【“Z世代”理系就活生は、知名度より専門性!】企業からのオファー受諾の理由、「研究・専攻内容が活かせそうだから」が「もともと興味のある企業・業界」の2倍

23卒理系学生アンケート調査

株式会社テックオーシャン

TECH for Societyの実現を目指し、理系学生採用支援を行う株式会社テックオーシャン(本社:東京都千代田区、代表取締役:長井裕樹)は、2021年11月9日~2021年11月14日に理系学生(23卒理系学生・大学院生)に対して就活実態を調査し、294名の調査結果を得ました。
就活ナビサイトとオファー型採用の利用に関するアンケートを通して、現在就活中の学生がどのようにサイトを活用しながら就職活動を進めているのかの実態をまとめています。
■アンケートTopics
(1)就職ナビ・オファー型サービスは「2~3日に1度」、その他サービスは「週に1度より少ない」利用頻度が最多
(2)就職ナビを利用する理由は「掲載企業数が多いから」「エントリーしたい企業があったから」が2大Top
(3)約80%の学生が「企業から直接オファーが届く」ことをオファー型サービスに期待
(4)「あまり知らなかった企業・業界のことを知れる」が学生にとって、オファー型サービスの最大の利点
(5)研究・専攻内容が活かせそうであれば、もともとは興味がなくてもオファー受諾につながる

(1)就職ナビ・オファー型サービスは「2~3日に1度」、その他サービスは「週に1度より少ない」利用頻度が最多
Q.登録している就活サービスについて、それぞれのログイン頻度を教えてください

利用頻度に関する質問では、就職ナビ・オファー型サービス共に「2~3日に1度」の回答者が多くなっている。一方で就活クチコミサイト、企業の評価サイト、ビジネスSNSには「週に1度より少ない」の回答者が多くなっている。前者は選考状況やオファー・メッセージのやり取りなどをこまめにチェックする必要があり、後者は学生が情報が欲しい時にチェックを行うという活用方法の違いによるものだと考えられる。

(2)就職ナビを利用する理由は「掲載企業数が多いから」「エントリーしたい企業があったから」が2大Top
Q. 就職ナビを利用している理由を教えてください(複数回答)

就職ナビを利用している理由では、「掲載企業数が多いから」が一番多く、次いで「エントリーしたい企業があったから」が多くなっている。また、その他の回答には、「登録しないと参加できない説明会があったから」「早期選考の案内があるから」などがあり、学生が希望する業界や職種に関する企業を探したり、関心のある企業にエントリーするために就職ナビサイトが利用されていることがわかる。

 


(3)約80%の学生が「企業から直接オファーが届く」ことをオファー型サービスに期待
Q. オファー型サービスを利用している理由を教えてください(複数回答)

オファー型サービスを利用している理由に関しては、約80%の学生が「企業から直接オファーが届くから」と言う回答を選択している。学生が自分から企業にエントリーする従来型の就活スタイルとは異なる“企業側からオファーが届くというスタイルそのもの”に興味を持った学生が多いことがわかる。
また、就職エージェントなどに企業との仲介役をしてもらうのではなく、学生が企業と直接つながりを持ち、やり取りをダイレクトに行えることにも期待をしている可能性がうかがえる。

(4)「あまり知らなかった企業・業界のことを知れる」が学生にとって、オファー型サービスの最大の利点
Q. オファー型サービスを利用して良かったと思う点を教えてください(複数回答)

実際に利用した上で良かったと思う点では、「あまり知らなかった企業・業界のことを知れる」の回答者が一番多く、自分の知らない企業・業界のことをより知っていきたいという志向性があることがうかがえる。
また、理系学生は研究や実験、論文作成にかなりの時間を費やしている傾向が強く、「研究などで時間がない中で、効率的に就活できる」ことを評価している学生も半数近くいる。
その他の回答には、「自分に自信がつく」「スカウトが来るとうれしい」「限定イベントがある」「プロフィールの内容を練ることがESの対策にもつながる」などがある。

(5)研究・専攻内容が活かせそうであれば、もともとは興味がなくてもオファー受諾につながる
Q. オファーを受け取って、「受諾した」理由をお答えください(複数回答)

