【武蔵野大学】学生の学修成果を可視化し、検証できるアセスメントテスト「GPS-Academic」を2021年4月本格導入!
ー2050年の未来社会で活躍する人材育成を推進ー
武蔵野大学(東京都江東区・西東京市)は、(株)ベネッセi-キャリア社が提供するアセスメントテスト「GPS-Academic」(GPS:Global Proficiency Skills program)を令和3年4月から導入しました。大学教育での学修成果を可視化することで学生の成長を促進させ、2050年の未来社会で活躍する人材育成をさらに推進していきます。
【本件のポイント】
- GPS-Academicを大学教育や大学改革の成果指標として活用する
- 教員は学生の学修成果について把握し、効果的な指導やコミュニケーションが可能
- 学生は学修成果の可視化を通して自身の強み、弱みを客観的に把握し、学修行動の強化・改善につなげる
【本件の内容】
武蔵野大学では大学教育の内部質保証の実質化のために成績評価や授業評価アンケート、学修成果や卒業要件の達成状況(単位取得状況、GPA等)、学生の進路(就職率/希望進路達成率や進学率など)、学生生活実態調査、資格・免許の取得状況、外部客観テスト(TOEIC等)を機関(大学全体)、教育課程(学部・学科・研究科等)、科目(授業・科目)の3つのレベルで測定・評価し、教育改善につなげてきました。その中で課題として思考力等を客観的に測定できないこと、大学教育を通じて身につけた能力(身につけるべき能力)を継続して評価できないことが挙げられていました。
そこで「GPS-Academic」を導入することで、教職員には「学生の実態を客観的に把握し、学内の取り組みのPDCAを回すための材料」として、学生には「今すべきことを認識し、自らの成長に向けた行動を起こすきっかけ」として活用し、未来の世界を担うCreativeな知をカタチにできる人材育成を目指します。
【GPS-Academicとは】
2018年から開始した大学教育を通じて身につけるべき能力を客観的に評価することができるオンライン型のテストです。 客観的な能力としての「思考力」の評価と、問題解決に向かう「姿勢・態度」の評価、問題解決の力を培う「経験」の行動面での自己評価、学生の満足度など意識を測る「アンケート」から構成され、学生を多面的に評価することができます。
*学部共通で保証すべき汎用的スキルを測定します
*音声や動画を用いた出題形式で、日常シーンでの思考力が測れます
*スコア型の絶対評価で、成長を可視化できます
*客観評価と主観評価のギャップを可視化できます
*受検後、即時に成績票を確認できます
*受検結果を、就職準備・就職活動に利用することができます
*大学内、自宅での受検の両方に対応しています
【コメント】
■教育企画部長 和賀 信之
本学では、全学・各学部学科でディプロマポリシー(DP:学位授与方針)を定めて以来、それに沿って学生の能力を高めていくプログラムと評価方法の開発を進めてきました。これまでは3・4年次に実施している学科ルーブリック(評価基準)で学生の自己評価と教員の評価を行い、DPの到達度を検証してきましたが、ゼミのない学科が多い1・2年次において、大学の施策を評価する方法がなく、今回の導入に至っています。昨年実施した先行導入では、グループワークを多く取り入れている学科生のレジリエンス(外的障害への耐性力)等の値が高くなっており、これらの結果を経年で分析していくことで、施策の評価の一助になると考えています。
【関連リンク】
■武蔵野大学3つの教育方針とアセスメントについて:
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/basic/policies/assessmentpolicy.html
【武蔵野大学について】
武蔵野大学有明キャンパス1924年に仏教精神を根幹にした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に改名。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し12学部20学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数12,000人超の総合大学に発展。また2021年4月に日本初の「アントレプレナーシップ学部」、全学生「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせるなど、2024年の創立100周年とその先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp/
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