【人気ワークショップを私立中学校で初開催!】創立137年の歴史を持つ福岡女学院にて、新感覚ダイアログワークショップ「視覚障害者からの問いかけ」を大規模開催ーイベントレポート掲載のお知らせー
一般社団法人PLAYERS(以下、PLAYERS)は、創立137年の歴史を持つ私立女子中学校である福岡女学院中学校(https://www1.fukujo.ac.jp/)にて、2022年1月20日(木)に、心の声に耳を傾ける新感覚ダイアログワークショップ「視覚障害者からの問いかけ」を、中学3年生80名に対して、人権学習の一環として開催しました。
なお、本ワークショップの学校での共同開催は初の試みとなります。
なお、本ワークショップの学校での共同開催は初の試みとなります。
【当時の詳細イベントレポートはこちら】
https://www.players.or.jp/post/220203
<実施概要>
- 日時:2022年1月20日(木)11:00-11:50
- 視覚障害者:3名
- 参加者:福岡女学院 中学3年生 80名
- 場所:福岡女学院中学校・高等学校 シオン館・Zoom
- 運営サポート:一般社団法人PLAYERS
<プログラム>
①自己紹介
↓
②「視覚障害者からの問いかけ」スタート
1) 目の見えない人とデートするならどこに行きますか?
2)友達に助けを求めた事がありますか?
3)入試当日、駅まできてお財布を忘れたことに気がつきました。スマホもバッテリー切れ。さあどうしますか?
(A. 交番に行くB.駅の改札で相談するC.近くの大人に助けを求めるD.受験をあきらめる)
↓
③質疑応答
<当日の様子>
3人の視覚障害当事者から自己紹介の後、zoomのウェビナー形式を用いて、ワークショップがスタートしました。
最初の質問は「目の見えない人とデートするならどこに行きますか?」。生徒たちからは、「水族館」「おうちデート」「アイスを食べに行く」といった等身大の答えが行き交うと、当事者から「目が見えないからどこに行く、と考えるよりも、好きな人と行きたいところに一緒に行こうって言ってもらえるのがうれしい。だからどこでも楽しめますよ」と感想が。教室とzoom画面の両方に笑顔があふれ、いきいきとした対話が生まれました。
このワークショップを通じて、視覚障害に対する生徒たちの意識は大きく変化しました。
終了後のアンケート結果では、
「 視覚障害者をどのくらい身近に感じますか?」という質問に対し、実施前は「とても身近に感じる・身近に感じる」が17.5%だったところ、実施後は76.4%に大幅に増加。
また「視覚障害者に声かけをしたことがありますか?」という質問に対して実施前は「はい」が9.1%だったのが、実施後に「 今後、街中などで視覚障害者を見かけた時に声かけをしてみようと思いますか?」という問いに対して「とても思う・思う」が93%という結果になりました。
(※詳細はPLAYERS HPを参照→https://www.players.or.jp/post/220203)
<生徒の声・アンケートより>
「とても楽しい雰囲気で、もっとお話を聞きたかった」
「ドラマを見て気になっていた疑問点などが多くあったので、知ることができてとっても面白かった」
「もし自分だったらと考えるいい機会になった」
「人に声をかけるのは苦手だけど、これからは勇気を出して声をかけようと思った」
「障害のある方に、もっともっと私たちのことを頼ってもらってもらいたいなと感じた」
「これから障害のある方だけでなく、困っている人を見かけたときには話しかけていこうと思う」
<担当教諭 柿原寿人さん>
『当事者の方のお話を聞くという授業はこれまでも実施してきましたが、「聞かれる」という経験は生徒たちにとって新鮮だったのではないでしょうか。人権学習や道徳の学習は、どうしても教科書や映像の中の話としてとらえてしまい、自分事になりにくいものですが、聞かれて、考えて、答えるという行動は、すでに自分事になっている。授業の様子やアンケートの結果を見ても、意識を変える大きなステップになったことを確信しました。実施できて本当によかったと思います。より良い社会にするためには、まずは「知ること」から。』
PLAYERSは今後も、オンラインでも様々な場・機会でワークショップを提供していきます。
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■福岡女学院「視覚障害者からの問いかけ」オンラインワークショップ開催詳細レポート
→ PLAYERS リンク https://www.players.or.jp/post/220203
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一般社団法人PLAYERS
PLAYERSは「一緒になってワクワクし 世の中の問題に立ち向かう」をスローガンとした、プロトタイピングチームです。
社会が抱える様々な問題に対し、当事者との共創ワークショップを通じて、リサーチ・アイディエーション・プロトタイピングをアジャイルで実行します。 また、ヴィジョンに共感いただいた企業と連携し、社会実装を推進することで、問題を解決へと導きます。
https://www.players.or.jp/
<主な活動実績>
2019年 日本財団「ソーシャルイノベーションアワード2019」ファイナリスト(&HAND)
2019年 JR西日本「UMEKITA INNOVATION CHALLENGE」優秀賞(VIBLO・BLIND ATTENDANT)
2018年 「KIDS DESIGN AWARD」 受賞(&HAND)
2017年 LINE「LINE BOT AWARDS」グランプリ(&HAND)
2016年 Google「Android Experiments OBJECT」グランプリ(スマート・マタニティマーク)
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【ご取材募集中】
PLAYERSでは、「視覚障害」関連プロジェクトを進行中です!
PLAYERSでは、“心の声に耳を傾ける”新感覚ダイアログワークショップである「視覚障害者からの問いかけ」
(https://toikake-blind.jp)プロジェクトのほか、大手スポーツメーカーと全く新しい「白杖」プロジェクトを、視覚障害当事者のメンバーも含めて進行しています。
これらのプロジェクトも、正式発表前からのご取材もご相談可能ですので、ぜひお気軽にお問合せくださいませ。
- <ご取材可能なもの>
- PLAYERSやPLAYERSメンバーについて
- 視覚障害当事者メンバーへのご取材
- 進行中のプロジェクト(「視覚障害者からの問いかけ)や、スポーツメーカーとの「新白杖」プロジェクトなど)
https://www.players.or.jp/post/210409
■参考プロジェクト:新感覚ダイアログワークショップ「視覚障害者からの問いかけ」
「視覚障害者からの問いかけ(ベータ版)」レポート
https://www.players.or.jp/post/200811
■参考プロジェクト:「ブラインドサッカー日本選手権」でのボランティア体験会レポート
https://www.players.or.jp/post/2019017
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