オファー受諾の理由は「研究・専攻内容が活かせそうだから」の回答者が一番多く、理系学生ならではの回答になっている。次いで、「知らない企業だったが、オファーを通じて興味を持った」の回答が多い。
研究・専攻内容が活かせそうなオファーであれば、もともとは興味がなかった企業・業界からのオファーでも受諾している姿勢がみられる。よって、オファー内容で学生に“専門性を活かす場があることをどれだけ伝えられるか、興味を持たせられるか”が重要となると言える。

■テックオーシャン代表取締役 長井の総括

今回はオファー型サービスを中心に、就職ナビやオファー型サービスの利用に関する学生の志向性を調査しました。調査によって、理系学生はただオファーを1通ずつ受け取っているというわけではなく、「オファーを受け取ることを就職活動を進める上での1つの道しるべや助けとしている」という積極的な姿勢が浮かび上がってきました。
オファーを通して、学生のどのようなところを企業が評価しているのかをダイレクトに知り、ESなどのブラッシュアップにつなげていることはZ世代ならではの就活と言えるのではないでしょうか。
大学で学業に集中して打ち込む中だけでは得られにくい、他者からの客観的な評価を受け取ることで、自身の専門性やスキルに揺るぎのない自信を持てるようになると考えられます。

星の数ほどある企業の中から1つの就職先を選ぶ就職活動の中で、オファー型というサービスを“上手に”効率よく利用しながら、学生にとっても企業にとっても最適な出会いを掴み取り、より良い未来づくりに自身の専門性を活かしていってほしいと思います。

■調査概要
・調査対象:全国の理工系学生(23卒学部生・大学院生)
・調査方法:アンケート調査(無記名式)
・調査期間:2021年11月9日~11月14日
・有効回答数:294名

本調査結果の詳細は下記URLよりダウンロードいただくことが可能です。
https://biz.techoffer.jp/whitepaper/202111_hrservice/

※当調査内容を引用する際は、「テックオーシャン調べ」とクレジット表記していただきますようお願いいたします。
※当調査に関する取材お問合せは下記まで
(当リリースに関して、テックオーシャン代表取締役 長井へのインタビューのご要望も下記までご連絡ください)
Tel:03-6383-0433
E-mail:morikawa-s@techocean.co.jp
(広報担当:森川)

■理系採用ツール TECH OFFER

TECH OFFERの利用企業数は現在250社。TECH OFFERでは、機械、電気電子、情報系、化学系、建築土木系などのサービス利用学生に対して、所属大学や学歴、出身都道府県、希望職種、技術スキル、性格特性等に応じて声掛け型の採用アプローチを自動で行えるほか、事業部ごとや事業所ごとにアカウントを持ち採用活動を展開することが可能となっている。
これを支えるのは日本全国の大学研究室及び大学教員約40,000人とそこに紐づく約100万件の技術キーワードを収集した国内最大規模のデータベース。例えば、工場の自動化などに役立つ”画像処理”、”画像認識”、”IoT”などのキーワードを設定することで、それぞれのキーワードを研究の中で取り扱っている大学研究室に自動アプローチができる仕組みとなっている。
理系学生の採用においては技術スキルや素養を評価してのアプローチが学生から求められる傾向が強く、TECH OFFERの活用により技術切り口などで自社の魅力を伝えて採用につなげることができたという喜びの声が多数発生している。

TECH OFFER: https://biz.techoffer.jp/
テックオーシャンHP: https://techocean.co.jp/

※サービス導入事例や理系採用ノウハウ集等は株式会社テックオーシャンのHPをご覧ください

【TECH for Societyとは】
学生をはじめ、あらゆる人々が身につけた「TECH(Technology&Technique)」が正しく評価され、「TECH」と「人・企業・社会」、「TECH」と「TECH」が最適な形でつながっている社会のこと。
テックオーシャンはそれらをつなぐ「Hub」でありたいと考えています。

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会社概要

株式会社テックオーシャン

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URL
https://biz.techoffer.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都文京区後楽2-2-23 住友不動産飯田橋ビル2号館 7階
電話番号
03-6383-0433
代表者名
長井裕樹
上場
未上場
資本金
3億5000万円
設立
2018年06月