新潟食料農業大学 × 今代司酒造、産学連携で生まれた 清酒『胎内ししのくらの森』発売!
「ししのくらの森」から酵母の分離・育種に成功。酵母・米・水 オール胎内市産の日本酒
新潟食料農業大学の研究チームが胎内市の「ししのくらの森」で採取した酵母を分離・育種に成功。この「ししのくらの森酵母」に、新・新潟県の名水の一つである胎内市のどっこん水、胎内市産の酒米五百万石を使用し今代司酒造が醸造した、オール胎内産としては初となる清酒『胎内ししのくらの森』が完成しました。
- 取り組みの経緯
この取り組みは、新潟食料農業大学の地域密着型実践教育の一環として行われた事業です。胎内市の名所や特産物から清酒醸造に適した酵母を分離し、それを使用したNAFUブランドのオリジナル清酒の製造により、胎内地域の活性化と知名度向上に貢献することを目的としたものです。
今回、胎内市の名所であるブナの巨大異形樹で有名な「ししのくらの森」とハマナスの群落と夕日鑑賞スポットとして有名な「はまなすの丘」から、清酒製造に利用可能な酵母の候補株の分離に成功。その後清酒の製造に適した酵母となるよう育種改良し、「ししのくらの森酵母」が生まれました。
今代司酒造では、産学連携事業として清酒製造面で協力。「ししのくらの森酵母」、胎内産の酒米「五百万石」、胎内市の名水「どっこん水」を用いて、酵母・米・水と、原料のほぼ全てが胎内市に由来するNAFUブランド・胎内オリジナルの清酒が完成しました。
次年度以降は「はまなすの丘酵母」を使用しての清酒製造を目指し、産学連携の取り組みを継続していく予定です。
- 清酒『胎内ししのくらの森』について
今回製造した清酒『胎内ししのくらの森』は、今代司酒造の直売店およびオンラインショップにて、数量限定で販売致します。
【清酒『胎内ししのくらの森』】
内容量 :720ml
原材料名 :⽶(新潟県産)、⽶麹(新潟県産⽶) ※胎内市産五百万石100%使用
精⽶歩合 :65%
アルコール分 :17度
参考⼩売価格 :1,980円(税抜 1,800円)
販売期間 :2022年3⽉30⽇(水)より販売、無くなり次第終了
【販売店情報】
●今代司酒造 直売店
所在地 : 新潟市中央区鏡が岡1-1
営業時間: 平⽇13:00〜17:00、⼟⽇祝 9:00〜17:00 (年末年始休業)
電話 : 025-245-0325
※営業時間は変更となる可能性があります。 最新の営業状況は今代司酒造HPにてご確認いただけます。
http://imayotsukasa.co.jp/info/
●今代司酒造 直営オンラインショップ
『胎内ししのくらの森』ページ
https://www.imayotsukasa.com/SHOP/shishinokura.html
- 新潟食料農業大学、今代司酒造について
https://nafu.ac.jp/
日本および世界の食料産業には、生産、加工、流通、販売までの切れ目ない繋がり「フードチェーン」全体を理解し、各段階の専門知識・技術を併せ持つ人材が必要不可欠です。そこで本学では「フードチェーン」を一体的に学ぶ共通課程とそれぞれの専門性を高めるコース課程(アグリ、フード、ビジネス)の2つの課程を連動させ、高度な専門知識・技術と「食」「農」「ビジネス」に関する総合知識・技術を兼ね備えた”食のジェネラリスト”を育成しています。
◇食料産業学部食料産業学科
【学部の特徴】
1年次はフードチェーン全体を見渡し、じっくりと自分の進路や専攻を考えられるカリキュラムを設置しています。また、2年次からはアグリ・フード・ビジネスの3つのコースで専門的な知識・技術を修得します。4年間を通して食料産業全体を理解し、自分の将来像に合わせた3つのコースの学びでこれからの食の未来をつくる人材を育成します。
<今代司酒造>
http://imayotsukasa.co.jp/
むすぶ お酒を
今代司(いまよつかさ)酒造は1767年創業。日本一の蔵元数を誇る新潟県内において、玄関口である新潟駅から歩いて行ける距離に蔵を構えています。少しでも多くの方々によりいっそう地酒に親しめる環境をご提供したいという思いで酒蔵案内も毎日行っており、多くのお客様にお越しいただいています。
酒造りを見直したいと2006年からアルコール添加を一切行わない全量純米仕込みに切り替えました。純米大吟醸、純米吟醸、純米酒と、純米だけを作る純米専門の酒蔵として、個性を大切にした酒造りに取り組んでいます。
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