地まで伸縮性のある素材を採用し、長時間着ていても「カラダがラク!」、そしてコーディネートを考える時間も省ける「時短性」の高い同素材シリーズを展開。また、日本の高く精巧な技術や伝統美を後世に継承するため、アイテムは「100%日本製」にこだわり、その匠の技により女性のカラダを美しく魅せるパターンを実現し、グローバルサイトや国内12店舗を中心に世界の女性に支持されています。

さらに詳しくは、こちらの動画をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=zOAtoqS_DqA 

【会社概要】
会社名:kay me(ケイミー)株式会社
設立:2008年1月(事業開発コンサルティング会社として)
創業:2011年3月(kay me 創業)
代表者:代表取締役 毛見 純子
所在地:東京都中央区銀座4-3-10銀座中央ビル7階
店舗:オンラインサイト https://kayme.com/jp/ 
ほか12店舗(銀座本店、有楽町店、新宿店、小田急新宿店、横浜店、
羽田空港店、梅田店、阪神梅田店、京都店、名古屋栄店、福岡店)
※2021年9月1日に日本橋店(東京・日本橋髙島屋)オープン予定

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次回プレスリリース予告
「コロナ禍における『管理職系』女性の実態調査レポート発表!」
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【代表者略歴】 毛見 純子 (けみ じゅんこ)

代表取締役 毛見純子
大阪市出身 早稲田大学第一文学部史学科卒業
幼少のころ大阪で呉服屋の祖父母を見て育つ。
大学卒業後、新卒でベネッセコーポレーションにて営業およびマーケティング職を、その後、プライス ウォーターハウスクーパースにて組織人事コンサルタントを経験。その後、ボストンコンサルティンググループにて、経営戦略コンサルタントとしてIT情報通信、製薬企業などのコンサルティングに従事。
2008年マーケティングコンサルティング会社を立上げ代表に就任。おもに金融、IT情報通信、エネルギー産業に対する新規事業開発サービスを提供。
その後、2011年にkay me事業を開始。2015年英国法人を設立。プロデューサーとともにリードデザイナーも務める。2016年 日本政策投資銀行「DBJ女性起業大賞」、2017年JNB「グローバル大賞優秀賞」、2015年英国商業商工会議所「2015アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」、2014年MITベンチャーフォーラムグローバルストラテジー部門優秀賞などを受賞

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会社概要

kay me 株式会社

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URL
https://kayme.com/jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区銀座4-3-10 銀座中央ビル7階
電話番号
03-6228-6829
代表者名
毛見純子
上場
未上場
資本金
-
設立
2008年01月