ケイデンスとGoogle、ChipStack AI AgentによるGoogle Cloud上でのチップ設計・検証基盤を強化
Geminiを統合した「ChipStack AI Super Agent」による自動化で次世代のエージェント駆動型設計を推進
ケイデンス(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、Nasdaq:CDNS)は、4月15日(米国時間)、大規模言語モデル「Gemini」を活用したGoogleとの戦略的協業を発表しました。
本協業により、ケイデンスはエージェント指向の設計自動化への移行をリードする立場を確立し、次世代のチップ設計および検証に向けた、エージェント駆動型でスケーラブル、かつクラウドネイティブなプラットフォームを実現します。
Cadence® ChipStack™ AI Super Agentは、ケイデンスのEDAソリューションとAIエージェントによる高度な推論を統合し、デジタル設計・テストベンチ開発・検証計画・リグレッション管理・自動デバッグといった各工程において、最大10倍の生産性向上を実現します。
EDAツールのネイティブ実行可能なAI Agentにより、設計チームは開発サイクルを大幅に短縮し、作業効率を向上させ、テープアウトまでの期間を加速することが可能になります。
■ケイデンスコメント
Paul Cunningham(senior vice president and general manager)
「Google Cloudとの今回の協業は、AI主導の設計自動化をスケールさせるうえでの大きな前進です。Cadence ChipStack AI Super AgentをGeminiと統合することで、大規模言語モデル(LLM)の推論能力と、ケイデンスの世界最高水準のEDAエンジンを融合させ、次世代のエージェント指向設計を推進します。これにより、お客様に飛躍的な生産性向上と高品質な設計成果を提供します。」
ChipStack AI Super Agentの中核には、革新的な「メンタルモデル」技術があります。本技術は、ケイデンスの既存技術を通じて高度なエージェント型推論を可能にし、EDAツールを駆動することで、大規模言語モデル(LLM)が生成するコンテンツの品質と正確性を向上させます。
Google Cloudとの協業を通じて、ケイデンスはGemini対応のChipStack AI Super AgentとEDAエンジンとの統合をさらに強化し、生産性と設計成果の品質の両面において大幅な向上を実現しています。
本協業では、Google Cloudの安全かつ柔軟に拡張可能なコンピューティング基盤を活用し、Geminiの大規模言語モデル(LLM)による推論、ケイデンスのEDAツール、そしてChipStack AI Super Agentに必要な演算リソースを提供します。これにより、エージェント駆動型のチップ設計および検証を実現する「クリック・トゥ・デプロイ」のエンドツーエンド・ソリューションが可能となります。
ChipStack AI Super Agentは現在、Google Cloud Marketplaceにて提供中です。
https://console.cloud.google.com/marketplace/product/cadence-public/cadence-chipstackps
※本プレスリリースは、2026年4月15日に米国で発表されたプレスリリースを日本語に翻訳したものです。内容および解釈については、英語版が正式なものとされます。
ケイデンスについて
ケイデンスはAI分野とデジタルツインのマーケットリーダーであり、シリコンからシステムまでのエンジニアリング設計においてイノベーションを加速させる演算ソフトウェアのアプリケーションのパイオニアです。ケイデンスのIntelligent System Design戦略に基づくケイデンスの設計ソリューションは、ハイパースケールコンピューティング、モバイル通信、自動車、航空宇宙、産業、ライフサイエンス、ロボティクスなど、幅広い市場に対応するチップから電気機械システムまで、世界をリードする半導体およびシステム企業が次世代製品を構築するために不可欠なものです。2024年、ケイデンスはWall Street Journal紙により、世界で最も優れた経営を行っている企業トップ100に選ばれました。ケイデンスのソリューションは無限の可能性を提供します。ケイデンスに関する詳細についてはcadence.comをご参照ください。
この件に関する問い合わせ先
フィールド・マーケティング部
TEL: 045-475-2311 FAX: 045-475-2218
E-mail: japan_pr@cadence.com
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